『大手メディアによる露骨な差別的扱い(マスコミ全員で敬遠する)』
最も歴史があり美人コンテストとして一番権威を持っていると思われるミス・ユニバースの2015年日本代表に選ばれたのが宮本エリアナさん(20歳)。
彼女は米国人の父と日本人の母を持つハーフで、海外からは注目を集め、アメリカのテレビ局の『CNNから取材を受けました。日本をアピールしたい』張り切るが、全国ネットのテレビ局とか大手全国紙などの日本側の主要マスコミは一切沈黙。ほぼ何も報じない。
宮本エリアナさん本人は二重国籍なので22歳までに国籍を選ぶことになるが取材に対して健気にも、『日本を選びます』と明言したが、日本国のマスメディアはほぼボイコット状態である。
ところが、なんと、2015年に続き2016年も日本一の美女にハーフが選ばれるが今回も日本側マスコミがボイコット。日本的美人の例年のミスユニバース代表の扱いとは明らかに『露骨な差』をつけている。
これに対して世界一権威と信用が高いイギリスのBBCが満を持して乗り出す騒ぎに発展する。(ただし、日本国内では報じるものが無いので騒動は極狭い範囲に限定されている)
『安倍晋三のお友達の籾井NHKのサル真似で手軽に国粋主義に走る民放各社』
二年連続でミス日本はハーフ(二重国籍?多重人種?)になった滅多にない珍しい事実は何故か報道しない。(これは有名な『犬が人を噛んでもニュースにはならないが、人が犬を噛めばニュースになる』報道の原則を完璧に逸脱している)
ところが同じ日付のテレビ番組(12月6日)ではチャンネルを変えても『世界が驚いた! 日本人の思いやりスペシャル』とか『世界の日本人妻は見た! スペシャル』とか『世界の村で発見! こんなところに日本人 2時間スペシャル』などと、放送するテレビ局が違うのに、同一内容の番組が同時に放送している。
我が日本国では世論形成に一番影響力がある映像メディア(テレビ)が『日本人!』『日本人!』と連呼する番組ばかりになっているが、あまりにも無気味であり気持ち悪い。
『日本で生まれ育った少年を、両親の不法滞在を理由にして国外退去にする極悪非道で野蛮な純粋国家日本』
12月6日日本で生まれ育った山梨県甲府市の高校2年生、ウォン・ウティナン君(16)に対して、東京高裁の小林昭彦裁判長は退去強制処分を言い渡した。
ウティナン君は国籍的にはタイ人で間違いないが、しかし生まれてから一貫して日本で育っているのでタイの社会も言語も文化も知らない。ところがタイへの強制追放に対して、この裁判官は『社会通念上著しく妥当性が欠くといえず、裁量権の逸脱にあたらない』と判断したというから無茶苦茶で、呆れ返って批判する言葉も無い。
昔々の怪しげた蛇女などの見世物小屋のおどろおどろしい口上の、『親の因果が子に報い~』『かわいそうなのはこの子でござい、…世にも恐ろしい二目と見られぬこの姿便々』そのものである。
『インド人の父をもつ女性がミス・ワールドの日本代表に』2016年09月7日BBC
美人コンテスト「ミス・ワールド2016世界大会」の日本代表に、インド人と日本人の両親をもつ女性が選ばれた。5日の選考会で決まった。昨年の宮本エリアナさんに続き、「ハーフ」もしくは「バイレイシャル(二重人種)」の女性が2年連続して日本代表に選ばれたことになる。
吉川プリアンカさん(22)は通訳で、ゾウの訓練士としての資格も持つ。自分が選ばれたことで、「ハーフ」に対する世間の見方を変えたいと話していた。
米国人の父親と日本人の母親をもつ宮本さんが昨年選ばれた時には、「純粋な」日本人が選ばれるべきだという反発の声が多く上がった。
日本で生まれる赤ちゃんのうち、バイレイシャルな赤ちゃんは2%に過ぎない。日本ではバイレイシャルな人は「半分」を意味する「ハーフ(haafu)」と呼ばれる。
