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『尖閣騒動での日中対立で、劇的に悪化した日本のイメージ』
英BBCが世界世論調査で主要国に対する各国国民の評価を調べているが、2012年に1位だった日本が大きく評価を下げている。
他では中国も同じように大幅に下げているが、悪化した原因は日中両国共に尖閣諸島をめぐる領土紛争であると見れば分かりやすい。
人類が経験した最大の悲劇である二回の世界大戦は何れも領土紛争が直接原因だった。古今東西、隣国との戦争は殆どの場合に領土紛争なのである。
現在、紛争を抱えている国ほど国際的な評価が低くなるのは当たり前なのです。
(国名) 肯定的評価 否定的評価 肯定的評価の変化
ドイツ 59% 15% +3
カナダ 55% 13% +2
英 55% 18% +4
日本 51% 27% -7
仏 49% 21% +1
米 45% 34% -2
中国 42% 39% -8
韓国 36% 31% -1
ロシア 30% 40% -1
イスラエル 21% 52% 0
イラン 15% 59% -1
去年2012年5月の発表では日本は肯定的評価が58%でトップであった。日本の肯定的評価の落ち込みは世界最大。
日中両国の公船が尖閣海域で睨みあっただけでも、これだけ大きく落ち込むなら小競り合い程度でも本物の軍事衝突が勃発したなら致命傷になる。
BBCの世界各国の影響力評価の2013年版は5月22日発表なので、今世界中のマスコミで大騒ぎになっている橋下徹の『従軍慰安婦』も麻生太郎の『ナチスの手口も真似る』も、評価には含まれない。
それでもこれだけ低下しているのですよ。
今現在の日本の評価ですが、まさかイスラエルや北朝鮮よりも下ではないだろうが、間違いなく中国よりも悪いことが予想されるのです。
日中ですが、逆転したのはGDP値だけでは無い。国家としての信用力も日中で逆転しつつある。
橋下の『従軍慰安婦』や麻生の『ナチスの真似』で国際的な日本のイメージが血まみれなのである。
『挙国一致の大政翼賛会と大本営発表』日本の愛国マスメディアの横並び現象
『日韓赤っ恥合戦を報じない、愛国的なマスコミ』
2013年7月29日、日本の初優勝で幕を閉じた東アジアカップは、日本国内でもテレビや新聞で大きく報じられたが、何故か日本と韓国の応援団が繰り広げた国辱的な映像は(一部スポーツ紙は報じたが)一般の大手マスコミは無視して、最初は一切報じなかった。
サッカー東ア杯で韓国のサポーターが『歴史を忘却した民族に未来はない』との巨大な横断幕を掲げた事を、日本の下村博文文部大臣が『民度が低い』とあからさまな民族差別発言をして、これをまた韓国政府やマスコミが非難する負の連鎖。
『歴史を忘れた』の超巨大な横断幕は試合開始からハーフタイムまで掲げられていた。
テレビ観戦で、分からないはずが無い。
また、もしも中継したテレビ局が巨大すぎて無視出来ない横断幕を完全無視して写していなかったとすれば、余計に不可解。
『歴史を忘れた』の巨大横断幕は『応援での政治的主張』を禁じた国際サッカー連盟(FIFA)の規定違反に当たる可能性があるとして、主催した韓国サッカー協会側が撤去を求めたが、韓国応援団『赤い悪魔』が抵抗。
ハーフタイム時に横断幕が撤去されたことに怒って後半戦の韓国の応援をボイコットしたために、会場はホームから一転アウェイ状態になり日本が勝利したが、当初は不思議なことに、この顛末を日本側マスコミは一切報じていなかった。(日韓で大騒ぎになったので最終的には報道する)
確かに日本にとって余り名誉なこととは言えないが、事実の一部をマスコミ全員で否定する態度は愛国的ではあるが、報道機関としての自殺行為であり、大事な使命を自ら放棄している。
『日本国の恥部(麻生太郎)を報じない愛国的過ぎるマスメディア』
韓国で日本代表が初優勝したサッカー東ア杯の行われていた同じ7月29日、東京都内で我が日本国の麻生太郎副首相・財務相は憲法改正で『ナチスの手口学んだら』と講演したが、やはり日本国内のマスメディアは(一部を除き)『日本の恥である』として報じない。
