
4月23日付け東京新聞第一面の見出し 『異常事態の安倍政権』 疑惑・不祥事 3カ月で「13」 「まるでもぐたたき」の文字が並んでいるが何とも秀逸、メディアの姿勢が鮮明で分かりやすい
『浮いている2人』 4月23日(月曜日)毎日新聞『風知草』
安倍晋三首相の飯友で、自民党政府に一番近いことで有名な毎日新聞の山田孝男特別編集委員の名物政治コラム『風知草』(毎週月曜更新)の最新版が何とも意味深で興味深い出来上がり。
何しろタイトルが『浮いている2人』だった。(安倍晋三首相と麻生太郎財務相を名指しして辞任を迫っていたのである)
コラム『風知草』浮いている2人では、最後の結論部分で『その現実に開き直り、外交をタテに内政の矛盾隠す道もある。だが、不信を残せば根が腐る。財務相には進退のケジメを、首相には、森友、加計をめぐる無理な答弁の撤回と謝罪を求めたい。』と、はっきりと麻生と安倍の引責辞任を言いきっているのですから、散々安倍首相や麻生副首相をヨイショしていた御用記者筆頭の山田孝男としては驚くばかりの変節である。(沈没するときには、船からドブネズミが真っ先に逃げると言うが、1週間前の山田孝男とはまったくの別人に変身していた)

『福田次官は「ハニトラ」の被害者? 百田尚樹氏の推測に町山智浩氏「本当に最低」』4/19(木) J-CASTニュース
4月19日テレビ朝日は同社の女性社員が福田淳一財務事務次官からのセクハラ被害を明らかしたが、百田尚樹氏(62)はツイッターで、、「セクハラ発言をした次官はバカだが、一種のハニトラのようにも思える」と書き込み、このツイートは19日昼現在で3500リツイート、7400いいねと注目を集め、
「1年半もと言われてますね。嫌でもいいネタになるからやれって言う会社や上司からのパワハラですかね」
「私も、1対1でなんで行く?と思った。一度そんな発言されたら、2人きりで会うのは嫌だから取材でも誰か誘って行くよね」
と同意する向きもあるが、否定的な声も少なくない。
映画評論家の町山智浩氏(55)は「だって、たとえば百田尚樹センセイに呼び出されたら、講談社や小学館の編集者は行かないわけにいかないでしょ。たとえ、どんだけ嫌なこと言われても。この百田ツイートの賛同コメの群れが本当に最低」とツイート。
百田氏は先のツイートに続き、
「しかし、テレ朝の女性記者と一対一で何回も食事に行って、セクハラ発言するって、アホ丸出し!官僚や政治家や大物実業家が、テレビ局や新聞社の女性記者に心を許して油断するなんて、脇が甘すぎもいいとこ。こんな危機管理のない財務官僚なんて辞任は当然。中国のハニトラに、一発でいてこまされる」
とも綴っている。
(抜粋)
4/19(木) J-CASTニュース
『誰も知らない情報(インテリジェンス)と、誰でも知っている報道(マスコミ)との大き過ぎる違い』
ハニトラの意味とは、要人の極秘の性的スキャンダルを握る(『隠す』ことで相手に圧力をかける)ことが一番大事であり、今回のテレビ朝日のようにマスコミに公開して仕舞っては『ハニトラ』として何の意味も無くなる。誰も知らない極秘事項だから→威力を発揮するのです。
元NHK経営委員の百田尚樹センセイは物書きの端くれとして『言葉の使い方』が根本的に間違っていたのである。ただし、今回はハニトラの百田を批判した町田智浩の方が勘違いである。
★注、
今回ですが、百田のハニトラ低能ツイートの続きの『セクハラ発言って、アホ丸出し!脇が甘すぎ。危機管理のない財務官僚なんて辞任は当然』の方が真意であり、それなら安倍御用記者の山田孝男と同じだった。与党自民党を散々ヨイショしていた百田尚樹センセイも、今回の騒動では愛想が尽き果て、もう泥船の安倍政権を見放しているのである。
『2018.04.24 (火)―――■日経ビジネスオンライン メール http://business.nikkeibp.co.jp/』
