逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

警察の前で米軍警備員が日本人を暴行、拉致監禁のやりたい放題

2015年02月25日 | 政治
黒めがねの米軍警備員3人に両足をつかまれ、ゲート内に引きずられていく山城博治議長=22日午前9時5分ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

『日本の敗戦から70年。米軍占領下の沖縄の現実』

市民らがシュワブの新ゲート前で県民大会で抗議行動中、米軍の日本人警備員ともみ合いになり山城議長ら2人が同警備員に足を引きずられて基地内に連行された後、後ろ手に手錠を掛けられ事務所内に監禁。
山城さんらは基地内で約4時間拘束され、午後1時すぎに名護署に引き渡された。
米軍は午前9時30分ごろに県警に「男の身柄を拘束した」と連絡した。
県警は米軍の山城議長らに対する対応について、「(米軍が)確保し、拘束した」と発表。在沖米海兵隊報道部は「米海兵隊施設に侵入したとして日本人警備員が『逮捕』した」と発表。

今までも度々海上保安庁(国土交通省が管轄する国家警察)による名護市辺野古の米軍海兵隊基地の建設に抗議する沖縄県民の抗議行動に対する危険な過剰警備が地元のマスコミによって報道され、翁長沖縄県知事からも是正が申し入れられていたのである。
本土のマスコミでは米軍の拘束と報道されているが、実態は日本国が雇用する日本人警備員であり、米軍(最高指揮官はオバマ大統領)が主導したものでは無くて安倍晋三(日本政府)が暴走した可能性の方が高いと思われる。
日本国の警察組織は自治体警察が基本で警察官は地方公務員だが、海上保安庁職員は国家公務員である。
今回は、『米海兵隊施設に侵入したとして日本人警備員が「逮捕」した』との在沖米海兵隊報道部の発表が示すように、日本の安倍晋三の『日本軍は悪くなかった』との歴史修正主義と、それと対になった対米従属の売国奴路線が益々エスカレートして凶暴化している兆候であろう。

『付け火して 煙よろこぶ 田舎もの』山口県の田舎ものが引き起こした恐怖の大量連続放火殺人

場所は米軍海兵隊基地前の道路上。しかも沖縄県の県民大会の開催中で国会議員やマスコミなど大勢が注視する中で逮捕拘束すれば大騒ぎなるが、わざわざ、これ見よがしに両足を持って数十メートルも引きずるなど、国家権力といえどもやりすぎ。
過剰警備にも程が有る。警察官が今回と同じことを行えば特別公務員暴行陵虐で7年以下の懲役刑は間違いない。
安倍晋三ですが、わざと騒動を煽っているのである。なんとかして沖縄県人を怒らそうと必死なのですから不思議だ。
いよいよ放射能被害が本格化するフクシマの4年目を目前にして、機密保護法や自衛隊の海外派兵など安倍自民党政府の動きが急であるが、たぶん、全部が目くらまし。
確かに安倍晋三とかそのお友達の言動は目に余るし、手足の海上保安庁とか米軍日本人警備員の暴走は危険が一杯である。
勘違いした、日本国内の善良なリベラル派や左派、反戦団体、有識者は『子供達を戦場に送るな』と言う。
尖閣諸島や辺野古の海兵隊基地の問題が大きく取上げられて、将来の戦争を心配している。
日本ですが残されていた猶予期間を使いきりレベル7の原発事故から4年目に突入する。日本の戦場とは放射能汚染地域であり、日本の首都の東京にも戦線は迫っている。
安倍晋三ですが、わざと人々の目を逸らす目的で騒動を引き起こしているが、このまま放置すれば、日本国は必ず滅びます。
反戦だとか憲法9条を守る前に共産党や左派勢力にはやる事が有る。武器輸出だとか集団自衛、国防軍など目眩ましのショーであり大した事では無い。

