『毒殺未遂のロシア人元二重スパイが退院 病院発表』05月18日 AFPBB News
英国で3月に発生した毒殺未遂事件で入院していたロシア人元二重スパイのセルゲイ・スクリパリ氏が退院した。同氏が入院していた病院が18日、明らかにした。この事件は、ロシアと英国などの間で外交危機を招いた。
ソールズベリー地方病院の院長は声明で「セルゲイ・スクリパリ氏が退院するまでに回復したことは素晴らしい」と述べた。
5月18日 AFP=時事
『ロシア人元二重スパイの娘が退院、病院が発表』2018年4月10日 AFPBB News
英国で先月起きた神経剤による襲撃事件で、ロシア人元二重スパイだった父親とともに毒物にさらされた娘のユリア・スクリパリ(Yulia Skripal)さん(33)が入院先の病院を退院した。病院関係者が10日、明らかにした。
ユリアさんと父親のセルゲイ(Sergei Skripal)氏(66)は先月4日、イングランド南西部ソールズベリー(Salisbury)で毒物にさらされ、ベンチに倒れているところを発見された。
ユリアさんが入院していたソールズベリー地方病院(Salisbury District Hospital)の関係者は「これで治療が終わったわけではないが、大きな節目ではある」と述べた一方、ユリアさんがプライバシーへの配慮を求めていることを明らかにした。
また父親のセルゲイ氏についても、「ユリアさんよりは回復が遅いものの、いずれ退院することができると考えている」と語った。
英BBCは、ユリアさんが9日に退院し安全な場所に移動したと伝えている。
ただ、事件発生当時から捜査を率いているロンドン警視庁(Metropolitan Police)からのコメントはなかった。
4月10日 AFP=時事
『ロシア人の元スパイを意識不明で発見』2018.03.07 CNN
英イングランド南部ソールズベリーのショッピングセンターで、二重スパイだったとされるロシア人男性と一緒に意識不明の状態で見つかった女性は、この男性の娘だったことが分かった
『元二重スパイのロシア人男性を毒殺未遂か 英外相が「断固たる」対応警告』2018年3月7日 AFPBB News
ざっくり言うと
英国で元二重スパイのロシア人男性が意識不明の状態で見つかった事件
英外相は6日、外国政府の関与が判明した場合「断固たる」対応を取ると警告
ロシアの関与が確認されれば、W杯参加が予定通りいくかは考えにくいとした
【AFP=時事】
英イングランド南西部ソールズベリー(Salisbury)で、毒物にさらされたとみられる元二重スパイのロシア人男性が意識不明の状態で見つかった事件で、ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)英外相は6日、外国政府の関与が判明した場合は「断固たる」対応を取ると警告した。これを受けロシアは直ちに、ジョンソン外相の発言を批判した。
ジョンソン外相は同時に、もしロシアの関与が示されれば、同国で今年開催されるサッカーW杯への出場を取りやめる可能性を示唆するかのような発言も行ったが、関係筋は後に、外相が言及していたのはW杯に参加する英国の「当局者や高官」についてだったと説明した。
被害に遭ったのは、ロシア軍情報機関に所属していた元大佐で、英国のスパイとしても働いた後、2010年のスパイ交換で英国に移住したセルゲイ・スクリパリ(Sergei Skripal)氏。娘と共にショッピングセンター前で発見された。警察の声明によると、スクリパリ氏親子は「正体不明の物質への暴露の疑い」で治療を受け、現在も入院先の地元病院で重体となっている。
