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(中東のアルジャジーラが、日本のTwitterで起きている「#ISISクソコラグランプリ」を報じる)
『ダイ・ハードの最終版』アメリカ人の地理や放射能に対する知的レベルを疑う(B層向けの嘘八百の荒唐無稽なフィクションにしても限度が有る)
27年まえの1988年に公開されたハリウッド映画ダイ・ハードは日本企業のハイテク高層ビルを占拠した凶悪な武装テロリスト対ニューヨーク市警のマクレーン刑事の壮絶な戦いを描いて、アクション映画として大成功した超娯楽作。脚本が素晴らしく絵空事には見えない手に汗握る臨床感があった。
当時のブルース・ウィリスには髪の毛がふさふさしていたが時間の経過は残酷で今は完全なスキンヘッドである。
ダイ・ハードの最終作が2月1日(日曜日)に地上波でも放送されたのですが・・・モスクワを舞台にしたカーチェイスが延々と続き車を大量に意味無く潰す場面には途中で飽きてくる。何事にもほどほどと言うものがあり、アメリカ的な大量生産大量消費にも限度が有る。
ロシアのモスクワから軍用ヘリで逃亡した悪党を追ってウクライナのチェルノブイリ原発の跡地に自動車で追いかけるが、何と同時間に到着している。アメリカ人の頭の中では、自国のアメリカ以外は地球儀が数十分の1以下の大きさなのです。
最後の悪党との対決場面は放射能に汚染されたチェルノブイリの原子炉なので、フクシマでお馴染みになった宇宙服の様な防護服を着用している。
ところが幾らハリウッドの娯楽映画とは言え、安直な『中和剤』なるものが登場して恐ろしい放射能が霧散して完全無害化する設定なのです。
原子の崩壊過程で出てくるヘリウムの原子核のアルファ線や電子の流れであるベーター線、電離作用が有る電磁波のガンマ線などの放射能と、能天気にも単なる毒物を混同しているのですから無茶苦茶。批判する言葉も無い。
こんなものを厚かましくも、アメリカの映画館ではよくも金を取って平気でアメリカ人に見せられるものだと感心する。
『#ISISクソコラグランプリ』
ISISがネットで公開した映像が合成のクソコラだったかどうかと、『実は生きている』などの後藤健二氏の生死とは無関係であり『結論』を早計には断定出来ないし、するべきでない。
たぶん戦場で武器を持っているところを捕まった湯川氏は、早い段階で殺されていた可能性が有るし、救出に向かった後藤氏も同じです。
多分殺害自体は本物です。ただし、ISIS映像は限りなくニセモノ(クソコラ)に見えます。
2人の主張ですが、普通の常識ならスパイ以外の何ものでもないのですから、一番危険な立場なのです。スパイなら、殺される確率は普通の兵士以上である。今回のように戦場で拘束されるとほぼ殺されます。
ところが日本国内では2月1日にISISが殺害ビデオ(クソコラ?)発表で新聞号外が出て、首相官邸には半旗が掲げられる大騒動。余りにもうそ臭いのである。
『愉快な大槻義彦早稲田大学名誉教授』
2015-02-01 大槻義彦名誉教授は『月の石』と題して、『アメリカの月探査について・・大槻先生は、人類は月に行っていない事を肯定するかのように、地球に持ち帰った月の石について、地球に持ち帰った月の石は、地球の石となんら成分が変わらないので、アポロ計画は、捏造であると、言っておられましたが、そのことについて、大槻先生の考えを教えてください。』
との質問に対して、
『アポロ計画の月着陸はねつ造だ、などと一口も言っていません。私の発言の内容は『月から持ち帰ったと言われて当時東大にも配られた月の石は東大物性研究所で研究されたが、地球の石と比較して何も特別な目新しいことはなかった。
したがって当時の大学院生たちはアメリカから世界に配ら得れた月の石は、はたして本物だったのか、という疑いを持った』というものです。
実際私の大学院の仲間も数人この物性研で月の石の研究をして、何の成果も出ず、大事な大学院の研究時期を浪費させられました。
TVでは執拗に私が月着陸そのものまで否定させようと誘導尋問しましたがこれについてあからさまなねつ造を発言したことはありません。』