中小企業の経営者とか大企業の中間管理職など日本国で一番保守的な層を読者とする日本経済新聞の論調とは、頭が空っぽで目が節穴のネットウヨの機関紙的な産経新聞を除けば、わが国で一番右寄りの論調が特徴だった。ところが、4月34日火曜日の日経ビジネスオンライン メールで紹介されているのが、心変わりした山田孝男(23日の毎日新聞『風知草』)のような体裁なのですから驚いた。(日経編集部としては自分の読者に対して、いち早く『安倍政権は終わっている』と密かに知らせてるのである)
【岡部直明「主役なき世界」】
「魚は頭から腐る」日米のいびつな蜜月関係 世界を脅かす「トランプリスク」と「安倍リスク」
(この日経の当該記事から、注目点を抜き書きすると、)
安倍首相は、中朝、南北朝鮮、そして米朝と続く多角的な首脳会談の大展開に、取り残されている。予想もしなかった対話の季節が目の前で始まっているのに、「圧力」を繰り返すだけ、何から何まで、トランプ頼みになっている。
「中国包囲網」の思考から抜け切らなかったからである。
日本が朝鮮半島の「非核化」に主体的にかかわろうとすれば、まず自ら唯一の被爆国として、核兵器禁止条約に参加するしかない。そのうえで、米中ロをはじめ核保有国に「核兵器なき世界」に向けて核軍縮を求めるのである。 「ノー」と言えなかった安倍首相
『マクロン仏大統領とメルケル独首相はトランプ流保護主義にそれぞれ「ノン」「ナイン」を突きつける』とか『国債の大量購入による事実上の「財政ファイナンス」を続けている。』「魚は頭から腐る」はロシアのことわざである。世界にはびこる強権政治にその傾向はあるが、最も顕著なのは、日米である』
と、北朝鮮の非核化しか言わない『左』の日本共産党機関紙赤旗よりも『右』の日経新聞の方が左翼的で遥かに明快であった。
『まさに「目から鱗」の正論』
どれほど素晴らしい必勝の名手であっても手順前後すれば、逆に敗着になることは囲碁や将棋では常識である。
もしも『北朝鮮の非核化』を進める心算なら、先ず順番としては唯一の被爆国日本の『核兵器禁止条約に参加』が先であり、次にアメリカなど核保有国の核軍縮を不可逆的に推し進める必要があると(誰にも分からない様に密かに)日経が主張しているが、まさに『目から鱗』の大正論である。(★注、非核化がアメリカやNATOの悲惨な侵略を招いたリビアの教訓を少しでも考慮すれば、北朝鮮の非核化は、正しい順番として核軍縮の後か同時進行しかない)
【早読み 深読み 朝鮮半島】
しょせんは米中の掌で踊る南北朝鮮 北朝鮮は分割占領か、単独占領か
【早読み 深読み 朝鮮半島】のサブタイトルを列挙すると『世界を欺くペテン劇』、『核保有国クラブに入りたい』、『朝鮮半島の春が大股で近づく』、『「対話のワナ」にはまった金正恩』、『会談を拒否すれば……』、『タッグを組んだ米中』、『「金正恩後」を堂々と話し合う』、『トランプこそが対話派』、『核実験場を確保する人民解放軍』、『在韓米軍の撤収が射程に』、『半島は中国の勢力圏に』
はっきり言えば「中国の属国であった」ということ。習近平主席は歴史的な経緯から中国の勢力圏であると主張し、トランプ大統領も習近平主席の主張を公に語ることでそれを受け入れた。(すでに最終的な朝鮮戦争の終結は米中の談合で決まっている。米軍の撤収も同じように決まっている)
【河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学】
官僚セクハラを「色仕掛け」と批判する日本の闇 米国では「#Me Too」でピュリツァー賞
(この官僚セクハラの日経の当該記事から、注目点を抜き書きすると、)
またもや「マジか??」といった信じがたい対応を、頭のいい人たちは繰り広げている のだろうか?