吉川さんはAFP通信に対して、「私たちは日本人です」と話している。「はい、父親はインド人で、私の誇りです。自分の中にインド人の要素があることを、誇りに思っています。でもだからといって、私が日本人でないということにはなりません」。
吉川さんは、自分が代表に選ばれたのは宮本さんのおかげだと感謝した。
「アリアナの前は『ハーフ』の女の子は日本代表になれなかった。私もそう思っていました。アリアナはすごく応援してくれて、『ハーフ』の女の子に道を示してくれた」
吉川さんはさらに「自分がハーフだからと苦しんでいる人を大勢知っています」と述べ、自分が外国から日本に帰国した際には「みんなが私のことをばい菌扱いした」と明かした。
「私に触ったら、何かいやなものに触ってしまうみたいな。でもそのおかげで、とても強い人間になれたので、感謝しています」
「外国にいると、私がどういう人種の組み合わせなのかなど誰も聞いてこない。この国でもそうなるよう、日本代表として世間の見方を変えていきたい」
「自分は日本人だと思っている」
宮本さんが昨年、日本代表に選ばれた際にはソーシャルメディアで激しい反発が起きた。吉川さんに対しては昨年ほどではなものの、ツイッターに不満を書き込む人たちもいた。
「最近のミス日本はハーフじゃないとダメなの?」という意見や、「こういう選考会にもはや意味はあるのか? 日本人らしさゼロだ」という不満の声があった。
しかし吉川さんは、自分を疑問視する人の意見は気にしないという。
「子供のころ、自分が何者なのか混乱していたこともあります。でもずっと長いこと日本に住んでいるので、自分は日本人だと思っている」
インドからは「慣れましょう」――ギータ・パンディ、BBCニュース、デリー
インド系の米国人女性ニーナ・ダブルリさんが数年前にミス・アメリカに選ばれた時、ツイッターで誹謗中傷されたことがある。「アラブ」や「テロリスト」と呼ばれ、中には「アラブ・テロリスト」とさえ呼ばれる事態に、インド人はこぞってダブルリさんを擁護した。
今度は吉川さんが、父親がインド人だからと批判されている状況で、ソーシャルメディアで日本人に「慣れて受け入れましょう」と助言するインド人もいる。
ひとりのユーザーは、吉川さんが選ばれたのは「それだけの資格があるからでしょう」と書き、別のユーザーは「日本で成功したインド人といえば第一にゴータマ・ブッダくらいで、吉川さんはその次だ」と書いた。
吉川さんへの不満の最大のポイントは、ダブルリさんの時と同様、「純粋な」日本人ではないということらしい。けれどもグローバル化が進む現代の世界で、「純粋」云々の議論にもはや意味があるのかどうかと疑問視する声もる。
ツイッターには「才能はカーストや肌の色、性別や出身国によって決まるわけでも、定められるわけでもない」という書き込みもあった。
9月7日BBC News
『外国人を敬遠する日本』世界的な歴史人類学者エマニュエル・トッドの達見
フランス最大の知性エマニュエル・トッド(Emmanuel Todd 1951年生まれ)は弱冠25歳(1976年)の時に『最後の転落』で、旧ソ連の崩壊を予言し、アメリカの対テロ戦争の失敗を予言し、最近ではイギリスのEU離脱を予言していた。
その『神ってる』エマニュエル・トッドが語る『人口減少でも外国人を嫌う日本』の真実は傾聴に値するでしょう。
(エマニュエル・トッドは米大統領選挙でも『トランプ氏は真実を語った』として『奇妙なのはみんなが驚いていること。本当の疑問は「上流階級やメディア、大学人には、なぜ現実が見えていなかったのか」です。』と指摘している)
近年日本を訪れる外国人の数が劇的に増えて去年(2015年)の訪日外国人は1974万人と前年から47.1%増加し、今年は早々と2000万人の大台を超えている。ところが、その内訳をみると欧米などからは1割程度で、大部分は中国、韓国、台湾など豊かになった(見かけ上は日本人と同じ)日本の周辺諸国からの旅行者である。