ジョンソン外相は下院議会で、普段は静かなソールズベリーに厳重警戒が敷かれるきっかけとなった今回の「不穏な」事件の原因を断定するのは時期尚早だとしながらも、2006年にロシア政府に批判的だったアレクサンドル・リトビネンコ(Alexander Litvinenko)氏がロンドンで毒殺された事件との「類似性」に言及。同事件は英国側の調査で、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の命令によるものだった可能性が高いとの結論が出されている。
ジョンソン外相は「名指しはしないものの、世界各国の政府に言っておく。わが国の領内で罪のない人の命を奪おうとすれば、制裁あるいは刑罰が科されずに済むものではない」と警告。だが同時に、ロシアが関与した疑惑に間接的に言及した上で、もしその事実が確認されれば「W杯への英代表参加が予定通り行われ得るとは考えにくくなるだろう」と述べた。
ロシアは直ちに、ジョンソン外相の発言を批判。同国外務省のマリア・ザハロワ(Maria Zakharova)報道官はラジオ局「モスクワのこだま(Ekho Moskvy)」に対し、一連の発言は「野蛮」なものだと非難したほか、在英ロシア大使館も声明で「あたかも捜査が既に終了し、ソールズベリーで起きたことはロシアに責任があるとの結論が出されたかのような発言だ」と指摘した。
3月7日 AFPBB News
『たった2ヶ月前に大騒ぎした英国や欧米の政府やマスコミが君子豹変!』 不真面目にも一切沈黙して全員で誤魔化す
暗殺未遂事件を時系列的に並べれば明らかであるが、事件発生と同時にイギリスは『ロシアが犯人だ』と断定しているし、欧米メディアも英国のメイ首相などの強硬路線に追従して『ロシアのプーチンが云々・・・』当時は大騒ぎ(メディアスクラム)になっている。
ただし、客観的な証拠類を英国(メイ政権)は一切明らかにしなかったのですから、短期間だけ、『何か』を隠したかったのでしょう。多分、何かの偽装『隠蔽工作』なのである。
(普通ならイラク戦争を引き起こしたブッシュ政権のように嘘でも良いから必ず具体的な物証を示す必要が絶対にある。ところが一切何も出さなかった)
『戦争とは「勝ったもが正義」とのヤクザ世界で、永久に騙す必要はないが、メイ首相のように何も出さないと超短期間で嘘がばれる』
英国が何一つ具体的な物証を示さないことから、この『逝きし世の面影』ブログでは、神経剤被害者2名は無事回復するし、その後マスコミもイギリスも(不都合なので)『暗殺事件を有耶無耶にする。』と予測した記事を書いたが、今回は自分の予想が完璧に実現したことが明らかになる。また、イギリスが事実上被害者二人を拉致監禁してメディアから隔離するとも予測したが、こちらの方も同じく現実化しているのです。(★注、予測が大きく外れるのも困るが、悪い予測が大当たりするのはもっと困る)
『不利と見れば即座に味方を裏切る、今までの常識がまったく通じない予測不能の世界』
2016年6月には英国がEU離脱を国民投票で決定すれば、半年後の2016年11月8日にはアメリカでドナルド・トランプが232対306の大差でヒラリー・クリントンを破って大統領選挙で当選して世界をあっていわせている。
信用度が高いマスコミとか権威ある有識者の予測がことごとく外れるという下剋上の激動期に突如として世界的規模で突入していたのである。
当時のイギリスのテリーザ・メイ首相ですが、欧州連合(EU)を2019年3月29日までに離脱するという困難な事業を控えて、2017年6月8日投開票のイギリス総選挙の大博打に打って出る。ところが、与党・保守党は第1党を維持するものの過半数(326)に8議席足りない318に議席数を減らす。躍進した最大野党の労働党は261議席。イギリス下院はいずれの政党も過半数を獲得できないハングパーラメント(宙ぶらりんの議会)となり弱体化は必至だった。
世界は『寝返り』などの権謀術数の横行する下剋上の戦国時代の革命期に唐突に突入していたのである。
この場合には、今までの健全な常識の類を、思い切って根本からひっくり返して考えれば逆に正解にたどり着く可能性が高まることがある。