ええそうです。先週、フツーでは考えられないような対応と反応が繰り返された、財務省の福田淳一前事務次官の“セクハラ事件”である。
何よりも驚いたのは、ー福田氏の発言に一定の理解を示す人が相当数いたことだ。
そう。あのときの“空気”と同じ。
小池旋風が吹き荒れた2016年の東京都知事選での、「大年増の厚化粧」(by 石原慎太郎氏)のときとまったく同じだ。
自他ともに認める“権力者”である石原元都知事が、増田寛也候補を応援する決起集会で
「大年増の厚化粧がいるんだな。これが困ったもんで、あの人は嘘つきだ と思いますね」
と、攻撃したのを爆笑した壇上の男たち。

当たり前ですが、日経などマスコミ関係者の全員が小池百合子の悪質で一発退場のレッドカード『学歴詐称』を知っているのである。
★注、
詐欺的な百田尚樹のハニトラツイートの手口と同じで前半の『大年増の厚化粧』の部分はツリ(猫だましの赤いニシン)で、、『あの人は嘘つきだ』が誰にも分からない様に伝えたいミソ(核心部分)だったのである。

『国会の了承も受けずに、・・・・』
『まるで卒業旅行…安倍政権“渦中の人物”が続々と米訪問の怪』2018年4月24日 日刊ゲンダイ
モリカケ、日報、セクハラ、暴言……。問題の渦中にある人物が、同時期に相次いで米国を訪問している。
まずは17日、日米首脳会談のため、安倍首相が昭恵夫人を伴って訪米。加計問題のキーマンとして、野党が証人喚問を求めている柳瀬唯夫経済産業審議官(元首相秘書官)も同行している。
財務省の福田次官がセクハラ疑惑で辞任した翌日の19日には、麻生財務相がG20出席のためワシントンに出発した。
「国税庁長官に続いて、財務次官まで辞任する異常事態なのに、大臣が日本を不在にする感覚が信じられません。それに、森友問題で公文書改ざんが発覚したため、3月にアルゼンチンで開かれたG20は直前に出席を取りやめた。
今回も無理に行く理由はなく、足元の問題収拾を図るべきなのに、議運理事会での了承を得ないまま訪米してしまった。
日本にいると矢面に立たされるので、逃げ出したようなものです。その直後、小野寺防衛相も国会の了承を得ずに訪米してしまいました」(野党国対関係者)
小野寺大臣はマティス国防長官と会談するため、20日に成田空港を出発。日報問題に加え、現役の自衛隊幹部が国会議員に「国民の敵」と罵声を浴びせるという文民統制を揺るがす事態が発覚したばかりなのに、問題を放置してワシントンに行ってしまった。
野党が小野寺大臣の訪米に反対していることを受け、菅官房長官は19日午後の会見で、「北朝鮮の核・ミサイルは、これまでになく差し迫った重大な脅威となるなど、我が国を取り巻く安全保障環境は極めて厳しい状況だから、マティス米国防長官と会談し、日米同盟の抑止力の強化を図ることが重要だ」と、訪米の意義を強調していた。
そんな最中、北朝鮮が「核実験も中距離弾道ミサイルの発射も中止する」と発表。
菅長官が説明した小野寺大臣の出張理由は出任せだったということになる。
一体、何をしに行ったのか。問題人物がこぞって米国に卒業旅行か。
「これだけ問題が噴出すると、安倍政権が米国から相当なプレッシャーを受けているのは間違いない。説明を求められている可能性もあるし、不利な条件交渉になっても、お伺いを立てに行かなければならないのかもしれません。内政がこんなにグチャグチャになっても、安倍政権は結局、米国に頼るしかないのだと、諸外国からも足元を見られている。この政権を一刻も早く終わらせないと、国益を損じる一方です」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
麻生大臣は22日、成田空港に帰国。進退などについて記者から質問が飛んだが、無言で空港を後にした。
思い詰めた表情だったのは、“飼い主”の米国にお別れの挨拶をしてきたからか。安倍政権は、手仕舞いに入りつつあるように見える。
4月24日 日刊ゲンダイ

『公明 山口代表 下村氏の発言「到底理解しがたい」』4月24日 NHKニュース