マスコミですが、余りにも愛国的過ぎるのである。
日本の場合は小選挙区制と政党助成金による資金面での依存、党議拘束の徹底の結果、政治家の劣化は極限まで進んでいて、政治家の暴言に慣れ過ぎて本来なら驚愕すべき妄言にも『ああ、また本音が出たか』程度。
日本人は、少しも驚かなくなった。
今回の麻生太郎の『ナチスの手口を真似る』を筆頭に、桜井よしこや西村真悟などのアホ右翼がアホ発言するのは、犬が電柱に小便をかけて回るようなもので『習性』であり叱ったからといって治らない。
迷惑ではあるが、当たり前で何も驚くことは無い。
当初は、朝日新聞、毎日新聞、しんぶん赤旗は『ナチス似』麻生太郎発言を報道し様とはしなかったのです。
確かに麻生太郎の『ナチスの手口を真似る』が明らかになれば日本の国益を大きく損ねることは明らかなのです。
これ以上無い程の、絶好の日本バッシングのネタになる。
(毎日新聞の論説委員は『日本の国際的な信用が血だらけ』と語っている)
彼等は麻生発言を『日本の恥だ』と判断したから『報道したく無かった』(隠蔽し様とした)のですよ。
日本国内の報道機関が『知らなかったから報道しなかった』訳では無いのです。そもそも日本の共同通信が、日本国内を含む世界に配信している。
今回の事実が証明しているように、日本のマスメディアですが、世界的に例が無い程とんでもなく『愛国的ではある』のです。
しかしマスコミが全員横並びで『不都合な事実を隠蔽して報道しない』。これでは68年昔の敗戦前の状態と同じで・・・・・焼け野原の悲惨な敗戦は確定的であり、日本は終わっています。
韓国、中国、ドイツ、フランス、アメリカと海外で大騒ぎになり無視できなくなった。
仕方なく3日後の8月1日になってから朝日、毎日、赤旗の三紙は、『これ以上隠し通せない』と判断して日本国内で報道した。
この事実は、時系列的に見れば明らかである。
もしも政治的な意味が無く8月1日まで知らなかったとすれば、より悪い。報道機関として完璧に失格である。
そもそも麻生の赤っ恥講演は数千キロ離れた遠い外国ではなくて、目の前の東京都内で起きている。
イソップのウサギと亀の寓話でもあるまいし海外メディアの方が日本のマスコミ報道より早いなど絶対に有り得ない話である。
愛国的ではあるが、一般市民を舐めきった不真面目なこれ等のマスメディアに対して、死んだネズミのごとく大人しく納得している様は異様である。
何故日本人は怒らないのか。まことに不可解である。
『3ヶ月前の「命令拒否は死刑か懲役300年」を報じた新聞報道の怪』
世の中がこれ程間違った方向に狂って来ると、今までのような『減点法』では根本的に無理が出てきた。
(出来の悪い子供を持った母親の心境で)これからは悪い部分には一切目を瞑り、良い点を積極的に見つけて褒める『加点法』へと変える必要がある。
加点法なら今回の石破の『死刑か懲役300年』は素晴らしい。
違法なアメリカの情報収集を暴露したブラッドリー・マニングやエドワード・スノーデンは最悪なら死刑が懲役300年なのである。
2006年に安倍晋三首相が防衛庁を防衛省に変更しているが、それで何が変わったかと言えば防衛長官が大臣に変わった程度で、何一つ中身に変更は無い。
今回マスコミは自衛隊を実体に合わせて軍隊と名称変更すると報道する。(名前が変わるだけで、中身は変わらない)
真っ赤な嘘である。
マスコミが言うように、確かに自衛隊は誰が見ても軍隊である。しかし自衛隊と軍とは超えるに超えられない根本的な違いが存在している。
それが石破の『命令拒否は、死刑か懲役300年』だった。
今回の石破茂は座布団三枚以上の値打ちがある素晴らしすぎる発言である。
死刑発言ですが3ヶ月も前。
軍事オタクの石破なのでメルトダウンした福島第一原発事故で、自衛隊が『安全が担保されていない』と最高司令官である菅直人の命令を無視して、市民を見捨てて100キロ圏から逃亡したことを踏まえて発言しているのです。
『挙国一致、全員で「真実」を隠す日本のマスメディア』
新しさが命の新聞記事が3ヶ月遅れなど、本来なら『恥』以外の何ものでもない。