BBC Newsは、『日本で生まれる赤ちゃんのうち、バイレイシャル(二重人種)な赤ちゃんは2%に過ぎない』とあるが、実はこれも訪日外国人と同じ仕組みで大部分は中国、韓国、台湾などの文化や人種が近いモンゴル系の日本の周辺諸国なのである。見かけ上は日本人と同じで『違い』はごく小さい。(日本人では、その小さな違いが気になり、余計に我慢できない)
世界的に見て『外国人受け入れに寛容なフランス』と、対照的に『外国人を敬遠する日本』との大きな違いですが、エマニュエル・トッドは、『同じフランス人が不愉快なので、外国人が気にならない』と説明していた。
『なるほど』である。日本人同士の付き合い(談合社会的な馴れ合い?)が余りにも快適なので、(今までの暗黙の了解事項を無視する)外国人が気になる(不愉快になる)のである。
『世界は分けないと分からないが、分けても分から無い』
野党第一党である民進党 の蓮舫代表代行ですが、8月23日外国特派員協会で『私は岡田代表が大好きです。1年半(岡田代表と)一緒にいて、本当につまらない男だと思います。』
続けて、蓮舫は『私にはユニークさがある』と 来月行われる代表選へ決意を強調した。
民進党代表選挙で初の女性代表の実現をアピールする蓮舫代表代行に対して、自民党筋からの『二重国籍だ』『党首の資格が無い』との時代錯誤というか、現実無視というか、あまりにもヘイト過ぎる摩訶不思議な非難が沸き起こる。与党自民党ですが、これでは悪質な差別主義者の在特会の主張と五十歩百歩である。
父親が台湾積の蓮舫には日本以外のルーツがあるが、生まれも育ちも日本であるし日本国籍の国会議員なのですが、アメリカ大統領選でトランプに次いで2位につけていた破壊王テッド・クルーズはアメリカとカナダの二重国籍だが、欧州など閣僚ではそれほど珍しくない。
長くアメリカなど外国に留学するとか研究するためには、その国の国籍取得は生活の便宜上必要不可欠の要素なのである。
日本人でもノーベル物理学賞の南部さんや青色ダイオードの中村修二教授はアメリカ籍だが、日本人の二重国籍者は100万人以上も存在しているらしい。(40万人との説もあるが、何しろ政府自身が二重国籍者の統計を一度も取っていないのですから基本的に実数は不明である)
『生物と無生物のあいだ』や『動的平衡』の著者の福岡伸一が『世界は分けてもわからない』という本を書いている。簡単に分けれそうな『生物と無生物』さえ完全には分けれない。全ての物事には必ずファジーな部分が存在するので、『分けないと分からないが、分けても分から無い』のである。
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、アンドロゲン過剰症(男性ホルモンのテストステロン過剰分泌で男性化する疾患)規制の出場裁定で、リオ五輪女子800m決勝で金メダルを獲得した南アフリカのキャスター・セメンヤ選手。男と女のような単純なものさえ簡単には分けれない。
『表社会と裏社会、与党と野党などすべてがファジーで、ズブズブの関係だった日本の不幸』
一時は国民の政権交代の期待を集めて日の出の勢いだった民主党と、その光り輝いていた当時の民主党の象徴のような蓮舫行政刷新担当大臣ですが、後継政党である民進党の新代表に選ばれた蓮舫による最初の仕事が、すべての期待を裏切り自民党に大政奉還したというか、消費税増税と福島第一原発事故隠しで日本国を泥沼に投げ込んだA級戦犯というか、国賊中の国賊の野田佳彦の幹事長起用だった。
これには今まで民進党を支持した人々以上に、民進党に所属する国会議員のほぼ全員が唖然とする。ただし、皆さんは、どうも蓮舫が大臣を辞任した経緯を忘れているようなのですが、あまりにも色々な未曾有の大騒動が多すぎて実は私も忘れていたのですが、 指定暴力団の住吉会のフロント企業ダイナシティの中山諭との不倫騒動で辞任している。