財務省の福田事務次官が女性記者にセクハラ発言をしたとされる問題をめぐり、自民党の下村元文部科学大臣が、女性記者の対応を「ある意味で犯罪だと思う」と述べたことについて、公明党の山口代表は「到底、理解しがたい発言だ」と強く批判しました。
財務省の福田事務次官が女性記者にセクハラ発言をしたとされる問題をめぐり、自民党の下村元文部科学大臣は講演で、「テレビ局の人が隠してとっておいて週刊誌に売ること自体がはめられている。ある意味で犯罪だと思う」などと述べ、その後、表現が不適切だったとして、発言を撤回し、謝罪しました。
これについて、公明党の山口代表は24日、記者団に対し、「到底、理解しがたい発言であり、撤回するのは当たり前だ」と述べ、強く批判しました。
さらに下村氏が同じ講演で、「日本のメディアは、日本の国家をつぶすために存在しているのかと、最近つくづく思う」と述べたとされることについても、山口氏は「全く根拠の無い発言だと思うので、そうした発言は慎むべきだ」と述べました。

『疑惑だらけの下村氏 セクハラ告発「犯罪」呼ばわりの仰天』2018年4月24日 日刊ゲンダイ
どの口が言っているのか。福田次官のセクハラ暴言を告発したテレ朝の女性記者に対し、下村博文元文科相が22日に都内で開かれた講演で「テレビ局の人が隠してとっておいて週刊誌に売ること自体が、はめられてますよ。ある意味犯罪だと思う」と語った――と報じられた。
福田次官のセクハラに抗議した野党の女性議員に〈こちらの方々は、少なくとも私にとって、セクハラとは縁遠い方々〉などと“トンデモツイート”して大炎上した自民党の長尾敬衆院議員は当選3回のヒヨッコだが、下村氏は当選8回の大臣経験者である。
そんなベテランがセクハラ被害を訴えた女性記者を「犯罪者」呼ばわりだから救い難い。
下村氏は23日、〈テレビ朝日の説明に違和感を覚えたので、その疑問をクローズの会合で発言した〉〈「ある意味犯罪」と述べたのは不適切だった〉との謝罪コメントを出したが、とんでもない。大体、下村氏が女性記者を犯罪者呼ばわりできるのか。
「首相案件」疑惑がくすぶる加計問題では、下村氏の関与が濃厚だ。
21日付の東京新聞によると、学園幹部や愛媛県職員が2015年4月2日に官邸で柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面会した際、文科省と農水省から内閣官房に出向していた職員が同席。獣医学部開設が「首相案件」という趣旨が両省に伝えられていたとみられている。
当時の文科相は下村氏だ。
当日の首相動静によると、下村氏は15時35分から13分間、官邸で安倍首相と面会している。学部設置の認可権者である下村氏が、加計学園は「首相案件」と把握した上で、安倍首相と密談したとみられても仕方あるまい。
■200万円の闇献金疑惑もウヤムヤ
下村氏には17年7月の都議選前に噴出した、加計学園からの200万円の“闇献金”疑惑もある。加計学園は13~14年、下村氏の後援会「博友会」のパーティー券を購入したのに政治資金収支報告書には記載がなく、政治資金規正法違反疑惑が浮上。
下村氏は「都議選後に説明する」と話していたが、いまだに説明はされていない。
「下村氏の方が過去に“犯罪”に近いことをやっていたのに、自らの問題を棚に上げて、セクハラ被害者を『犯罪者』呼ばわりする資格はありません」(高千穂大教授の五野井郁夫氏=国際政治学)
安倍首相の周辺にはロクな人物がいない。
4月24日 日刊ゲンダイ
『加計学園からの闇献金の犯罪容疑者元文科相の 下村博文』
もちろん明らかなセクハラ(パワハラ)被害者を『犯罪者』呼ばわりした件も大問題だが、下村博文の場合は自分自身が闇献金の容疑者である。
しかも、この仰天発言の陰に隠れて小さくしか報道されていないが、今回NHKなどが報じたように、『日本のメディアは、日本の国家をつぶすために存在しているのかと、最近つくづく思う』との美味しすぎる爆笑ネットウヨ発言では、口がアングリ。
あまりにも素晴らしい発想には、『座布団全部持ってけ!!!』としか言葉もない。(★注、下村博文のいう『国家』の意味とは、日本国の意味ではなくて、自民党議員団とか安倍政権などの『小集団』のことであるらしい)