と真面目にこたえている。
この大槻氏の『ニセモノだった月の石』発言ですが、確かにアポロ11号月着陸映像はニセモノだったとは、『一言』もいわなかったのです。
それにしても、大槻さんは何時も愉快ですね。
この『月の石』記事が投稿された日は2月1日ですよ。余りに発言がぴったりな時期なので大笑いです。
(月と地球の表面の組成は同じ玄武岩ですが、46年前のアポロの時代の科学知識とは大違い。月と地球が分離してから46億年の時間の経過で『月の石』が明確に違っていたことが現在では判っている)
『写すアングルが違うと、まったく別の景色が見えてくる』
日本にとっては大事な1月17日の阪神淡路大震災の20周年の記念式典をすっぽかして、たったの4日間の駆け足でイスラム教の予言者ムハンマドを正面から笑い飛ばした不愉快なシャルリ・エブド社の風刺画で苛立つ最悪の時期に中東に外遊した『飛んで火にいる冬の安倍』ですが、愚か過ぎる。、
17日にエジプトで安倍晋三が語った言葉ですが、日本語でも『人道支援』との表現は一つも無い。
安倍首相の国会答弁での『人道援助だ』は余りにも人を馬鹿にした嘘八百である。
(何時もの例ならアリバイ作りに一ヶ所ぐらいは『人道援助』とか『非軍事』の文字を入れるが、今回はゼロだった)
エジプトでは、対イスラム国で戦う有志連動の諸国への財政支援であることを強調していたのですが、この外務省の英語訳は日本語表現よりも、もっと過激に翻訳していたらしい。
丸っきり挑発行為なんですが、この悪事の主役は安倍では無くて日本国の外務省なのです。
日本政府が支援を約束した今のエジプト政府なるものですが 、選挙で選ばれた正当な政権(穏健なムスリム同胞団系)を軍事力で倒した軍部であり、旧政権側の昨年3月に529人、4月に683人に死刑判決を出した軍事独裁であるだけでは無く、欧米国籍のジャーナリストまで拘束している。
(日本が2億ドルの援助を表明したエジプトの政権は、イスラム国に捉えられていた後藤さんが殺害されて、大慌ててエジプト軍事政権は収監していたオーストリラリア人のジャーナリスト3人を釈放した)
1月20日のイスラエルのネタニエフとの会談の後のエルサレムの安倍談話がもっと最悪。まさに『飛んで火にいる冬の安倍』で、完璧に日本が相手側に嵌められているのですよ。
そもそも安倍晋三の立っている演壇には左右後方に日の丸とイスラエル国旗が飾られているのですが、フランスが世界に配信したAFP通信の記事には、安倍の後ろは巨大なイスラエル国旗しか映っていない。
イスラエルをバックにして日本の安倍総理が喋っている風に描いて、世界中に配信しているのですが、これではイスラム過激派に『日本人を殺してくれ』と言っているのと五十歩百歩。
『後藤健二ジョゴ氏の妻の「口封じ」をした外務省の悪事』
毎日新聞の社説ではISIS(イスラム国)の最後のビデオ声明での日本の安倍晋三首相が対イスラム有志連合を支援したとの事実はなく、『日本の場合は人道援助だ』十字軍への参加など『こじ付けだ』と恥ずかしげも無く言い放つ。
『こじつけ』との毎日社説はメディア・リテラシーの低いB層向けの無責任な放言である。正しくは、安倍晋三の『あとづけ』の言い訳に過ぎない。
17日のエジプトの声明でも20日のイスラエルでの発言でも同じで、今までの例ならあった『人道援助』、『非軍事』などの言葉は一つも無い程度は一目で判る。
あまりにも白々しい嘘八百を垂れ流す今の大手新聞などのマスメディアですが、社会の木鐸ではなくて安倍の男芸者をやっているのである。
『後藤さんの兄「非常に残念です』との NHKニュース 2015/02/01 ですが、後藤健二JOGO氏の兄の名前が純一氏であることは伝えるが何故か本名(苗字)を伝えない。健二JOGO氏が実の母親や兄弟で苗字が違う事実を大手のマスコミは伝えたくないのである。
(他のメディアでは後藤純一と実名を正しく書いているところもあるのですから、今回のNHKの態度が余計に不思議)
極限まで右傾化した日本では比較的規制がゆるい女性週間紙とかエロ系のプレイボーイ、日刊ゲンダイなどの主流でないメディア情報が少しは健全であり、面白い情報が書いてある場合が有る。