発言から3月経って、やっと報道した東京新聞ですが、自民党大勝の選挙予測から、少しでも日本国の崩壊を緩和しようとした政治的判断なのです。
報道は7月16日で、21日の投票日の5日前。
日本のマスメディアですが、他には唯一共産党機関紙赤旗が二日後の18日に東京新聞の後追い記事を書いている。
東京新聞と赤旗を除く他の大手マスコミは、一切無視して沈黙を守った。
東京新聞ですが東京都で5%程度のシェアがある地方紙。(購読者は数十万人程度で影響力が限定的)
参議院選挙ですが、東京都は共産党が大きく伸びたし山本太郎の4位当選もある。
この選挙結果ですが福島県に近い東京の位置(放射能への恐怖)が影響しているでしょうが、もう一つは間違いなく東京新聞の『命令拒否は死刑か懲役300年』報道だった。
近隣の千葉や埼玉、茨城神奈川などに比べて東京だけが倍近く大きく伸びている。原因は東京新聞の影響と見れば分かりやすい。
『命令拒否は死刑』を報道した東京新聞の功績は大きい。
ただ残念なのは投票日の5日前ではなく、18日前の告示日の報道なら、もっと大きく影響していた可能性が高い。
一般市民とは違い3ヶ月前の時点でマスコミ全員が知っていたのですよ。
ところが全員で隠蔽した。
我が日本ですが、情けないことに殆ど大政翼賛会状態なのですよ。投票日の3日前に報じた赤旗ですが中身が末期症状。
本来なら告示日の7月4日に党首の志位委員長の演説として報道すれば、否応無くテレビなど他のマスコミも大きく報道する。
それなら共産党は今の倍ぐらいには増えている。自民党も大勝しなかった。
東京新聞が出来る程度の『正しい政治判断』が、悲しいかな今の共産党や赤旗には無理なのですから腹がたつ。余りにも対応が官僚的で横並び。
亡国へまっしぐら。自殺行為である挙国一致の大政翼賛会に自分から加わっているのです。
『尖閣「棚上げ」の事実を報じない』挙国一致の日本のマスメディア
尖閣諸島の領有問題に関しては日本国内では自民党も共産党も、産経読売も赤旗も寸分違いが無い挙国一致なのである。
唯一違う意見なのが自民党幹事長だった野中広務とか古賀誠などの『尖閣諸島の棚上げは日中共通認識』とか元民主党党首の鳩山由紀夫の『其々に歴史的経緯がある』発言であるが凄まじいバッシングにあっている。
しかし歴史的事実では、日中両国は尖閣諸島を40年間も『棚上げ』(先送り)して、円満に問題を解決していたのである。
ところが安倍晋三とか前原誠司など日本版ネオコン勢力が『尖閣棚上げ』を反故にして、いたずらに中国との騒動を引き起こしたのが真相だった。
日本の現状変更に対して、中国が猛反発する。
ところが日本側のマスコミは産経から赤旗まで挙国一致で『棚上げ』の事実を隠蔽して、『中国が一方的に悪い』との大本営発表を繰り返し、国民世論は極度に悪化する。
現在日中両国共に、相手への悪感情が9割を超す異常事態なのですが、マスコミが全員で騒動を煽りに煽った当然な結果である。
今の日本国の国際的な信用失墜は、何の不思議も無い。
『中国船拿捕が違法だったので海上保安庁は衝突事件にすり替えた』
アホウドリと尖閣モグラ程度しか住まない絶海の小さな無人島の帰属を巡って世界第二の経済大国中国と、長いあいだ第二位だったが第三位に後退した経済大国の日本が本気で争っているのです。
とろが日中双方が大損をしているのですから、到底正気とも思えない阿呆臭すぎる騒動である。
そもそも中国に対して『日本の法律の適用を免除する』との1997年11月11日付の正式な外交文書(小渕書簡)があるため、日本政府は尖閣諸島周辺の中国漁船を取り締まることが出来ない。
尖閣での中国漁船の拿捕は2010年の前原誠司以前では一回もないのは、日中漁業協定で日本政府は尖閣諸島周辺における国家主権を『棚上げした』からなのです。
国際条約で中国漁船の活動を一切取り締まることが出来ないので、この問題で日中が本格的に争った場合には日本側に勝目が無い。
ところが、この明確な事実を日本側マスコミは一切無視して、『中国が悪い』との真っ赤な嘘の大本営発表を繰り返して、一般市民を騙していたのである。
『哀れな日本。真実に余りに遠く、大本営発表に余りに近い』