『欧州連合(EU)の偽ニュース欧州連合(EU)の偽ニュース検証サイトが悪質な反ロシアのプロパガンダ(偽ニュース)の発信元だったとの爆笑オチ』
5月19日付け毎日新聞(大阪本社版)ですが、第三面(分析。解説)を1ページも使って『フェイクニュース対策』『EU「偽」断定で波及 』との、何とも興味深い素晴らしい記事を掲載している。(残念ならが、なぜかWeb上には記事が無い)
この毎日新聞の特集記事のサブタイトルが『「報道干渉だ」Vs「情報操作対策」』で、もう一つが『ロシアの工作警戒』であることから分かるようにウクライナ紛争が主題になっているが、もちろんイギリスでの神経剤での暗殺未遂事件もとりあげていた。
この特集記事とは、普通に『見出し』だけを読むと今までのマスコミの主張を同じに見えるが、事情を知っているものが見るとコペルニクス的に180度逆に読める偽装記事だったのである。
欧州連合(EU)の偽ニュース検証サイトがロシア政府によるプロパガンダ『偽ニュース』と断定した記事とは、オランダのジャーナリストが書いた『ウクライナには公正なメディアは存在しない』との取材記事だが、検証サイトはEUの外務省に当たる欧州対外行動庁でロシアの情報工作を対処する専門チーム『イースト・ストラトコム』が運営している。
欧州連合(EU)の偽ニュース検証サイトによると、『偽ニュース』とは『ロシアのプロパガンダ』との意味であり、その判定基準となるのが『ロシアに有利になる』とか『ロシア寄りだ』と見做されたものは全部が、『偽ニュース』に分類されていたらしい。
オランダ人のジャーナリストの提訴を受けて全面的に謝罪訂正したらしいが、間違って仕舞った原因が『オランダ語の専門家がいなかったから』と言い訳するが、偽ニュース監視サイトどころか、まさに偽の情報を発信する諜報組織の監視機関だったのである。
今回の毎日新聞の記事のように、今まで『正しい』とされていた常識が正反対に180度引っくり返るなど、敗戦とか革命が起きない限り決して起きない大珍事である。
19日の毎日新聞ですが、(なるべく分かりにくく)密かに『ロシアの言い分が正しかった』(『ロシアの偽ニュースだ』と言っていたEUの方が偽ニュースだった)との普通なら『有り得ない』出来事が目の前で起きているのである。(★注、誰にも分からない様に密かに『革命』かクーデター、それとも『敗戦』のいずれか一つが起きている可能性があるのですから怖ろしい)
NHKスペシャル「日本の諜報 スクープ 最高機密ファイル」 [総合]2018年5月19日(土)午後9:00~午後9:50(50分)
詳細国の機関が安全保障を目的に大量の情報を収集する諜報活動。諜報員や工作員によるスパイ行為、盗聴や暗号解読のための電波・通信の傍受、さらには、インターネット空間へと、各国の諜報活動は肥大化の一途をたどっている。
今回、NHKはアメリカの諜報機関、国家安全保障局・NSAの最高機密ファイルを入手。これまで秘密のベールに包まれてきた日本の諜報活動の一端が見えてきた。日本の諜報活動、知られざる実態に迫る。番組内容国の機関が安全保障を目的に情報を収集する諜報活動。今回NHKはアメリカの国家安全保障局、NSAの最高機密ファイルを入手。知られざる日本の諜報活動の実態に迫る。
★注、
放送前で内容は不明だが、あのスノーデンがタイトルバックに使われているのですから不気味。しかも日付けが5月19日夜9時の今日なので、ひょっとするとトンデモナイNHKのすっぱ抜きの可能性も十分にあり必見。
英国で3月に発生した毒殺未遂事件で入院していたロシア人元二重スパイのセルゲイ・スクリパリ氏が退院した。同氏が入院していた病院が18日、明らかにした。この事件は、ロシアと英国などの間で外交危機を招いた。
ソールズベリー地方病院の院長は声明で「セルゲイ・スクリパリ氏が退院するまでに回復したことは素晴らしい」と述べた。
5月18日 AFP=時事
『ロシア人元二重スパイの娘が退院、病院が発表』2018年4月10日 AFPBB News