『市民の逮捕送検 米軍の弾圧は許されない』
琉球新報2015年2月24日 社説

名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で普天間飛行場の移設に向けた新基地建設の反対行動をしていた山城博治沖縄平和運動センター議長と男性1人の計2人が刑事特別法違反の容疑で逮捕され、送検された。
2人が逮捕された22日はゲート前で基地建設に抗議する県民集会が開催された。開催前に山城議長らを逮捕し、米軍が長時間拘束したのは抗議行動への弾圧以外の何物でもない。
 
そもそも山城議長らは基地内に侵入しようとしていたわけではない。
抗議する市民と県警とのもみ合いを制止しようとしていた。しかもゲートの詰め所よりも国道側に近い場所の地面に引かれた基地内の境界線を示す黄色い線に立っていただけだ。
突然、米軍の警備員が山城議長を引き倒して両足をつかんで基地内に引きずって拘束している。
こんな乱暴な拘束が許されるのか。
 
この行為に在沖米海兵隊報道部は「米海兵隊施設に侵入したとして日本人警備員が『逮捕』した」と説明している。警備員の逮捕は私人逮捕だ。現行犯逮捕なら司法警察職員に限らず誰でも行えることが刑事訴訟法に定められている。
 
現場には当時、約30人の警察官もいた。私人逮捕の場合、現場に警察官が到着するまで身柄を確保することはあるが、現場にはすでに大勢の警察官がいた。すぐに身柄を引き渡せばいいはずだ。
 
しかし警備員は警察官のいる方向とは逆の基地内に山城議長らを引きずり込んだ。後ろ手に手錠を掛け、基地内の建物に入れてから手錠を解いたようだが、その後約4時間も拘束を続けている。刑事特別法を逸脱した人権弾圧だ。
 
米施政権下の1957年の伊江島で、強制接収された射爆場内に入ったとして、住民5人が逮捕される事件があった。米兵が境界線を示す木製看板を5人の後ろにそっと置き、無断立ち入りで逮捕するという不当逮捕事件が起きている。今回の事件と何が違うというのか。
 
復帰前の米統治下で繰り返された米軍による人権蹂躙(じゅうりん)の記憶を呼び起こす事態だ。暗黒社会に逆戻りさせてはいけない。山城議長らは23日夜に釈放された。本来ならば逮捕、送検するべきではなかった。
辺野古への基地建設に反対する意思表示は県民の民意だ。米軍は抗議行動をする市民に指一本でも触れることは許されない。

