逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

美しい国の美しい総理が美しく去って半年後の世界

2008年03月05日 | 政治

半年前の成立当時は60%以上の内閣支持率を誇った福田康夫も、いまや30%を切り20%台の危険水域に突入した。
最早首相の首のすげ替えが出来なければ、総選挙も国会運営も、にっちもさっちも行かなくなる事態になっている。
福田の次は誰だ。
しかし人材がいません。
次期総理ですが、これは難問中の難問ですね。答えがなかなか出て来ません。
ここはもう一度原点に立ち返り、福田康夫選出の舞台裏、半年前の安倍辞任の時期に遡って、真相を推理してみるのが良いかもしれない。
唐突な安倍辞任劇の真相とは。その内幕は如何様であったのか。?

『辞任の真相の色々を考えてみる。』

(一番目、アメリカのお叱りが怖い説)

辞任会見で何度も繰り返したように『テロとの戦い』の『国際公約』(ブッシュ大統領への約束)が果せそうにないから。

(二番目、安晋会が怖い説。)

ナントカ還元水ぐらいでは死にそうに無い海千山千の某農林水産大臣が突然ドアノブで首を吊る。
これでは普通の判断力があれば、誰でも怖がります。
現職大臣の死よりも現職首相の死の方が同情を集められ選挙で勝てる。
安倍でなくとも、命が惜しければ誰でも辞めたくなる。

(三番目、四面楚歌説。)

衆議院での所信表明演説では何とも無かったが、参議院がいけない。
安倍晋三総理の演説が、野次で聞こえないくらいに酷い有様である。
野党議員(民主党)の野次だけでなく、自分の与党(自民党)からも有ったらしい。

(四番目、北斗真拳説。)

首相は辞任を一度でも口にしたその瞬間から『死に体』となる。
鈍感力に秀でた安倍さんでも、やっと自分が死んでいることに気が付いた。
『もうお前は、死んでいる』
二ヶ月前の参議院選挙の大敗北時から、実は死んでいたとの説もある。

(五番目、母親に叱られた説。)

安倍晋三首相の辞任会見では、いつもの一点を見つめる姿勢が見られなかった。
数秒おきに右を向いたり左を見たり。
なみだ目で落ち着きが全く無い。母親に叱られた小さい子供ソックリ。

(六番目、神のお告げ説。)

この可能性がいちばん高そう。
ナントカの神の水ペットのペットボトルを手放さない。
国会での松岡大臣のナントカ還元水答弁はそのことを皮肉って喋っていたらしく、聞く人が聞けば『はは~ん、なるほど』と判る仕組み。
このお告げの真実度ですが、内容は何しろ『神のお告げ』ですから一切不明で雲の彼方の霧の中。

(七番目、登校拒否説。)

前日の所信表明演説を『飛ばし読み』したのがばれた晋三君は翌日の国会代表質問の前にもう一度読み直しさせられることになっていた。
『みんなが僕ちゃんをイジメル。もう二度と学校へは行かないもん』

(八番目、密約説。)

麻生に禅譲を約束していた。事前に麻生タロウ一人に相談していた、と太郎君がみんなに話す。(ほら吹きタロウ君のうそ臭いが、真実は藪の中であり何とも言えない)

(九番目、脱税疑惑説。)

週刊誌が3億円の遺産相続税の脱税報道をする前にトンずらして外国へ高飛びを画策中との情報もある。?(大臣が大臣なら首相か)

(十番目下半身が問題説。)

もともと健康問題を抱えていた。下痢体質は有名な話である。
消化器系は精神状態と密接に関係している。
参院選挙後の野党やマスコミの色々な追及に下痢が止まらなくなり垂れ流し状態の可能性も。
(美しくない日本の代表)
政治家の世界では余り聞かない話だが、一秒を争うスポーツの世界では、例えば自転車耐久レース、ツールド・フランスやバイアスロンでの一流選手は自分の下の世話まで手が回らない。仕方なく小水を垂れ流し状態で一流選手ほど風下では可也匂うらしい。

『安倍的な言語』

辞任数日前にあったジャカルタ首脳会議での安倍晋三仰天発言が、不幸にも安倍の運命を決めてしまった。
元々阿部晋三には言語能力に大きな問題を抱えていた
幾ら石油が大事でもAPECとOPECを間違ったジョージ・ブッシュ氏。
安倍晋三の『言葉の不自由度』は某アメリカ大統領と、どっこいどっこい。
以前にも『残念です』を言うつもりで『慙愧に耐えない』と言った人ですよ。

当時『内閣総辞職を示唆』とマスコミでは、当時大騒ぎしましたが、実は『職責を賭して』とは、安倍晋三にとっては自分が責任を執って辞めることを意味していませんでした。
この晋三語を正確な日本語に翻訳すると『僕ちゃん、いしょう懸命頑張ります』となります。
安倍晋三君ですが、少しでも賢そうに見える様に、大人が使う『難しい言葉』を使おうとすると必ず間違えますね。

