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攻めているはずが、・・・浮かない顔のリズ・チェイニーと民主党下院調査委員会
反トランプの旗頭チェイニー下院議員は民主党が主導したトランプ弾劾の議会占拠事件の調査特別委員会の副議長を務め、共和党内で厳しい批判にさらされる。トランプ弾劾を決議した下院では民主党が多数派だった。ところが、弾劾裁判を行う上院は逆に共和党が多数派。そもそも最初から無理筋だったのですから「嫌がらせ」程度の意味しかない愚行(★注、一応攻めている方が優勢に見えるが、これは将棋のタイトル戦など大差で勝敗が決定した後に敗者側が、王手を連続して指して「一手違いの際どい勝負」に見えるように工作する「形づくり」と同じで基本的に意味がない)
欧米リベラルメディアは香港議会に乱入して乱暴狼藉の限りを尽くした時は「民主主義の抗議行動」と絶賛し、アメリカ議会議事堂内に一部議会警察の案内で入った平穏な抗議活動を行ったことがクーデターだのテロだとと大騒ぎする極端なダブルスタンダード。ましてやトランプ大統領弾劾など反民主主義そのもの(★注、1月6日の米議会占拠事件の死者は警察官1名を含め5人全員がトランプ大統領の支持者だった。しかも、その後も議事堂警察官の自殺が相次いだが矢張りトランプ大統領支持派だったとの何とも怖い不気味な怪談話)
米共和チェイニー氏、予備選大敗 反トランプ派苦境鮮明
【ワシントン=中村亮】11月の米中間選挙での西部ワイオミング州の共和党候補を決める16日の予備選で、現職のリズ・チェイニー下院議員が大敗を喫した。同氏はトランプ前大統領を真っ向から批判していたが、トランプ氏が支持する「刺客」候補にあえなく敗れた。共和党内の反トランプ派の苦境があらわになった。
CNNテレビによると、チェイニー氏の得票率は28.9%(開票率99%時点)にとどまり、ライバル候補の弁護士ハリエット・ヘイグマン氏の66.3%を大幅に下回った。(★注、ダブルスコア以上の大敗)
チェイニー氏は20年の予備選で7割を超える得票率で圧勝した実績がある。今回同氏を破ったヘイグマン氏はトランプ氏の支持を受けていた。共和党支持者の間で根強い人気を誇るトランプ氏の応援が、投票結果に与える影響の大きさが浮き彫りになった。
チェイニー氏はブッシュ政権(第43代)で絶大な権力を持ったディック・チェイニー元副大統領の長女
16年に初当選し、19年に早くも下院指導部に入り、ナンバー3にのぼりつめた(父親ティック・チェイニー元副大統領と同じ)「力による平和」のタカ派。2021年1月議会占拠事件で民主党トランプ弾劾決議に賛成。20年の大統領選で民主党のバイデン候補の勝利を妨害した「米大統領による最大の裏切りだ」と(民主党に同調した)チェイニー氏は、党内で孤立を深め21年5月に指導部の要職から追われ、22年2月には共和党全国委員会がチェイニー氏らに対する非難決議を採択した。
トランプ氏は16日、SNS(交流サイト)で「リズ・チェイニーは自らの行動や他人に対する悪意に満ちた独善的な言葉や行動を恥じるべきだ」と糾弾した。「彼女はついに政治的に忘れ去られる。彼女は今よりもはるかに幸福になれるだろう。ワイオミング、ありがとう!」と述べた。
議会占拠事件で弾劾決議に賛成した共和党議員はチェイニー氏を含めて10人にのぼったが、今回の選挙結果により11月の本選に進めたのはわずか2人にとどまることが確定した。同氏を含めた4人は敗北し、残りの4人は出馬を見送った。見送りの多くも、トランプ氏の支持なしには勝算が乏しいとの判断が働いた結果だった。(抜粋)
トランプ氏の「敵」リズ・チェイニー氏、有権者はどう見ていたのか
米ワイオミング州で16日にあった、中間選挙の候補者を決める予備選で、共和党員として珍しくドナルド・トランプ前大統領を批判してきたリズ・チェイニー下院議員が敗れた。
チェイニー氏は、ディック・チェイニー元副大統領の娘で、下院議員を3期務めた。かつては共和党の期待の星だったが、この日の予備選では、トランプ氏の支援を受けたハリエット・ヘイグマン氏に大敗した。 チェイニー氏は、議会でトランプ氏の弾劾に賛成し、昨年1月の連邦議会襲撃事件を調査する下院特別委員会でトランプ氏を追及してきた。
ワイオミング州の有権者は、そんなチェイニー氏をどう見ていたのか。投票日前に、同州キャスパーであったロデオの大会の会場で意見を聞いた。
トランプ大統領の弾劾に賛成した裏切り者は、次回選挙で落選の憂き目/共和党下院No3のリズ・チェイニーの支持率は62%から13%へ
2021/1/31
チェイニーの支持率はわずか13%に
トランプの世論調査員ジョン・マクラフリンが今週実施した世論調査によると、共和党の予備選挙の投票者のうち、次の党大会でチェニーに投票すると答えたのはわずか10パーセントでした。予備選挙での生存を待つ間、一般選挙での彼女の再選を支持すると答えたのはわずか13パーセントでした。
彼女自身の州でのチェイニーの不人気は、弾劾について彼女と投票した他の9人の議員にとっても同じ。(thefederalist)
★注、1年半前の世論調査(TNW)の13%に比べて今回の予備選のチェイニー得票が倍加したのは、民主党が全面支援して予備選直前に民主党員から臨時で共和党に「鞍替え」する掟破りの姑息な「裏技」の結果で、基本的に民主党らしい近代民主主義の最低限の条件を愚弄するインチキ投票
リズ・チェイニーは予想どおり、惨敗、大敗北を喫しました。
まさに親の因果が娘に報いのアメリカ選挙、これはバイデンの戦争への抗議でもある。