『釈放された山城議長との一問一答』

釈放された沖縄平和運動センターの山城博治議長と記者団との一問一答は次の通り。
 ―2人目も釈放されたが、知っている人か。初めてシュワブゲート前に来た人か
「誰だろうと思った。初めて来て、初めて拘束されてびっくりした。警察署の中でもカーテンで仕切られて、ほとんど顔も会わせることができなかった。米軍の建物の中で一緒になって以来の再会だ」
 ―不当逮捕と言った理由は。
「認識があれば、ある程度用意もできるが、機動隊とのせめぎ合いが厳しくなった時、これ以上関係が悪化すれば不測の事態がないとも限らないので、いったん下がろうと言っているところを、後ろから羽交い締めにされて連れて行かれた。基地の侵入というなら分かるが、侵入していない。それをみんな見ているはずだ。黄色いラインから出ようというわけでもなくて、逮捕されて引きずられるのはほとんど理解できない。全くの嫌がらせ逮捕だと思った」
 ―倒されてどうなったのか。
「いったんどこかに座った気がする。そのあと両脚を引っ張られて、フェンスまで引っ張られた」
 ―どれくらいの距離か。
「20~30メートルぐらいかな」
 ―手錠を掛けられた。
「『フェンス沿いに腰を下ろせ』と言われ、立ったまま手錠を掛けられた。脚を引っ張ったのは米軍の警備員で、手錠を掛けたのは迷彩服を着た海兵隊員だった。海兵隊員に建物の中に連れて行かれた」
 ―警察と地検に何を聞かれたか。どれぐらいの内容を聞かれたか。
「軍の中に呼び出された時には逮捕状も示さない。逮捕状もないから、弁護士呼べとも言えない。向こう(米軍施設内)で『これは一体何の拘束なんだ。不当拘束もいいかげんにしろ』『一体何時間たってるんだ』とずっと言っていた。逮捕とも言わないし、ただの嫌がらせかと思った。機動隊がちょっと拘束することと同じと思って、やがて帰されるだろうと思ってたら、身柄を警察に引き渡すと言われたとき、また外されていた手錠を掛けられて、車に乗せられた。(ゲート前で)赤嶺政賢議員が演説の最中だったから、2時間くらいだったと思うが、その時も逮捕状は示さない。刑特法の何条違反で、身柄を送致されたので、名護署に連れて行くという簡単なコメントがあった。その時も逮捕状はない。名護署にも地検にも、逮捕状を示さないで逮捕はあり得ないと伝えた」
 「ここ(名護署)で取り調べられたのは、身上調書、それから事件の調書。午前中と午後の早い時間の取り調べは一切黙秘をした。不当逮捕だから答えられないと言った。その後、弁護士接見があって住所氏名くらは言った方がいい、と言われたので住所氏名を言った。また、自分の言いたいことは言った方がいいという弁護士のアドバイスがあったので、私はみんなを下げるために中の方にいたのに、回り込んで皆さん下がろうと言ったまでだ。その際に後ろから襲い掛かってきた軍の警備員との押し合いの際に脚を引っ張られて、引きずられるように基地の中に連れて行かれた。これが真実だと言った。それ以上のことは分からないと警察には伝えた。地検の方でも同じことを伝えた」
 「特に地検が問題にしたのは、軍側が刑特法違反だと伝えたので、私たちがどこに立っていたのか、黄色いラインだったのか、それが内側だったのか、それを盛んに強調していた。私が伝えたのは、機動隊と最初、仲間が押された時に激しく抗議した、その際確かに抗議の際に、1歩ほど、半歩ほど中に入ったのは事実だと伝えた。しかし2回目は道路側の内側には立っていない。直接の容疑になった際には中には入っていないと伝えた。警察に確認をして一応の取り調べを終えたところだ。とにかくラインの内側だったか外側だったかを気にしていた感じだ。運動としてラインのことは気を付けますかと聞かれたので、ラインのことは気を付けますと答えた」
 ―県民集会の日に拘束されたことについて。
「嫌がらせだと思う。軍の海兵隊や軍警が出たのは初めて。きょうは県民大会だから警備がやたら厳しいとしか思わなかった。県民が基地の中に乱入するのを止めるためにいるとは思わなかった。まさか引っ張るとは夢にも思わなかった。結果としては、憤る県民の怒りに恐れをなして、もう先制攻撃で、黙らせるようにという行動だったと思うけれど、それはそういかない。ますます怒りに火を付ける。何にもしてないのに襲い掛かるなんて、あり得ない。軍側がやっぱりよっぽど恐れているとしか思えない。そういう思いがあらためて強くなった」
 ―引きずられた時にけがは。
「頭だけ気を付けた。ガリガリ引っ張られるので、頭だけ押さえていた」
 ―手錠をされた場所はどこか。
「基地に向かって左側のフェンス。連れて行かれました」
 ―プラスチックの手錠か。
「金属製の手錠だ」
 ―地検が勾留請求をしない理由について、何か言っていたか。
「勾留する必要がないからだ。書面に勾留する理由がない 釈放と書かれていた。私と彼は一緒にいたんですよ。拘束された後もずっと私が、何をするにも先に行動していた。彼も別々に連れて行かれた。別での聴取もあったようだ。彼の取り調べが終わるまで、ずっと部屋にいた。大変なことがあったと思う」
 ―あらためて今後の運動の展開の仕方は。
「米軍がしゃかりきになってることがよく分かった。つまり私たちの抗議が効いているということだ。第3ゲートでのフェンスの囲い込みから始まり、米兵らが出てくるのは今までにない。よっぽど警戒しないと、いつテントに襲いかかるか分からない。昨日捕まった時に、もしかしたら私がいないうちに襲い掛かるのではと気掛かりだった。運動はさらに警戒が必要だ。用意周到に、彼らに付け込まれない運動が必要だと思う。合法的にかつラジカルにしっかり声を上げて運動していきたい」
(2015年2月24日 琉球新報)