蓮舫が民進党内で幾ら一番人気があるからと言って、到底野党第一党の党首になる器ではないのです。(ユルキャラのクマモンが選挙で熊本県知事に正式に就任したような馬鹿話)
この不都合な隠蔽工作こそが、たぶん、あの不思議な自民党やネットウヨによる『二重国籍』騒動の顛末だった。
『とうとう水面下で密かに再燃した与野党大連立(挙国一致)の救国内閣の成立』
5年9ヶ月前の2011年3月11日、フクシマの未曾有のレベル7の核事故の発生では、民主党政権は自民党(党首は谷垣総裁)に対して挙国一致内閣を呼びかけているが、管直人首相の人事案に反発して不調に終わっている。(副首相ではなく、谷垣貞一首相の案なら間違いなく成立していた)
現在、新年早々か年末解散・総選挙が噂されている中で、自民党の二階俊博幹事長と民進党の野田佳彦幹事長が6日昼、東京都内で会食し、国会運営や今後の国政課題について意見を交わしていた。(会食には、自民の林幹雄幹事長代理と民進の安住淳代表代行が同席)
5年9ヶ月遅れたが日本でも挙国一致の大連立政権(体制奉賛会)が成立する見込みが高い。そもそも日本国では与党も野党ファジーで双方馴れ合いの猿芝居。田舎のプロレス状態なのである。日本では珍しいか同じ敗戦国でもドイツの国政運営では与野党の大連立の方が、むしろ普通である。
大連立の日独の違いですが、これは彼我の政治信条の違いではなくて、実は選挙制度の違いなのです。(比例代表選挙では大連立は可能だが、小選挙区制では不可能に近い難事中の難事。次の選挙を考えれば不可能なのです)
『最大の問題点は隠れ多重党籍問題だった?』
二重国籍とか多重人種は何の問題も起こらないが、しかし今の日本国で起きている自民や民進、維新などの二重や多重の党籍問題は大問題である。今の野党第一党の民進党の場合、大部分は元自民党員で本籍が自民党であり、維新の場合は自民党の落ちこぼれ組。国会審議が田舎のプロレスになるのは何とも致し方ない成り行きである。
最も歴史があり美人コンテストとして一番権威を持っていると思われるミス・ユニバースの2015年日本代表に選ばれたのが宮本エリアナさん(20歳)。
彼女は米国人の父と日本人の母を持つハーフで、海外からは注目を集め、アメリカのテレビ局の『CNNから取材を受けました。日本をアピールしたい』張り切るが、全国ネットのテレビ局とか大手全国紙などの日本側の主要マスコミは一切沈黙。ほぼ何も報じない。
宮本エリアナさん本人は二重国籍なので22歳までに国籍を選ぶことになるが取材に対して健気にも、『日本を選びます』と明言したが、日本国のマスメディアはほぼボイコット状態である。
ところが、なんと、2015年に続き2016年も日本一の美女にハーフが選ばれるが今回も日本側マスコミがボイコット。日本的美人の例年のミスユニバース代表の扱いとは明らかに『露骨な差』をつけている。
これに対して世界一権威と信用が高いイギリスのBBCが満を持して乗り出す騒ぎに発展する。(ただし、日本国内では報じるものが無いので騒動は極狭い範囲に限定されている)
『安倍晋三のお友達の籾井NHKのサル真似で手軽に国粋主義に走る民放各社』
二年連続でミス日本はハーフ(二重国籍?多重人種?)になった滅多にない珍しい事実は何故か報道しない。(これは有名な『犬が人を噛んでもニュースにはならないが、人が犬を噛めばニュースになる』報道の原則を完璧に逸脱している)
ところが同じ日付のテレビ番組(12月6日)ではチャンネルを変えても『世界が驚いた! 日本人の思いやりスペシャル』とか『世界の日本人妻は見た! スペシャル』とか『世界の村で発見! こんなところに日本人 2時間スペシャル』などと、放送するテレビ局が違うのに、同一内容の番組が同時に放送している。
我が日本国では世論形成に一番影響力がある映像メディア(テレビ)が『日本人!』『日本人!』と連呼する番組ばかりになっているが、あまりにも無気味であり気持ち悪い。