3年前の2010年、民主党や共産党が歴史的大敗北を喫した参議院選挙直前に、韓国軍哨戒艦天安沈没事件が偶然起きるが、人気低迷のハンナラ党の李 明博政権による統一地方選直前の選挙対策として『北朝鮮軍潜水艦の魚雷によるよる撃沈』との『北風』が吹き荒れていた。
例によって日本では挙国一致、政府は勿論のこと右の産経も左の赤旗もマスコミ全員で寸分違わない同一記事で、ハンナラ党の悪質な選挙プロパガンダを『真実である』と大本営発表を繰り返していたのである。
結果は自民党が勝利して、民主党や共産党が歴史的な大敗北するが、当たり前なのです。
対照的なのは韓国で、日本とは正反対に野党民主党が保守系マスコミ報道を正面から批判して大勝利している。
『北朝鮮の魚雷』と北風路線の大宣伝をしていた与党ハンナラ党は大敗北して、その後は党名をセヌリ党に変え党首を変え党綱領を変えるまでに大変革を起こしている。
日韓で何が違っていたのか。
日本は違法なクロスオーナーシップと日本独自の奇習記者クラブとの弊害で、赤旗を含む全てのマスコミは同一記事を流していたが、韓国ではハンナラ党政権の選挙プロパガンダの嘘八百が報道されていた。
ほんの僅かの注意力と懐疑心があれば韓国哨戒艦沈没は北朝鮮の魚雷ではなくて座礁による自損事故であったことが誰にでも分かるのである。
『2011年3月11日福島の核事故で、病状は益々悪化する』
福島第一原発1号基が、津波到着後たったの3時間でメルトダウンしているのに、レベル3だ4だと真っ赤な嘘で誤魔化して日本国民を長い間、騙していたことは今では誰でもが知っている。
日本国のマスコミが一般市民を騙している(隠蔽している)のは、原発のメルトダウン以外にも、もっと低級で悪質でお粗末すぎる事柄が沢山ある。
手口が益々幼稚になり、子供騙しの内容が極限まで悪化しているのである。
日本国内の岩手県の一部には確かに10メートルの高さの防波堤は存在していたが福島県内には、一箇所も無い程度は、普通の常識があれば誰もが気が付くのですよ。
ところが日本の政府やマスコミは全員が口を揃えて『10メートルの防波堤を超える15メートルの大津波』との嘘八百を恥ずかしげも無く繰り返す。
誰一人も真実を報道しないとは、日本国の恥である。
老朽化していた福島第一原発1号基が地震の揺れで配管が簡単に破壊して仕舞った困った事実をマスコミは隠したい。
1号基3号基が爆発炎上する様を見て怖気づいた自衛隊は3月14日夜に一般市民を置き去りにして、自分たちだけ100キロ圏から逃亡するがエロ系の日刊ゲンダイ以外のマスコミは一切無視して報道しない。
(半年後に一部の新聞やテレビで自衛隊の逃亡を報道するが??意味不明だった)
石破発言が『命令違反』ではなくて『命令拒否』が死刑か懲役300年だったことは、十分意味があったのである。
今の福島県では6万人弱の子供達を調べた段階で2000人に1人の割合で小児甲状腺がんが発症しているが、全ての日本国のマスコミが横並びで真面目に報道し無いので、一部を除き誰も知らない。
今の挙国一致の日本国ですが、右は産経から左は赤旗までマスコミ総がかりで第二の無条件降伏(敗戦)の玉音放送を先送りしているだけで、現実には完全に破綻しているのです。
北斗の拳のケンシロウの決め台詞ではないが、『お前(日本のマスメディア)は、もう死んでいる』のでしょうか。
『情報貴族と情報難民の階層化が進んでいる』
インターネット情報の出現と、新聞情報の相対的劣化で、横並びで均質な『情報平等主義』が脆くも崩れさる。
今少数の情報貴族が生まれている一方で、逆の『情報難民の大量発生』という、とんでもないことが起きているのです。
ネットでは『クオリティーの高い情報の発信者』や『情報価値を適切に判定できる人』に良質な情報が排他的に集積し、そこに良質の情報を求める人々がリンクを張る。(情報貴族の出現)
逆に情報の良否を判断できないユーザーにジャンク情報が排他的に蓄積される情報難民化で、普通の常識の大人では理解不能な、可哀想な嫌韓嫌中のネットウョが大量発生する。