日本の国土に勝手に線を引き『陣取り合戦』、子供に対しては恥ずかしくないのか。写真右上隅に映るのは、乱暴狼藉を傍観するだけの無力な日本の警察(沖縄県警の警官隊)。
皆サングラスを着用して、暴行の犯人が誰か特定しにくいようにしている米軍の民兵(日本人警備員)が わざわざ線の中まで引きずり込んでから拘束している写真。
今回の事件を報道しない全国紙が何紙もあったがアメリカのニューヨークタイムズ紙(WEB版)は22日、過去最大級の約2000人が集まった辺野古基地前の抗議集会で、主催者の山城議長が拘束されたと報道している。

 『拘束された沖縄平和運動センターの山城博治議長の勘違い』

2月24日付け琉球新報の『釈放された山城議長との一問一答』から分かることは、
『これ以上関係が悪化すれば不測の事態がないとも限らないので、いったん下がろうと言っているところを、後ろから羽交い締めにされて連れて行かれた』と、山城議長は県民集会の集団に向かって、一旦下がるように指示していた。
この時に、後から突然襲われているのである。
しかも、御丁寧にも獣並みに両足を3人が押さえて地面を引きずっている。これでは正常な逮捕とは到底言えないであろう。
単なる暴力とか嫌がらせ。あるいは公衆の面前で、組織のトップであり沖縄の反対運動の象徴的人物に対して『恥をかかせる』との目的しかない。
県民集会の日に拘束された意味は大きいでしょう。
『軍の海兵隊や軍警が出たのは初めて』のことなのです。
山城さんは、『きょうは県民大会だから警備がやたら厳しいとしか思わなかった。県民が基地の中に乱入するのを止めるためにいるとは思わなかった。』
と言うが、県民大会の抗議の集まっている大勢の沖縄県民の目の前で、沖縄平和運動センターの山城博治議長を羽交い絞めにして引き倒して、その後3人で両足を持って動物のように地面を引きずってアメリカ軍の海兵隊基地内に連れ込んでいる。