ただし、東京新聞4月23日の第一面に大きく『疑惑不祥事が3カ月で13』とあるように、まるっきりの『モグラ叩き』状態に陥った今の安倍政権はあまりにも異常である。
この『逝きし世の面影』ブログでは何度も何度も強調している事柄ですが、なまじ、理論(言葉)が優先する左翼護憲派は『危機管理能力』との観点から見て、『科学馬鹿』との言葉があるように、『知識』とか理論が優れている分だけ逆に、それ以外の『何か』が致命的に劣っている場合が多い。
言語能力(理論とか知性教養)に劣る低能右翼(ネットウヨ)よりも、いわゆる知識層(有識者)が、動物的な直観力で劣っている可能性があるのである。
なにしろ、疑惑不祥事が『3カ月で13』ですよ。頭が空っぽで目が節穴の低能ネトウヨのソックリさんの下村博文の、『日本のメディアは、日本の国家をつぶすために存在している』が正しい可能性があるのですから怖ろしい。(★注、詐欺師の発言は全部が嘘で、愚か者の言葉が全部間違いだとの原理原則は何処にもない)
『浮いている2人』 4月23日(月曜日)毎日新聞『風知草』
安倍晋三首相の飯友で、自民党政府に一番近いことで有名な毎日新聞の山田孝男特別編集委員の名物政治コラム『風知草』(毎週月曜更新)の最新版が何とも意味深で興味深い出来上がり。
何しろタイトルが『浮いている2人』だった。(安倍晋三首相と麻生太郎財務相を名指しして辞任を迫っていたのである)
コラム『風知草』浮いている2人では、最後の結論部分で『その現実に開き直り、外交をタテに内政の矛盾隠す道もある。だが、不信を残せば根が腐る。財務相には進退のケジメを、首相には、森友、加計をめぐる無理な答弁の撤回と謝罪を求めたい。』と、はっきりと麻生と安倍の引責辞任を言いきっているのですから、散々安倍首相や麻生副首相をヨイショしていた御用記者筆頭の山田孝男としては驚くばかりの変節である。(沈没するときには、船からドブネズミが真っ先に逃げると言うが、1週間前の山田孝男とはまったくの別人に変身していた)

『福田次官は「ハニトラ」の被害者? 百田尚樹氏の推測に町山智浩氏「本当に最低」』4/19(木) J-CASTニュース
4月19日テレビ朝日は同社の女性社員が福田淳一財務事務次官からのセクハラ被害を明らかしたが、百田尚樹氏(62)はツイッターで、、「セクハラ発言をした次官はバカだが、一種のハニトラのようにも思える」と書き込み、このツイートは19日昼現在で3500リツイート、7400いいねと注目を集め、
「1年半もと言われてますね。嫌でもいいネタになるからやれって言う会社や上司からのパワハラですかね」
「私も、1対1でなんで行く?と思った。一度そんな発言されたら、2人きりで会うのは嫌だから取材でも誰か誘って行くよね」
と同意する向きもあるが、否定的な声も少なくない。
映画評論家の町山智浩氏(55)は「だって、たとえば百田尚樹センセイに呼び出されたら、講談社や小学館の編集者は行かないわけにいかないでしょ。たとえ、どんだけ嫌なこと言われても。この百田ツイートの賛同コメの群れが本当に最低」とツイート。
百田氏は先のツイートに続き、
「しかし、テレ朝の女性記者と一対一で何回も食事に行って、セクハラ発言するって、アホ丸出し!官僚や政治家や大物実業家が、テレビ局や新聞社の女性記者に心を許して油断するなんて、脇が甘すぎもいいとこ。こんな危機管理のない財務官僚なんて辞任は当然。中国のハニトラに、一発でいてこまされる」
とも綴っている。
(抜粋)
4/19(木) J-CASTニュース
『誰も知らない情報(インテリジェンス)と、誰でも知っている報道(マスコミ)との大き過ぎる違い』
ハニトラの意味とは、要人の極秘の性的スキャンダルを握る(『隠す』ことで相手に圧力をかける)ことが一番大事であり、今回のテレビ朝日のようにマスコミに公開して仕舞っては『ハニトラ』として何の意味も無くなる。誰も知らない極秘事項だから→威力を発揮するのです。
元NHK経営委員の百田尚樹センセイは物書きの端くれとして『言葉の使い方』が根本的に間違っていたのである。ただし、今回はハニトラの百田を批判した町田智浩の方が勘違いである。
★注、