英国で先月起きた神経剤による襲撃事件で、ロシア人元二重スパイだった父親とともに毒物にさらされた娘のユリア・スクリパリ(Yulia Skripal)さん(33)が入院先の病院を退院した。病院関係者が10日、明らかにした。
ユリアさんと父親のセルゲイ(Sergei Skripal)氏(66)は先月4日、イングランド南西部ソールズベリー(Salisbury)で毒物にさらされ、ベンチに倒れているところを発見された。
ユリアさんが入院していたソールズベリー地方病院(Salisbury District Hospital)の関係者は「これで治療が終わったわけではないが、大きな節目ではある」と述べた一方、ユリアさんがプライバシーへの配慮を求めていることを明らかにした。
また父親のセルゲイ氏についても、「ユリアさんよりは回復が遅いものの、いずれ退院することができると考えている」と語った。
英BBCは、ユリアさんが9日に退院し安全な場所に移動したと伝えている。
ただ、事件発生当時から捜査を率いているロンドン警視庁(Metropolitan Police)からのコメントはなかった。
4月10日 AFP=時事
『ロシア人の元スパイを意識不明で発見』2018.03.07 CNN
英イングランド南部ソールズベリーのショッピングセンターで、二重スパイだったとされるロシア人男性と一緒に意識不明の状態で見つかった女性は、この男性の娘だったことが分かった
『元二重スパイのロシア人男性を毒殺未遂か 英外相が「断固たる」対応警告』2018年3月7日 AFPBB News
ざっくり言うと
英国で元二重スパイのロシア人男性が意識不明の状態で見つかった事件
英外相は6日、外国政府の関与が判明した場合「断固たる」対応を取ると警告
ロシアの関与が確認されれば、W杯参加が予定通りいくかは考えにくいとした
【AFP=時事】
英イングランド南西部ソールズベリー(Salisbury)で、毒物にさらされたとみられる元二重スパイのロシア人男性が意識不明の状態で見つかった事件で、ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)英外相は6日、外国政府の関与が判明した場合は「断固たる」対応を取ると警告した。これを受けロシアは直ちに、ジョンソン外相の発言を批判した。
ジョンソン外相は同時に、もしロシアの関与が示されれば、同国で今年開催されるサッカーW杯への出場を取りやめる可能性を示唆するかのような発言も行ったが、関係筋は後に、外相が言及していたのはW杯に参加する英国の「当局者や高官」についてだったと説明した。
被害に遭ったのは、ロシア軍情報機関に所属していた元大佐で、英国のスパイとしても働いた後、2010年のスパイ交換で英国に移住したセルゲイ・スクリパリ(Sergei Skripal)氏。娘と共にショッピングセンター前で発見された。警察の声明によると、スクリパリ氏親子は「正体不明の物質への暴露の疑い」で治療を受け、現在も入院先の地元病院で重体となっている。
ジョンソン外相は下院議会で、普段は静かなソールズベリーに厳重警戒が敷かれるきっかけとなった今回の「不穏な」事件の原因を断定するのは時期尚早だとしながらも、2006年にロシア政府に批判的だったアレクサンドル・リトビネンコ(Alexander Litvinenko)氏がロンドンで毒殺された事件との「類似性」に言及。同事件は英国側の調査で、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の命令によるものだった可能性が高いとの結論が出されている。
ジョンソン外相は「名指しはしないものの、世界各国の政府に言っておく。わが国の領内で罪のない人の命を奪おうとすれば、制裁あるいは刑罰が科されずに済むものではない」と警告。だが同時に、ロシアが関与した疑惑に間接的に言及した上で、もしその事実が確認されれば「W杯への英代表参加が予定通り行われ得るとは考えにくくなるだろう」と述べた。
