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11月12日、ナチス英雄化に反対する国連決議が国連総会第3委員会で採択された。
国連決議には世界で米国、ウクライナ、カナダの3カ国だけが反対を表明した。
決議の採決には115カ国が賛成、EU諸国を含む55カ国が棄権した。
国連決議には「記念碑建造、公衆的なデモを行なうことも含め、ナチス運動、ネオナチズム、武装親衛隊の元隊員をいかなる形であれ賛美することを深く憂慮する」と書かれた。
このほか決議には国粋主義的解放運動の参加者によるファシズム共犯者の公示やホロコーストの否定も非難されている。
決議はまた、「全世界にスキンヘッド・グループの活発化を始めとする人種主義的性格の事件が多発していることを憂慮する」とも書かれた。
11月26日、国連総会は、ネオナチを英雄化することに反対するロシア発案の決議を採択した。
国連総会決議には米国、カナダ、マーシャル諸島共和国の3国が反対票を投じた。
120カ国が賛同を示し、57カ国が棄権した。(26日採択の国連総会決議の内容は、12日に採択されている第三委員会決議と同一)
誰であれ到底反対出来ない今回の国連決議に、アメリカやカナダ、ウクライナが反対しEU諸国が棄権した理由ですが、この反ネオナチ決議を主導したのがプーチン(ロシア)だったから。余りにも露骨過ぎる欧米のダブルスタンダードである。
欧米世界の民主主義とか人道、人権とは香具師が売り歩くゴムひも以上に自由気ままに伸び縮みする代物だった。
ロシアのリアノーボスチ通信が、『総会に参加したロシア代表団のヴァシリー・ネベンジャ団長は、この決議が採択されることで人種差別、外国人恐怖症など他の国の人間に対する不寛容を根絶するために実際的な貢献が期待できるだろうと語った。』とあるように、アメリカやEUは、国連のネオナチ非難決議が『ウクライナのネオナチ政権を非難するものだ』と判断したからなのです。
アメリカや欧州諸国ですが、ウクライナのキエフ政権が『ネオナチだ』というロシアの主張に反発している風に見えるが、実は『ネオナチが乗っ取ったウクライナ政府』との、恐ろしい事実を熟知しているのである。
元々りビウなどカトリックが優勢なウクライナ西部地域にはステファン・バンデラに代表される親ナチスの極右民族主義の長い伝統があり、ナチスドイツと連合してユダヤ人やポーランド人、ソ連人を大量に虐殺していた。
ナチスドイツが敗北した第二次世界大戦終了後にもバンデラのウクライナ蜂起軍は西ドイツやアメリカの諜報機関の支援で10年間もソ連領内(ウクライナ)で暗殺や破壊活動などのパルチザンを続けていた。
欧米が主導したオレンジ革命のユーシェンコ大統領が封印を解いてバンデラを顕彰した結果、地下で大人しく眠っていた禍々しいネオナチ勢力が表の現実世界に彷徨い出てしまったのである。
『今年9月の、降ってわいた日本国のネオナチ騒動の怪』
『3年前の日本のネオナチと極右靖国閣僚とのツーショットが世界ニュースに』
9月8日、世界各国の主要マスメディアがAFP通信の報道を引用する形で日本の安倍政権とネオナチの癒着を一斉に、横並びで同時報道した。
今から3年前の2011年、稲田朋美内閣府特命担当大臣(現自民党政調会長)、高市早苗総務大臣(当時は自民党政調会長)、西田昌司参議院議員がネオナチ代表と会談(事実ではあるが古すぎてニュースとは到底呼べない)
一番の問題は『何故、今、この時期に、日本の恥部が、世界中で突然大問題に成ったのか』であろう。
世界の主だったメディアが同時多発的に一斉に参加している。
翌9月9日には泣く子も黙るユダヤ人人権擁護(監視)団体のサイモン・ウィーゼンタール・センターが『議員らは(同団体が掲げる)ネオナチの思想を明確に非難すべきだ』と発表する。
『欧米世界の日本バッシングは始まっている』気が付いていないのは世界で日本人だけ
安部総理大臣が登壇した特徴的な講演・街宣・応援デモの風景が、なんと海外のネオナチと酷似していると欧米メディアでも注目されている。
安倍首相が野党議員時代だった数年前に、汚いヘイトスピーチを繰り返す在特会系の団体の集会に参加したほか、デモ隊員らに握手をしたことが明らかになる。
第二次安倍改造内閣では19閣僚中15人が右翼団体「日本会議」のメンバー。、国家公安委員長で拉致問題担当大臣の山谷えり子。安倍内閣の教育再生実行会議の八木秀次委員。安倍内閣総理大臣補佐官を務める礒崎陽輔参議院議員、NHKの百田尚樹経営委員と長谷川三千子経営委員。埼玉県の上田清司知事など、何故今頃発覚したのか。