今回ですが、百田のハニトラ低能ツイートの続きの『セクハラ発言って、アホ丸出し!脇が甘すぎ。危機管理のない財務官僚なんて辞任は当然』の方が真意であり、それなら安倍御用記者の山田孝男と同じだった。与党自民党を散々ヨイショしていた百田尚樹センセイも、今回の騒動では愛想が尽き果て、もう泥船の安倍政権を見放しているのである。
『2018.04.24 (火)―――■日経ビジネスオンライン メール http://business.nikkeibp.co.jp/』
中小企業の経営者とか大企業の中間管理職など日本国で一番保守的な層を読者とする日本経済新聞の論調とは、頭が空っぽで目が節穴のネットウヨの機関紙的な産経新聞を除けば、わが国で一番右寄りの論調が特徴だった。ところが、4月34日火曜日の日経ビジネスオンライン メールで紹介されているのが、心変わりした山田孝男(23日の毎日新聞『風知草』)のような体裁なのですから驚いた。(日経編集部としては自分の読者に対して、いち早く『安倍政権は終わっている』と密かに知らせてるのである)
【岡部直明「主役なき世界」】
「魚は頭から腐る」日米のいびつな蜜月関係 世界を脅かす「トランプリスク」と「安倍リスク」
(この日経の当該記事から、注目点を抜き書きすると、)
安倍首相は、中朝、南北朝鮮、そして米朝と続く多角的な首脳会談の大展開に、取り残されている。予想もしなかった対話の季節が目の前で始まっているのに、「圧力」を繰り返すだけ、何から何まで、トランプ頼みになっている。
「中国包囲網」の思考から抜け切らなかったからである。
日本が朝鮮半島の「非核化」に主体的にかかわろうとすれば、まず自ら唯一の被爆国として、核兵器禁止条約に参加するしかない。そのうえで、米中ロをはじめ核保有国に「核兵器なき世界」に向けて核軍縮を求めるのである。 「ノー」と言えなかった安倍首相
『マクロン仏大統領とメルケル独首相はトランプ流保護主義にそれぞれ「ノン」「ナイン」を突きつける』とか『国債の大量購入による事実上の「財政ファイナンス」を続けている。』「魚は頭から腐る」はロシアのことわざである。世界にはびこる強権政治にその傾向はあるが、最も顕著なのは、日米である』
と、北朝鮮の非核化しか言わない『左』の日本共産党機関紙赤旗よりも『右』の日経新聞の方が左翼的で遥かに明快であった。
『まさに「目から鱗」の正論』
どれほど素晴らしい必勝の名手であっても手順前後すれば、逆に敗着になることは囲碁や将棋では常識である。
もしも『北朝鮮の非核化』を進める心算なら、先ず順番としては唯一の被爆国日本の『核兵器禁止条約に参加』が先であり、次にアメリカなど核保有国の核軍縮を不可逆的に推し進める必要があると(誰にも分からない様に密かに)日経が主張しているが、まさに『目から鱗』の大正論である。(★注、非核化がアメリカやNATOの悲惨な侵略を招いたリビアの教訓を少しでも考慮すれば、北朝鮮の非核化は、正しい順番として核軍縮の後か同時進行しかない)
【早読み 深読み 朝鮮半島】
しょせんは米中の掌で踊る南北朝鮮 北朝鮮は分割占領か、単独占領か
【早読み 深読み 朝鮮半島】のサブタイトルを列挙すると『世界を欺くペテン劇』、『核保有国クラブに入りたい』、『朝鮮半島の春が大股で近づく』、『「対話のワナ」にはまった金正恩』、『会談を拒否すれば……』、『タッグを組んだ米中』、『「金正恩後」を堂々と話し合う』、『トランプこそが対話派』、『核実験場を確保する人民解放軍』、『在韓米軍の撤収が射程に』、『半島は中国の勢力圏に』
はっきり言えば「中国の属国であった」ということ。習近平主席は歴史的な経緯から中国の勢力圏であると主張し、トランプ大統領も習近平主席の主張を公に語ることでそれを受け入れた。(すでに最終的な朝鮮戦争の終結は米中の談合で決まっている。米軍の撤収も同じように決まっている)
【河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学】
官僚セクハラを「色仕掛け」と批判する日本の闇 米国では「#Me Too」でピュリツァー賞
(この官僚セクハラの日経の当該記事から、注目点を抜き書きすると、)
またもや「マジか??」といった信じがたい対応を、頭のいい人たちは繰り広げている のだろうか?