ロシアは直ちに、ジョンソン外相の発言を批判。同国外務省のマリア・ザハロワ(Maria Zakharova)報道官はラジオ局「モスクワのこだま(Ekho Moskvy)」に対し、一連の発言は「野蛮」なものだと非難したほか、在英ロシア大使館も声明で「あたかも捜査が既に終了し、ソールズベリーで起きたことはロシアに責任があるとの結論が出されたかのような発言だ」と指摘した。
3月7日 AFPBB News
『たった2ヶ月前に大騒ぎした英国や欧米の政府やマスコミが君子豹変!』 不真面目にも一切沈黙して全員で誤魔化す
暗殺未遂事件を時系列的に並べれば明らかであるが、事件発生と同時にイギリスは『ロシアが犯人だ』と断定しているし、欧米メディアも英国のメイ首相などの強硬路線に追従して『ロシアのプーチンが云々・・・』当時は大騒ぎ(メディアスクラム)になっている。
ただし、客観的な証拠類を英国(メイ政権)は一切明らかにしなかったのですから、短期間だけ、『何か』を隠したかったのでしょう。多分、何かの偽装『隠蔽工作』なのである。
(普通ならイラク戦争を引き起こしたブッシュ政権のように嘘でも良いから必ず具体的な物証を示す必要が絶対にある。ところが一切何も出さなかった)
『戦争とは「勝ったもが正義」とのヤクザ世界で、永久に騙す必要はないが、メイ首相のように何も出さないと超短期間で嘘がばれる』
英国が何一つ具体的な物証を示さないことから、この『逝きし世の面影』ブログでは、神経剤被害者2名は無事回復するし、その後マスコミもイギリスも(不都合なので)『暗殺事件を有耶無耶にする。』と予測した記事を書いたが、今回は自分の予想が完璧に実現したことが明らかになる。また、イギリスが事実上被害者二人を拉致監禁してメディアから隔離するとも予測したが、こちらの方も同じく現実化しているのです。(★注、予測が大きく外れるのも困るが、悪い予測が大当たりするのはもっと困る)
『不利と見れば即座に味方を裏切る、今までの常識がまったく通じない予測不能の世界』
2016年6月には英国がEU離脱を国民投票で決定すれば、半年後の2016年11月8日にはアメリカでドナルド・トランプが232対306の大差でヒラリー・クリントンを破って大統領選挙で当選して世界をあっていわせている。
信用度が高いマスコミとか権威ある有識者の予測がことごとく外れるという下剋上の激動期に突如として世界的規模で突入していたのである。
当時のイギリスのテリーザ・メイ首相ですが、欧州連合(EU)を2019年3月29日までに離脱するという困難な事業を控えて、2017年6月8日投開票のイギリス総選挙の大博打に打って出る。ところが、与党・保守党は第1党を維持するものの過半数(326)に8議席足りない318に議席数を減らす。躍進した最大野党の労働党は261議席。イギリス下院はいずれの政党も過半数を獲得できないハングパーラメント(宙ぶらりんの議会)となり弱体化は必至だった。
世界は『寝返り』などの権謀術数の横行する下剋上の戦国時代の革命期に唐突に突入していたのである。
この場合には、今までの健全な常識の類を、思い切って根本からひっくり返して考えれば逆に正解にたどり着く可能性が高まることがある。
『欧州連合(EU)の偽ニュース欧州連合(EU)の偽ニュース検証サイトが悪質な反ロシアのプロパガンダ(偽ニュース)の発信元だったとの爆笑オチ』
5月19日付け毎日新聞(大阪本社版)ですが、第三面(分析。解説)を1ページも使って『フェイクニュース対策』『EU「偽」断定で波及 』との、何とも興味深い素晴らしい記事を掲載している。(残念ならが、なぜかWeb上には記事が無い)
この毎日新聞の特集記事のサブタイトルが『「報道干渉だ」Vs「情報操作対策」』で、もう一つが『ロシアの工作警戒』であることから分かるようにウクライナ紛争が主題になっているが、もちろんイギリスでの神経剤での暗殺未遂事件もとりあげていた。