しかしネット情報は社会全体では影響力は限定的で、今でも多くに市民は既存のマスコミ情報に依存して、最も知的負荷の少ない世界解釈法をとる。
情報の良否の判断ができない(能力が低い)人の特徴として、『テレビや新聞記事だけを読み、社説欄等の既存のマスコミに自分の判断を丸投げする』のである。
ネットが無い時代の新聞は今とは大違いで大多数が読んでいた。新聞に匹敵する情報源も無かったので世論形成には絶大な威力があった。
特に日本では欧米とは大違いで高級紙と大衆紙との違いが無く(世界に例が無い)巨大新聞が、これまた世界的に珍しい記者クラブ制度とクロスオーナーシップで完全に同一の横並び記事を書いている。しかもご丁寧に一番影響力があるテレビと、一番信用度が高い新聞が、寸分の違いも無い『同じニュース』を流すのは日本だけの珍現象。
結果、新聞等マスコミの信用度は世界的に見て異常な高さなのです。
公共のマスコミの誰に聞いても、何処を見ても『同じ』なので、善良な一般市民は『間違いない』と勘違いする。
ところが現実には、日本のマスコミは何時の間にか68年前の挙国一致の大本営発表に先祖がえりしていたのですから悲劇である。
報道が『同じ』なのは偶然ではなく、挙国一致の大政翼賛会の完成による『必然』であった。
ただし『大本営発表』は日本の専売特許では無く、程度の差こそあれ世界規模の普通の現象であり驚くには当たらない。
1年前のロンドンオリンピック開会式会場からの日本選手団強制退場を報じなかったのは日本国限定の話では無かった。
仲良く不都合を隠す悪しきマスコミの横並び現象は世界規模だったのである。
カナダTSNの生放送ではジャマイカ(Jamaica)からヨルダン(Jordan)に飛んでいて、間にあるはずのジャパン(Japan)は、退場場面どころか日本選手団自体が全く映っていない。
知らなかったのは日本の市民だけで、マスメディア全員が熟知していて隠したのである。
マスコミは日本も世界も、事前に日本選手団が強制排除される恥ずかしい事実を知っていた。
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2011年09月19日 | 9・11事件と情報操作
その愛国心を、放射性物質で日本の山河を汚した東電や自民の責任を追及する方向に向けて欲しいですね。
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2012年07月20日 | 放射能と情報操作http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/e037cd55a29f4e63890d464357baa209?st=0
に移動しておきました。
政府やマスコミ総ぐるみの大本営発表の例として国際原子力機関(IAEA)の公式報告書の『10メートルの堤防を越える15メートルの大津波』は、この記事でも数行取り上げているが、コメント内容が記事の趣旨とは大きく離れていて場違い。不適当です。
日本の恥を報道しない(隠す)愛国的マスコミですが、良く考えたらこれ、
日本のは恥だからと、歴史を修正する小林ヨシノリなどの『新しい歴史教科書を作る会』の発想と同じですね。
頭が空っぽで目が節穴のネットウョ連中と、日本の全てのマスコミは、思考方法が少しも違っていないのですよ。
しかもネットウョなどが『日本の恥だから』と隠すのは『過去の失敗』だが、
ところがマスコミが隠しているのは『今の失敗』ですよ。
影響力とか損害とかが桁違いに、大きいのですよ。
阿呆のネットウョの歴史修正主義は笑って許せる範囲の些細な罪程度ですが、
マスコミの大本営発表の罪は、日本全体の根本を土台ごと危うくするので、万死に値する極悪犯罪ですよ。
ところが今の日本では護憲左派を標榜している政治ブログの殆どが、(誰一人も気が付かず)その極悪犯罪に連座しているのですから、世の中右も左も真っ暗闇。
日本国の病的な右傾化は、極限まで達しているのです。
しかも、多分これが一番大きな問題なのだが、
全員が薄々は気が付いているんですが、現実が恐ろしいので認める勇気が誰にも無いのが今の状態なのですよ。