ええそうです。先週、フツーでは考えられないような対応と反応が繰り返された、財務省の福田淳一前事務次官の“セクハラ事件”である。
何よりも驚いたのは、ー福田氏の発言に一定の理解を示す人が相当数いたことだ。
そう。あのときの“空気”と同じ。
小池旋風が吹き荒れた2016年の東京都知事選での、「大年増の厚化粧」(by 石原慎太郎氏)のときとまったく同じだ。
自他ともに認める“権力者”である石原元都知事が、増田寛也候補を応援する決起集会で
「大年増の厚化粧がいるんだな。これが困ったもんで、あの人は嘘つきだ と思いますね」
と、攻撃したのを爆笑した壇上の男たち。

当たり前ですが、日経などマスコミ関係者の全員が小池百合子の悪質で一発退場のレッドカード『学歴詐称』を知っているのである。
★注、
詐欺的な百田尚樹のハニトラツイートの手口と同じで前半の『大年増の厚化粧』の部分はツリ(猫だましの赤いニシン)で、、『あの人は嘘つきだ』が誰にも分からない様に伝えたいミソ(核心部分)だったのである。

『国会の了承も受けずに、・・・・』
『まるで卒業旅行…安倍政権“渦中の人物”が続々と米訪問の怪』2018年4月24日 日刊ゲンダイ
モリカケ、日報、セクハラ、暴言……。問題の渦中にある人物が、同時期に相次いで米国を訪問している。
まずは17日、日米首脳会談のため、安倍首相が昭恵夫人を伴って訪米。加計問題のキーマンとして、野党が証人喚問を求めている柳瀬唯夫経済産業審議官(元首相秘書官)も同行している。
財務省の福田次官がセクハラ疑惑で辞任した翌日の19日には、麻生財務相がG20出席のためワシントンに出発した。
「国税庁長官に続いて、財務次官まで辞任する異常事態なのに、大臣が日本を不在にする感覚が信じられません。それに、森友問題で公文書改ざんが発覚したため、3月にアルゼンチンで開かれたG20は直前に出席を取りやめた。
今回も無理に行く理由はなく、足元の問題収拾を図るべきなのに、議運理事会での了承を得ないまま訪米してしまった。
日本にいると矢面に立たされるので、逃げ出したようなものです。その直後、小野寺防衛相も国会の了承を得ずに訪米してしまいました」(野党国対関係者)
小野寺大臣はマティス国防長官と会談するため、20日に成田空港を出発。日報問題に加え、現役の自衛隊幹部が国会議員に「国民の敵」と罵声を浴びせるという文民統制を揺るがす事態が発覚したばかりなのに、問題を放置してワシントンに行ってしまった。
野党が小野寺大臣の訪米に反対していることを受け、菅官房長官は19日午後の会見で、「北朝鮮の核・ミサイルは、これまでになく差し迫った重大な脅威となるなど、我が国を取り巻く安全保障環境は極めて厳しい状況だから、マティス米国防長官と会談し、日米同盟の抑止力の強化を図ることが重要だ」と、訪米の意義を強調していた。
そんな最中、北朝鮮が「核実験も中距離弾道ミサイルの発射も中止する」と発表。
菅長官が説明した小野寺大臣の出張理由は出任せだったということになる。
一体、何をしに行ったのか。問題人物がこぞって米国に卒業旅行か。
「これだけ問題が噴出すると、安倍政権が米国から相当なプレッシャーを受けているのは間違いない。説明を求められている可能性もあるし、不利な条件交渉になっても、お伺いを立てに行かなければならないのかもしれません。内政がこんなにグチャグチャになっても、安倍政権は結局、米国に頼るしかないのだと、諸外国からも足元を見られている。この政権を一刻も早く終わらせないと、国益を損じる一方です」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
麻生大臣は22日、成田空港に帰国。進退などについて記者から質問が飛んだが、無言で空港を後にした。
思い詰めた表情だったのは、“飼い主”の米国にお別れの挨拶をしてきたからか。安倍政権は、手仕舞いに入りつつあるように見える。
4月24日 日刊ゲンダイ

『公明 山口代表 下村氏の発言「到底理解しがたい」』4月24日 NHKニュース
財務省の福田事務次官が女性記者にセクハラ発言をしたとされる問題をめぐり、自民党の下村元文部科学大臣が、女性記者の対応を「ある意味で犯罪だと思う」と述べたことについて、公明党の山口代表は「到底、理解しがたい発言だ」と強く批判しました。
財務省の福田事務次官が女性記者にセクハラ発言をしたとされる問題をめぐり、自民党の下村元文部科学大臣は講演で、「テレビ局の人が隠してとっておいて週刊誌に売ること自体がはめられている。ある意味で犯罪だと思う」などと述べ、その後、表現が不適切だったとして、発言を撤回し、謝罪しました。