『日本政府(安倍晋三)による、傍若無人な乱暴狼藉』

傍若無人(ぼうじゃくぶじん)とは、まわりに他人がいないかのような自分勝手な振る舞いをする、という意味の四字熟語で『傍らに人無きが若し』と訓読する。
乱暴狼藉(らんぼうろうぜき)とは、粗野な言動をすること。また、考えもなく思いつくままに 暴れたり、無法な行為をはたらいたりすること。乱暴狼藉の四文字熟語は、荒 々しく支離滅裂な行動、無法な振る舞いをするとの意味。
この日は県民大会で現場には国会議員を含む2000人以上の市民と警察官30人の目撃者の前で、驚くべき事件は発生している。
座り込みのデモ隊に対して、たまたま足を引っ張る行為は起き得る事態だが、今回のように羽交い絞めして引き倒し、米軍基地のゲート内まで数十メートルの距離を倒れた状態のまま両足を引きずっていって連行した前例が一つも無い。
この衆人環視の中で起きた前代未聞、空前絶後の摩訶不思議な暴行拉致監禁事件での乱暴狼藉ですが、合理的に考えられる『目的』はただ一つである。
日本政府(安倍晋三)ですが、なんとかして沖縄県民を怒らしたい。露骨な挑発なのである。
余りに露骨な日本政府(安倍晋三)の挑発行為に、怒った沖縄県民が基地のゲートを越えて米軍基地内に雪崩れ込む騒動を誘発することで、日本国内の読売や産経などマスコミの報道での大騒ぎを無理やりにも引き起こす為だったと考えられる。
以前から続く辺野古の海の海保職員による暴力行為も、今回の米軍警備員による暴行拉致監禁も同じで雇い主はアメリカ軍ではなく日本政府であり全員日本人(国家公務員)である。
国家公務員の身分でありながら、自分たちが明確な違法行為を行っているとの自覚があり、全員が身もとが割れないようにと黒眼鏡で顔を隠している。
今回の事件を『基地に侵入したから米軍が逮捕した』との明らかな誤報を流したフジ産経部ループは論外だが、『米軍の弾圧だ』という地元沖縄のマスコミも多少変だし、同じく『不当逮捕だ』という山城議長の態度もやはり変である。
そもそも基地に侵入していない。
『不当逮捕』だと言うが、検察庁に連行されるまで『現行犯逮捕だ』とは誰も言っていないので、逮捕でもない。
羽交い絞めにして引きずり倒したり、倒れた状態で両足を持って引きずるなど、理由を示さず後手錠で監禁しているが、暴行や拉致監禁(犯罪行為)以外の何ものでも無いのである。
ところが、関係する被害者の誰一人も『一方的で不法な暴力だ』口に出さない不思議。(なるべく騒動を大きくしたくない。穏便に済ましたいのである)
地面を引きずられた山城さんの上服は多分ボロボロですよ。もちろん御嶽山の噴火と同じで誰かが携帯で動画を撮影しているはずだが、今回の静止画以外には一切出てこない。(同じ映像でも、写真とビデオでは世間に訴える力が格段に違っている)

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疑問 (つぶやき一人)
2015-02-24 20:58:14
かねてより、ブログ主様は「日本は終わった、放射能汚染で時間切れである」と一貫して主張されています。今回も、 「日本の戦場とは放射能汚染地域」「首都東京にも戦線は迫っている」などとされ、「武器輸出だとか集団自衛、国防軍など目眩ましのショーであり大した事では無い」と主張されています。秘密保護法も施行された今日、放射能汚染の被害の実情も相当に隠されていることは間違いない、とは思いますが、集団的自衛権法制化などまでも全てが目くらましというのもいささか極論のように思われます。汚染水の垂れ流し、廃棄物の置き場もないなどはそれなりに伝わってきていますが、本当に放射能汚染は待ったなしの危機的状況なのでしょうか?何を根拠として論じておられるのでしょうか?機器を感じられないこちらがボケているだけなのでしょうか。
返信する
ヤンキーゴーホーム (ましま)
2015-02-25 10:18:24
辺野古の海を守れ、から「ヤンキーゴーホーム」の世界的スローガンに変わる時がやがて来るでしょう。アメリカは好きな国なのでそれが心配です。
返信する
光市母子殺害事件とマスコミ (宗純)
2015-02-25 10:28:04
つぶやき一人さん、まず結論を先にいうと、『危機を感じられない』とは、ボケているだけなのでしょうね。

国連のWHOやIAEAが公式に認めているチェルノブイリ原子力発電所の事故による被害は、唯一小児甲状腺がんだけなのです。
現在の数字ですが、フクシマでは2000人に1人の割合ですよ。
2000人に1人が小児甲状腺がんであるということは、他の1999人は違うと言うことなのです。
小児甲状腺がんになった2000人に1人の方を注目するのか。
それとも、小児甲状腺がんではない1999人のほうを見るかで、結論が違っていくる。
今のマスコミとかいわゆる護憲左派の政治ブログですが、1999人を見て、小児甲状腺がんの1人を無視するから危機感がゼロなのですよ。多分。
私の判断ですが、これは完璧に痴呆症。あるいは全員がネットウョの様な脳内妄想の世界に逃げ込んでるのですね。
甲状腺とは成長ホルモンに関係していて、人体では小さな器官であり、自然発生のの甲状腺のかんは全ての悪性新生物(がん)のうちで1%程度しか無いのです。
もしも今のフクシマの話が政府やマスコミの宣伝の通りであるとしたら、1%しかない小児甲状腺がんの100倍の小児がんが発生していることになるのですよ。
数字にすると福島県の子供の20人に1人が何らかのがんだった、との結論になります。
何と、福島県では子供は全員が超高齢者なのだとの笑い話なのです。
がんは高齢者の病気であり、普通なら子供は無関係。人口3億人のアメリカにおける小児がんは年間2000人程度で、15万人に一人程度。そのうちで小児甲状腺がんは1%なので、1500万人に一人程度のとんでもなく珍しい病気なのです。
その1000万人に一人有るかか無いかの小児甲状腺がんが福島県では2000人に1人なのです。
しかも、まだ本格化する4年の前の時点なのですよ。4年が過ぎて本格化すれば、数十倍に跳ね上がるのは避けれない。
もう、日本が終わっているのは、間違いない事実なのです。