後藤健二さん 外務省が妻にしていた「総選挙12日前の口止め工作」女性自身 2月3日(火)
大手マスコミと同じで女性週間紙の表現でも『後藤さんの妻』となっており実名は極秘事項なのですが、『妻は、幼児2人を抱えながら独立行政法人で働く、東大大学院修了のキャリア女性だ』と他よりも一歩踏み込んだ重要な情報を伝えている。
しかも記事では、
『この12月2日という日は、衆議院総選挙の告示日でした。12月14日が投票日ですから、その12日前という状況です。じつはこのとき、外務省が後藤さんの奥さんとシリア人の現地ガイドに、厳重に“口止め”をしていたのです』
選挙直前に“日本人人質事件”が発覚すれば、選挙に影響が――。万一にも事件が表沙汰にならないよう、外務省が口止めをしていたというのだ。
・・外務省からの“口止め工作”について、現地ガイドがはっきりと証言しています。外務省は『後藤さんを守るためだ』と言ってきたそうですが、選挙前にこの話が出たら、安倍首相にプラスにはなりません。譲歩して助けても、助けられなくても批判されますから。でも、選挙前に拘束の事実が明らかになっていたら、日本政府はもっとまじめに助けていたかもしれませんね。』
との新聞では絶対に書かれない汚い裏事情を語っている。
『最悪の愉快犯 安倍晋三』
日本政府(菅官房長官)は記者会見で、身代金を用意していたかについて『それは全くない。100%ない』と明確に否定している。
記者の質問に対して、菅官房長官はイスラム国と交渉する気は『全くなかった』と断定している。
それならヨルダンに設置された対策本部は何をするためのものだったのだろう。
日本政府ですが、実際に日本人人質を押さえているISISとの一切の交渉を否定しているのですから、それが真実なら『殺されても仕方がない』人質は『見殺しにする』と決定していたことになる。
そもそも人質を何とかして救い出したいという気持ちが少しでもあれば、今回のような微妙な時期に中東諸国に行こうなどとは考えなかったし、例え行ったとしても無神経に『イスラム国対策』と明言しての2億ドル拠出は躊躇する。
中東は歴訪しても、イスラエルとの親密な関係を誇示する愚かな態度はとらない。有志連合の一員でISを空爆するヨルダンに現地対策本部を作っらない。
安倍首相は拘束されている日本人人質の命の危険どころか、この機会を絶好のチャンスだと捉えて世界に自分を売り込むことができる良い機会だと考えていた。
『週刊ポスト』2月6日号(1月26日配信)の『安倍首相中東訪問 外務省は時期悪いと指摘も首相の反応は逆』では安倍首相の邪まなどす黒い思惑が見えてくる。
『付け火して 煙よろこぶ 田舎もの』
1月17日~21日の4日間の予定での安倍晋三首相は中東4カ国の駆け足訪問ですが、出発直前の1月7日にフランスでは週刊紙銃撃テロ事件が起き、外務省内から『タイミングがあまりに悪い』と中止や延期の声が上がっていた。
ところが、安倍首相の反応は逆で『フランスのテロ事件でイスラム国がクローズアップされている時に、ちょうど中東に行けるのだからオレはツイている』。『世界が安倍を頼りにしているということじゃないか』と大喜びだった。
安倍総理は総額25億ドル(約3000億円)の中東支援についても、『日本にとってはたいしたカネではないが、中東諸国にはたいへんな金額だ。今回の訪問はどの国でもありがたがられるだろう』と自信満々で、常人の感覚とは180度違っている。
『安倍晋三の、戦う人道支援』
テロは対岸の火事で、自国民の人質には一顧だにしないのが『積極平和外交』の実態だった。
自衛隊の活用といっても海外に出かける日本人は年間1000万人をはるかに越えているのですよ。世界一の軍事大国アメリカでも無理なものを日本が出来るなど、狂気の沙汰である。
低脳ネットウョのアイドルである安倍晋三は、国会で『非道、卑劣極まりないテロ行為に強い怒りを覚える。テロリストたちを決して許さない。その罪を償わせるために国際社会と連携する。日本がテロに屈すること は決してない。』と勇ましく宣言したが、その後の続きに、