『日本で生まれ育った少年を、両親の不法滞在を理由にして国外退去にする極悪非道で野蛮な純粋国家日本』
12月6日日本で生まれ育った山梨県甲府市の高校2年生、ウォン・ウティナン君(16)に対して、東京高裁の小林昭彦裁判長は退去強制処分を言い渡した。
ウティナン君は国籍的にはタイ人で間違いないが、しかし生まれてから一貫して日本で育っているのでタイの社会も言語も文化も知らない。ところがタイへの強制追放に対して、この裁判官は『社会通念上著しく妥当性が欠くといえず、裁量権の逸脱にあたらない』と判断したというから無茶苦茶で、呆れ返って批判する言葉も無い。
昔々の怪しげた蛇女などの見世物小屋のおどろおどろしい口上の、『親の因果が子に報い~』『かわいそうなのはこの子でござい、…世にも恐ろしい二目と見られぬこの姿便々』そのものである。
『インド人の父をもつ女性がミス・ワールドの日本代表に』2016年09月7日BBC
美人コンテスト「ミス・ワールド2016世界大会」の日本代表に、インド人と日本人の両親をもつ女性が選ばれた。5日の選考会で決まった。昨年の宮本エリアナさんに続き、「ハーフ」もしくは「バイレイシャル(二重人種)」の女性が2年連続して日本代表に選ばれたことになる。
吉川プリアンカさん(22)は通訳で、ゾウの訓練士としての資格も持つ。自分が選ばれたことで、「ハーフ」に対する世間の見方を変えたいと話していた。
米国人の父親と日本人の母親をもつ宮本さんが昨年選ばれた時には、「純粋な」日本人が選ばれるべきだという反発の声が多く上がった。
日本で生まれる赤ちゃんのうち、バイレイシャルな赤ちゃんは2%に過ぎない。日本ではバイレイシャルな人は「半分」を意味する「ハーフ(haafu)」と呼ばれる。
吉川さんはAFP通信に対して、「私たちは日本人です」と話している。「はい、父親はインド人で、私の誇りです。自分の中にインド人の要素があることを、誇りに思っています。でもだからといって、私が日本人でないということにはなりません」。
吉川さんは、自分が代表に選ばれたのは宮本さんのおかげだと感謝した。
「アリアナの前は『ハーフ』の女の子は日本代表になれなかった。私もそう思っていました。アリアナはすごく応援してくれて、『ハーフ』の女の子に道を示してくれた」
吉川さんはさらに「自分がハーフだからと苦しんでいる人を大勢知っています」と述べ、自分が外国から日本に帰国した際には「みんなが私のことをばい菌扱いした」と明かした。
「私に触ったら、何かいやなものに触ってしまうみたいな。でもそのおかげで、とても強い人間になれたので、感謝しています」
「外国にいると、私がどういう人種の組み合わせなのかなど誰も聞いてこない。この国でもそうなるよう、日本代表として世間の見方を変えていきたい」
「自分は日本人だと思っている」
宮本さんが昨年、日本代表に選ばれた際にはソーシャルメディアで激しい反発が起きた。吉川さんに対しては昨年ほどではなものの、ツイッターに不満を書き込む人たちもいた。
「最近のミス日本はハーフじゃないとダメなの?」という意見や、「こういう選考会にもはや意味はあるのか? 日本人らしさゼロだ」という不満の声があった。
しかし吉川さんは、自分を疑問視する人の意見は気にしないという。
「子供のころ、自分が何者なのか混乱していたこともあります。でもずっと長いこと日本に住んでいるので、自分は日本人だと思っている」
インドからは「慣れましょう」――ギータ・パンディ、BBCニュース、デリー
インド系の米国人女性ニーナ・ダブルリさんが数年前にミス・アメリカに選ばれた時、ツイッターで誹謗中傷されたことがある。「アラブ」や「テロリスト」と呼ばれ、中には「アラブ・テロリスト」とさえ呼ばれる事態に、インド人はこぞってダブルリさんを擁護した。
今度は吉川さんが、父親がインド人だからと批判されている状況で、ソーシャルメディアで日本人に「慣れて受け入れましょう」と助言するインド人もいる。