これについて、公明党の山口代表は24日、記者団に対し、「到底、理解しがたい発言であり、撤回するのは当たり前だ」と述べ、強く批判しました。
さらに下村氏が同じ講演で、「日本のメディアは、日本の国家をつぶすために存在しているのかと、最近つくづく思う」と述べたとされることについても、山口氏は「全く根拠の無い発言だと思うので、そうした発言は慎むべきだ」と述べました。

『疑惑だらけの下村氏 セクハラ告発「犯罪」呼ばわりの仰天』2018年4月24日 日刊ゲンダイ
どの口が言っているのか。福田次官のセクハラ暴言を告発したテレ朝の女性記者に対し、下村博文元文科相が22日に都内で開かれた講演で「テレビ局の人が隠してとっておいて週刊誌に売ること自体が、はめられてますよ。ある意味犯罪だと思う」と語った――と報じられた。
福田次官のセクハラに抗議した野党の女性議員に〈こちらの方々は、少なくとも私にとって、セクハラとは縁遠い方々〉などと“トンデモツイート”して大炎上した自民党の長尾敬衆院議員は当選3回のヒヨッコだが、下村氏は当選8回の大臣経験者である。
そんなベテランがセクハラ被害を訴えた女性記者を「犯罪者」呼ばわりだから救い難い。
下村氏は23日、〈テレビ朝日の説明に違和感を覚えたので、その疑問をクローズの会合で発言した〉〈「ある意味犯罪」と述べたのは不適切だった〉との謝罪コメントを出したが、とんでもない。大体、下村氏が女性記者を犯罪者呼ばわりできるのか。
「首相案件」疑惑がくすぶる加計問題では、下村氏の関与が濃厚だ。
21日付の東京新聞によると、学園幹部や愛媛県職員が2015年4月2日に官邸で柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面会した際、文科省と農水省から内閣官房に出向していた職員が同席。獣医学部開設が「首相案件」という趣旨が両省に伝えられていたとみられている。
当時の文科相は下村氏だ。
当日の首相動静によると、下村氏は15時35分から13分間、官邸で安倍首相と面会している。学部設置の認可権者である下村氏が、加計学園は「首相案件」と把握した上で、安倍首相と密談したとみられても仕方あるまい。
■200万円の闇献金疑惑もウヤムヤ
下村氏には17年7月の都議選前に噴出した、加計学園からの200万円の“闇献金”疑惑もある。加計学園は13~14年、下村氏の後援会「博友会」のパーティー券を購入したのに政治資金収支報告書には記載がなく、政治資金規正法違反疑惑が浮上。
下村氏は「都議選後に説明する」と話していたが、いまだに説明はされていない。
「下村氏の方が過去に“犯罪”に近いことをやっていたのに、自らの問題を棚に上げて、セクハラ被害者を『犯罪者』呼ばわりする資格はありません」(高千穂大教授の五野井郁夫氏=国際政治学)
安倍首相の周辺にはロクな人物がいない。
4月24日 日刊ゲンダイ
『加計学園からの闇献金の犯罪容疑者元文科相の 下村博文』
もちろん明らかなセクハラ(パワハラ)被害者を『犯罪者』呼ばわりした件も大問題だが、下村博文の場合は自分自身が闇献金の容疑者である。
しかも、この仰天発言の陰に隠れて小さくしか報道されていないが、今回NHKなどが報じたように、『日本のメディアは、日本の国家をつぶすために存在しているのかと、最近つくづく思う』との美味しすぎる爆笑ネットウヨ発言では、口がアングリ。
あまりにも素晴らしい発想には、『座布団全部持ってけ!!!』としか言葉もない。(★注、下村博文のいう『国家』の意味とは、日本国の意味ではなくて、自民党議員団とか安倍政権などの『小集団』のことであるらしい)
ただし、東京新聞4月23日の第一面に大きく『疑惑不祥事が3カ月で13』とあるように、まるっきりの『モグラ叩き』状態に陥った今の安倍政権はあまりにも異常である。
この『逝きし世の面影』ブログでは何度も何度も強調している事柄ですが、なまじ、理論(言葉)が優先する左翼護憲派は『危機管理能力』との観点から見て、『科学馬鹿』との言葉があるように、『知識』とか理論が優れている分だけ逆に、それ以外の『何か』が致命的に劣っている場合が多い。
言語能力(理論とか知性教養)に劣る低能右翼(ネットウヨ)よりも、いわゆる知識層(有識者)が、動物的な直観力で劣っている可能性があるのである。
なにしろ、疑惑不祥事が『3カ月で13』ですよ。頭が空っぽで目が節穴の低能ネトウヨのソックリさんの下村博文の、『日本のメディアは、日本の国家をつぶすために存在している』が正しい可能性があるのですから怖ろしい。(★注、詐欺師の発言は全部が嘘で、愚か者の言葉が全部間違いだとの原理原則は何処にもない)