『死に体』

世の中、立場上、絶対に言ってはならない言葉が有る
日銀総裁が金利の話を勝手にしてはならない。
株価や為替相場が、日銀総裁の口から出た1つの言葉で乱高下する。
日本の最高責任者がアメリカ人の前でアメリカ国債を売却する話は絶対にしてはならない。橋本竜太郎の一言で暴落した話は有名である。
首相が辞職を口にした瞬間から、『死に体』になるのは常識なのです。
安倍晋三に普通人の常識を求める方が、非常識なのかもしれないが。この時分から安倍晋三は既に、半分以上は死んでいた。

『大連立を準備する福田康夫』

参議院自民党大敗北は大連立に進むとの説は、拙ブログ 『自民下野か大連立しかない政局と公明党問題 』政治 / 2008-02-17 を参照下さい。

『人の噂も75日』というが、安倍辞任二ヶ月前の参議院選挙で大勢が判明した頃に森、青木、武部の三人組が都内で密会、安倍退陣と後継福田を決定。
其の動きを察知した麻生が官邸の安倍晋三を訪ねて福田総理を阻む為政権続行を進言する。
アホの安倍には世の中が見えない。
その後2ヶ月ほどは麻生の思ったとおりに為り、其の後は森青木武部三人組の予想どうりの展開。
官房長官辞任後にはマスコミから遠ざかっていたが、久々の福田康夫の(首相就任前の)テレビのインタビュー。

記者『総裁選はどうなってますか?』
福田『そんなの僕に聞くより、家に帰ってテレビ見れば』

相変わらずの他人を小馬鹿にした物言い。他者を見下したような嫌味な皮肉。
麻生にしても福田にしても、どっちも『ごめんなさい』、『悪かった』と死んでも言わないタイプ。
福田が何事も安倍よりそつなくこなすでしょうが、小賢いと見るか、小ずるいと見るかで評価は変わってくるが、あの嫌味な物言いがブームになるはずが無い。
あのインタビューだって、記者より自分が賢いと思っている。
いやですね~。
嫌味な態度ですね~。
あの人は絶対、友達少ないだろうな~あ。
ただ誰だったか・・・・
うーん・・あの態度、あの物言いは、最近すぐ近くで聞いた覚えがある。
・・・・誰だったかな~あ。
あ!!自分だ。 あぃ痛ぃたたた。

『毒をもって毒を制す』(福田後継総理を占う。)

官僚出身でもないのに官僚臭い福田康夫の次が、官僚臭い谷垣では余りに具合が悪いし。
金持ちの坊っちゃん出身でも、人相も、言動も、思想さえも下品、下劣な、麻生太郎なら安倍晋三の方が、まだましだし。
幾らきつね顔の小泉純一郎が人気が有ったからといって、後釜がきつね目の浜四津敏子では良識ある国民には抵抗感がありすぎるし。
そもそもこの公明党の『一人のために』というキャッチコピーは、やっぱり、池田大作一人のことだし。
ずばり、杉村タイゾウ君以外に、この非常時の難局を乗り越えられる人材はオリマセン。
自民公明の中から、安倍晋三お坊チャマ以上の人材を求めるとしたら彼でしょう。
何と言っても泣きべそ晋ちゃんを凌駕する逸材は数少ない。
晋ちゃん以上のアポのお坊ちゃまこそ、今の自民公明には相応しい。
アホをもってアホを制す。
欧米世界では、神を信仰しない人間は信用されません。
特にブッシュ大統領に信用されません
日本の唯一の同盟国アメリカでは特に、、神を信仰しない人間は絶対に信用されませんし、そもそも政治家にもなれません。
小泉を崇める、タイゾー君なら、首相になった暁にはアメリカのブッシュを神と崇めるでしょう。





コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 美しい国の美しい言葉『日本... | トップ | 夕張の負債の真実と、マスコ... »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
トラックバックのネットゴキ(^^;) (kaetzchen)
2008-03-05 19:15:15
が来てますよ(笑) ああいうのを駆除するの,面倒なんですよね.(^^;)
返信する
不思議ですね。 (ブログ主)
2008-03-06 09:51:49
変なトラックバックですね。
これは、つり?なんでしょうか。?

理解に苦しむ内容で、本人はジョークの積りなんでしょうが、冗談としても、余り面白くありません。?首をひねります。
ただ、最近アクセス数が増えている。良い兆候なのか?それとも悪い兆候なのか判断に迷うところです。

暫く様子を見るために放置してから、ゆっくりと判断したいと思います。。
返信する
アクセス数につられてはいけませんよ (kaetzchen)
2008-03-06 13:19:38
アクセス数と言っても,ip と pv とでは全く意味が違います.

私の所などは特定のプロキシから半分嫌がらせのアクセスが来ていて,検索用語もだいたい以前に書いた少女マンガの題名だったりする(笑) あとは月ごとに並べて検索する輩もいて,ははぁまたあの連中だな,と感づいてしまってたりします.

単純に,私がコメントしているブログを攻撃しようとしている,だけかも知れません.まぁ,持久戦に持ち込めば,私はチェスが得意なので「詰み」へ持っていくのは容易なことでしょうけれど(笑)

# まだ矛盾をさらけ出して,ごたごた言ってる人はそのまま晒し者にしておきましょう.
返信する

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事