ひとりのユーザーは、吉川さんが選ばれたのは「それだけの資格があるからでしょう」と書き、別のユーザーは「日本で成功したインド人といえば第一にゴータマ・ブッダくらいで、吉川さんはその次だ」と書いた。
吉川さんへの不満の最大のポイントは、ダブルリさんの時と同様、「純粋な」日本人ではないということらしい。けれどもグローバル化が進む現代の世界で、「純粋」云々の議論にもはや意味があるのかどうかと疑問視する声もる。
ツイッターには「才能はカーストや肌の色、性別や出身国によって決まるわけでも、定められるわけでもない」という書き込みもあった。
9月7日BBC News
『外国人を敬遠する日本』世界的な歴史人類学者エマニュエル・トッドの達見
フランス最大の知性エマニュエル・トッド(Emmanuel Todd 1951年生まれ)は弱冠25歳(1976年)の時に『最後の転落』で、旧ソ連の崩壊を予言し、アメリカの対テロ戦争の失敗を予言し、最近ではイギリスのEU離脱を予言していた。
その『神ってる』エマニュエル・トッドが語る『人口減少でも外国人を嫌う日本』の真実は傾聴に値するでしょう。
(エマニュエル・トッドは米大統領選挙でも『トランプ氏は真実を語った』として『奇妙なのはみんなが驚いていること。本当の疑問は「上流階級やメディア、大学人には、なぜ現実が見えていなかったのか」です。』と指摘している)
近年日本を訪れる外国人の数が劇的に増えて去年(2015年)の訪日外国人は1974万人と前年から47.1%増加し、今年は早々と2000万人の大台を超えている。ところが、その内訳をみると欧米などからは1割程度で、大部分は中国、韓国、台湾など豊かになった(見かけ上は日本人と同じ)日本の周辺諸国からの旅行者である。
BBC Newsは、『日本で生まれる赤ちゃんのうち、バイレイシャル(二重人種)な赤ちゃんは2%に過ぎない』とあるが、実はこれも訪日外国人と同じ仕組みで大部分は中国、韓国、台湾などの文化や人種が近いモンゴル系の日本の周辺諸国なのである。見かけ上は日本人と同じで『違い』はごく小さい。(日本人では、その小さな違いが気になり、余計に我慢できない)
世界的に見て『外国人受け入れに寛容なフランス』と、対照的に『外国人を敬遠する日本』との大きな違いですが、エマニュエル・トッドは、『同じフランス人が不愉快なので、外国人が気にならない』と説明していた。
『なるほど』である。日本人同士の付き合い(談合社会的な馴れ合い?)が余りにも快適なので、(今までの暗黙の了解事項を無視する)外国人が気になる(不愉快になる)のである。
『世界は分けないと分からないが、分けても分から無い』
野党第一党である民進党 の蓮舫代表代行ですが、8月23日外国特派員協会で『私は岡田代表が大好きです。1年半(岡田代表と)一緒にいて、本当につまらない男だと思います。』
続けて、蓮舫は『私にはユニークさがある』と 来月行われる代表選へ決意を強調した。
民進党代表選挙で初の女性代表の実現をアピールする蓮舫代表代行に対して、自民党筋からの『二重国籍だ』『党首の資格が無い』との時代錯誤というか、現実無視というか、あまりにもヘイト過ぎる摩訶不思議な非難が沸き起こる。与党自民党ですが、これでは悪質な差別主義者の在特会の主張と五十歩百歩である。
父親が台湾積の蓮舫には日本以外のルーツがあるが、生まれも育ちも日本であるし日本国籍の国会議員なのですが、アメリカ大統領選でトランプに次いで2位につけていた破壊王テッド・クルーズはアメリカとカナダの二重国籍だが、欧州など閣僚ではそれほど珍しくない。
長くアメリカなど外国に留学するとか研究するためには、その国の国籍取得は生活の便宜上必要不可欠の要素なのである。