この特集記事とは、普通に『見出し』だけを読むと今までのマスコミの主張を同じに見えるが、事情を知っているものが見るとコペルニクス的に180度逆に読める偽装記事だったのである。
欧州連合(EU)の偽ニュース検証サイトがロシア政府によるプロパガンダ『偽ニュース』と断定した記事とは、オランダのジャーナリストが書いた『ウクライナには公正なメディアは存在しない』との取材記事だが、検証サイトはEUの外務省に当たる欧州対外行動庁でロシアの情報工作を対処する専門チーム『イースト・ストラトコム』が運営している。
欧州連合(EU)の偽ニュース検証サイトによると、『偽ニュース』とは『ロシアのプロパガンダ』との意味であり、その判定基準となるのが『ロシアに有利になる』とか『ロシア寄りだ』と見做されたものは全部が、『偽ニュース』に分類されていたらしい。
オランダ人のジャーナリストの提訴を受けて全面的に謝罪訂正したらしいが、間違って仕舞った原因が『オランダ語の専門家がいなかったから』と言い訳するが、偽ニュース監視サイトどころか、まさに偽の情報を発信する諜報組織の監視機関だったのである。
今回の毎日新聞の記事のように、今まで『正しい』とされていた常識が正反対に180度引っくり返るなど、敗戦とか革命が起きない限り決して起きない大珍事である。
19日の毎日新聞ですが、(なるべく分かりにくく)密かに『ロシアの言い分が正しかった』(『ロシアの偽ニュースだ』と言っていたEUの方が偽ニュースだった)との普通なら『有り得ない』出来事が目の前で起きているのである。(★注、誰にも分からない様に密かに『革命』かクーデター、それとも『敗戦』のいずれか一つが起きている可能性があるのですから怖ろしい)
NHKスペシャル「日本の諜報 スクープ 最高機密ファイル」 [総合]2018年5月19日(土)午後9:00~午後9:50(50分)
詳細国の機関が安全保障を目的に大量の情報を収集する諜報活動。諜報員や工作員によるスパイ行為、盗聴や暗号解読のための電波・通信の傍受、さらには、インターネット空間へと、各国の諜報活動は肥大化の一途をたどっている。
今回、NHKはアメリカの諜報機関、国家安全保障局・NSAの最高機密ファイルを入手。これまで秘密のベールに包まれてきた日本の諜報活動の一端が見えてきた。日本の諜報活動、知られざる実態に迫る。番組内容国の機関が安全保障を目的に情報を収集する諜報活動。今回NHKはアメリカの国家安全保障局、NSAの最高機密ファイルを入手。知られざる日本の諜報活動の実態に迫る。
★注、
放送前で内容は不明だが、あのスノーデンがタイトルバックに使われているのですから不気味。しかも日付けが5月19日夜9時の今日なので、ひょっとするとトンデモナイNHKのすっぱ抜きの可能性も十分にあり必見。
奴等に騙されないように
中央日報日本語インターネット版で日本の新聞上で決して見つけられない職名を見ましたので、ここに大韓民国の新聞記事の紹介をします。
○韓国元統一部長官、米朝首脳会談中止を支持した安倍首相に苦言
ttp://japanese.joins.com/article/769/241769.html
韓国の丁世鉉(チョン・セヒョン)元統一部長官が、(中略)続いて「間接的に聞いた話だが、マイク・ポンペオ国務長官が日本の内閣情報調査室長の話を主に聞いて北朝鮮政策関連の判断を下し、大統領に報告をしたという。ところで、内閣情報調査室長はまちがいなく(以下略)
日本の新聞に内閣情報調査室長が出現することがあるでしょうか。
この記事は日本語版なので、日本語読者の反応が載っていて、これもあまりに面白い。おまけでコピーしておきます。
【今日の感想】この記事を読んで・・・興味深い(12件)悲しい(4件)すっきり(15件)腹立つ(474件)役に立つ(2件!)
日本語の総コメント数も今の時点で早速75 件です。