安倍とその取り巻き(お友達)が日本の最も腐敗した極右勢力である程度は常識で誰でもが知っている。
8月29日国連人種差別撤廃委員会(ジュネーブ)の日本政府に対するヘイトスピーチ禁止勧告(最終見解)でも、高市早苗や稲田朋美、NHKの百田尚や長谷川三千子などの実名は出していないが明確に『公職者、政治家や官僚の処罰』を要求しているのである。
『一字違いで大違い』
ネオナチとあるが、ところ替われば品変わる『難波の葦は伊勢の浜荻』で、実態は仮想空間の子供の遊びである。
語呂は似ているが、『ネオナチ』では無くて『ネットナチ』。
欧米のリアル空間の危険な本物のネオナチとは別物。(しかし日本の国内事情に疎い欧米市民では、間違いなく同一と勘違いするしネオナチに対する悪感情も比べられないほど過激である)
我が日本国のバーチャル空間に蔓延る『口先右翼』の、いわゆる『ヘイトスピーチ』ですが、見苦しいし恥ずかしいが、欧米では厳重に禁止されているヘイトスピーチと中身が大違い。
欧米で禁止する最大原因ですが、ヘイトスピーチ程度では終わらずに、イスラエルに見られるようなリアル世界のヘイトクライム(憎悪殺人)と密接に繋がっている。
日本では右翼がマイノリティを殺さない。過激なのは口先だけで護憲左翼だけでは無くて、お馬鹿右翼でも憲法9条の精神で行動している。
我が日本国の『在日を殺せ』と叫ぶヘイトスピーチが現実のヘイトクライムになった例が一つも無い。逆に欧米では必ず言動は一致していて即座に『殺人』に至るのである。
本来の真っ当な右翼愛国主義なら正々堂々と、『日本が正しい』で無ければ絶対に駄目。ところが、アメリカが怖いので(消極的に恐る恐る)『日本は悪くなかった』と言う安倍晋三などの気弱な腰抜け右翼。(内弁慶)
『日本が正しい』(肯定)と、『日本は悪くなかった』(二重否定による肯定)とでは意味が同じでも、政治姿勢が違いすぎる。
最初から腰が引けているので、これではまともな喧嘩にならない。橋下徹の場合はもっと腰が引けていて『悪かったのは日本だけではない』と出来の悪い小中学生程度。大人として余りにも恥ずかしい言い分である。
http://matome.naver.jp/odai/2141683775803784401
批判を受けて削除したようですが、毎度のことながら、安倍内閣のおつむのレベルがわかる悲惨なニュースです。
さきほどのコメントにタイトルを記入し忘れました。
こちらのブログの「ローカル・ルール」は承知していたのですが、全く久々の投稿のため、うっかり忘れておりました。
申し訳ありません。
いくら低脳でも日本語が分からなくとも非道徳でも安倍晋三は日本国の最高責任者なのですね。
身内の恥はみんなの恥。これこそ自虐そのものですよ。
国連での北朝鮮の人権非難決議で、これは日本が主導して、 第3委員会で、賛成111票、反対18票、棄権55票で採択したが、
北朝鮮がえらく怒っているようです。
この対北朝鮮非難決議ですが10年連続で可決しているのですが、 我が日本国は経済制裁で完全に北朝鮮を封鎖しているのですよ。
『人権侵害』云々を言うなら、経済封鎖以上の人権侵害がないことぐらいは、 半世紀続くキューバ封鎖とか10年以上続いた挙句に米軍が侵攻したイラクの例を出せば、誰でもが判る話ですよ。
経済封鎖こそが最大最悪、無差別の人権侵害です。北朝鮮が怒るのは当然でしょう。
アメリカの経済封鎖でイラクでは経済が疲弊して、それまで10年続いていたイラクイラン戦争以上の死者が出たと言われています。
在特会の低級なヘイトスピーチですが、我が日本国ではマスコミ総がかりの北朝鮮叩きのヘイトスピーチがニュース枠で延々と流されていたのです。
これが日本を極度に右傾化させた原因の一つなのですが、困ったことに護憲左派が一切批判しない。
批判するどころが、青バッジに救う会と同じ主張を繰り返していた。
物事の善悪とは別に、日本が今のように極限まで右傾化して劣化してしまった原因とは、経済の停滞による閉塞感も大きいが、
直接的には北朝鮮バッシングですよ。
その意味ではヘイトスピーチで悪名を轟かす在特会以上に、ブルーリボンのグループの責任は重い。
安倍晋三が大勝した2年前の総選挙ですが、4日前の12月12日に北朝鮮が人工衛星を成功させているのですが、日本政府は『実質的なミサイルで有る』として制裁するし、日本国民は益々右傾化、安倍自民党が勝つ。
お隣の韓国では長年、大事な選挙の直前には北風が吹くので、軍事政権側が勝ち続けていた。
今回の選挙の直前に、何事もないことを祈るのみです。