日本人でもノーベル物理学賞の南部さんや青色ダイオードの中村修二教授はアメリカ籍だが、日本人の二重国籍者は100万人以上も存在しているらしい。(40万人との説もあるが、何しろ政府自身が二重国籍者の統計を一度も取っていないのですから基本的に実数は不明である)
『生物と無生物のあいだ』や『動的平衡』の著者の福岡伸一が『世界は分けてもわからない』という本を書いている。簡単に分けれそうな『生物と無生物』さえ完全には分けれない。全ての物事には必ずファジーな部分が存在するので、『分けないと分からないが、分けても分から無い』のである。
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、アンドロゲン過剰症(男性ホルモンのテストステロン過剰分泌で男性化する疾患)規制の出場裁定で、リオ五輪女子800m決勝で金メダルを獲得した南アフリカのキャスター・セメンヤ選手。男と女のような単純なものさえ簡単には分けれない。
『表社会と裏社会、与党と野党などすべてがファジーで、ズブズブの関係だった日本の不幸』
一時は国民の政権交代の期待を集めて日の出の勢いだった民主党と、その光り輝いていた当時の民主党の象徴のような蓮舫行政刷新担当大臣ですが、後継政党である民進党の新代表に選ばれた蓮舫による最初の仕事が、すべての期待を裏切り自民党に大政奉還したというか、消費税増税と福島第一原発事故隠しで日本国を泥沼に投げ込んだA級戦犯というか、国賊中の国賊の野田佳彦の幹事長起用だった。
これには今まで民進党を支持した人々以上に、民進党に所属する国会議員のほぼ全員が唖然とする。ただし、皆さんは、どうも蓮舫が大臣を辞任した経緯を忘れているようなのですが、あまりにも色々な未曾有の大騒動が多すぎて実は私も忘れていたのですが、 指定暴力団の住吉会のフロント企業ダイナシティの中山諭との不倫騒動で辞任している。
蓮舫が民進党内で幾ら一番人気があるからと言って、到底野党第一党の党首になる器ではないのです。(ユルキャラのクマモンが選挙で熊本県知事に正式に就任したような馬鹿話)
この不都合な隠蔽工作こそが、たぶん、あの不思議な自民党やネットウヨによる『二重国籍』騒動の顛末だった。
『とうとう水面下で密かに再燃した与野党大連立(挙国一致)の救国内閣の成立』
5年9ヶ月前の2011年3月11日、フクシマの未曾有のレベル7の核事故の発生では、民主党政権は自民党(党首は谷垣総裁)に対して挙国一致内閣を呼びかけているが、管直人首相の人事案に反発して不調に終わっている。(副首相ではなく、谷垣貞一首相の案なら間違いなく成立していた)
現在、新年早々か年末解散・総選挙が噂されている中で、自民党の二階俊博幹事長と民進党の野田佳彦幹事長が6日昼、東京都内で会食し、国会運営や今後の国政課題について意見を交わしていた。(会食には、自民の林幹雄幹事長代理と民進の安住淳代表代行が同席)
5年9ヶ月遅れたが日本でも挙国一致の大連立政権(体制奉賛会)が成立する見込みが高い。そもそも日本国では与党も野党ファジーで双方馴れ合いの猿芝居。田舎のプロレス状態なのである。日本では珍しいか同じ敗戦国でもドイツの国政運営では与野党の大連立の方が、むしろ普通である。
大連立の日独の違いですが、これは彼我の政治信条の違いではなくて、実は選挙制度の違いなのです。(比例代表選挙では大連立は可能だが、小選挙区制では不可能に近い難事中の難事。次の選挙を考えれば不可能なのです)
『最大の問題点は隠れ多重党籍問題だった?』
二重国籍とか多重人種は何の問題も起こらないが、しかし今の日本国で起きている自民や民進、維新などの二重や多重の党籍問題は大問題である。今の野党第一党の民進党の場合、大部分は元自民党員で本籍が自民党であり、維新の場合は自民党の落ちこぼれ組。国会審議が田舎のプロレスになるのは何とも致し方ない成り行きである。
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