『食料支援、医療支援といった人道支援をさらに拡充していく。』と、なんとかして、今までの自分の愚かしい挑発行為を誤魔化そうと必死である。(あるいは人道支援だ』との言い逃れに必死である)
世界は広いが、何処の世界のNGO団体でも同じで、怒り心頭で、人道支援する考えの人間は一人もはいませんよ。
安倍晋の言うような、怒りに任せて突っ走る、『戦う人道支援』など、余りにも支離滅裂。こんな気持ちの悪いものは見たことも無い。
クラウゼヴィッツの「戦争論」によると、戦略と戦術と兵站(ロジステック)の三つが戦争の勝利に密接に結びついており、三つが並立する関係らしいのですよ。
ところが我が日本軍ではロジステックをまったく無視して日本兵を無駄に餓死させているのですね。
日本の戦国時代でも武田信玄の強さの秘密とは兵站の重視であったし、天下統一に成功した豊臣秀吉の成功もロジステック重視だったし、逆に失敗した朝鮮出兵では日本の九鬼水軍が、朝鮮の李舜臣将軍の水軍に負けて制海権を奪われたことが原因です。兵站で負けて、戦争全体でも負けてしまうのです。ですから今回のロジスティックの支援は、多国籍軍(有志連合)にとって、自衛隊の参加以上に大事なのです。
今日の新聞では週間新潮とか文春が、後藤健二ジョゴの家族関係を報じているが、何処まで踏み込めるのか。
後藤健二の夫人の名前は出さないが、緒方貞子の秘書官で有る事実を報じている。
今のように完全隠蔽はそもそもが無理筋なのです。
もしも湯川と後藤に二名の去年のシリア入りの日程が完全に同一である事実が明らかになると、色々なそれ以外の事実も明らかになる。
トルコのシリア国境の係官の証言として、後藤健二は拘束される3週間前にもシリア入りして、イスラム国に追い返されたと証言しているのですよ。
これが事実なら大問題に成ります。
政府やマスコミが隠している不都合ですが、とんでもなく大きいのですよ。当然明らかな事実が何故か隠しているのです。
「復興支援」のための予算が全国の業者さんたちにばら撒かれた件では誰も罰せられていないのでは。
一月一日の東京新聞の一面トップで軍事援助が解禁になること、政府が国内メーカーから買い上げた武器を外国に供与することもありえることなどを伝えていましたが、この「人道援助」にその方式が適用されても驚きません。
後方勤務の観点からすると軍事行為とも解釈できます。
特定の地域でのインフラ整備や学校建設、食料運輸も立派な広義の軍事作戦と解釈できます。
ISISは日本は十字軍の戦列に加わったと見るでしょう。
有志連合参加は、戦後、冷戦後、の終わりであり「歴史の大きな区切り」だと思います。
今回、TBSやNHKですらヨルダンやトルコは親日国でどうたら言ってましたが、
シーア派で反ISISのイランが出てこない。
アメリカの影響下のヨルダンやトルコばっかし持ち上げて、何故かイランは無視された感じが有ります。
記事のタイトルと日付と、NHKと、明確に報道機関を表示して『実名が無い』不思議な客観的事実を書いているのに、
他のメディアでは『書いている』ところが有る(だから間違いだ)と、鬼の首でも取ったかのごとく、意味不明の非難を落書きしてくる。
それは、この記事の補強(応援)にはなるが、否定にもならないことに気が付かないらしい。なぜ自分がこの部分に怒っているかにさえ気が付かない
愉快なので残そうとも思ったが、汚い塵とか落書きの類は出来る限り掃除するのが一番である。
低脳B層の落書きの悪い『見本』として、意味が無い罵倒語の水増しさえなければそのまま掲載したのに、なんとも残念。
ネットウョの代表である安倍晋三は、国会で
『非道、卑劣極まりないテロ行為に強い怒りを覚える。テロリストたちを決して許さない。その罪を償わせるために国際社会と連携する。日本がテロに屈すること は決してない。』
と勇ましく宣言して、
その後に、続きに、
『食料支援、医療支援といった人道支援をさらに拡充していく。』
と、なんとかして、今までの挑発行為を誤魔化そうと必死である。(あるいは人道支援だ』との言い逃れに必死である)
何処の世界に、怒り心頭で、人道支援する人はいませんよ。
怒りに任せて、戦う人道支援など、余りにも支離滅裂。こんな気持ちの悪いものは見たことも無い。