今回投稿した、両足を持って地面を引きずって 米軍基地内に引きずり込むなどの前代未聞、空前絶後、特定秘密保護法とか集団自衛権とかの安倍晋三を見れば、戦前に先祖帰りしていて、地球の裏側でも戦争をするのだと誰でもが勘違いする。
しかし、それは余りにも善意の勘違いであり、丸っきりの考え間違え。
戦争とは、当たり前ですが殺し殺されるのですよ。これに今の日本人は耐えられない。
光市母子殺害事件ではマスコミが全員で少年の凶悪犯罪を大宣伝したが、現実には日本人は人を殺さなくなったのです。
特に若者たちは殺さないのですね。
殺人の統計学的一考察
2008年02月02日 | 文化・歴史
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/79bb6106736ab90449816bfc7cf5b237
基本的に人が殺せない、今の日本人では戦争にはなりません。
人は誰でも自分が殺されたくないし、殺したくも無い。
ですから、戦争を本当にする気が有るなら、命令拒否には死刑か懲役300年にする必要が有るのです。
石破茂閣下発言「命令拒否は死刑か懲役300年」を断固支持
2013年07月20日 | 政治
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/578564623c3a74669c76359b4b5e0dd5
今の日本で、戦争を始めるなどは夢のまた夢。現実無視にも程が有る妄想なのです。
それなら何故、今のように戦争前夜の様な雰囲気を煽っているのかの不思議ですが、その答えは4年前のフクシマしか無いのです。


ここは正誤が判りやすい高尚な科学ブログでは無くて、正誤や善悪が判り難い、大悪党小悪党が跳梁跋扈するおどろおどろしく不可解な政治の世界を扱う下世話な政治ブログです。
しかも、この『逝きし世の面影』ブログは、『お前達は間違っている』(今までが間違っていた)というオルタナティブな政治ブログとして、政府やマスコミだけではなくてネット空間での数々の擬装や悪質なプロパガンダを告発した関係で多くの読者を獲得した半面、自分たちの悪事を暴かれて恨みに思っている阪大の菊池誠を教祖とする不思議な偽科学教カルトとか解同の糾弾会モドキを繰り返すkojitakenグループなど、何とか足を引っ張りたいと思っている悪党連中も数多い。
良好なブログ環境の維持とコメント管理の必要性から、タイトルや名前が無いコメント、あっても通りすがりとか日本人の一人などの、個人を特定しているとは思えないHNは無記名と看做して不掲載とするローカルルールの設定しています。
と何回も注意している手前、
今回の『つぶやき一人』とのHNは、感心しません。ぎりぎりの線で問題が有るのですね。
ネットウョの落書きを放置するのと同じで、一人だけなら良いが他にまねをされる人が出てくると収拾がつかなくなる。
次回のコメント投稿時には、何でも結構ですから個人を特定しているNHの記入を忘れないようにしてください。是非とも御願い致します。
返信する
危機感の横ずれをお (農婦)
2015-02-25 20:16:06
私は福島の隣県宮城の者です。確かに放射能の被害を実感として感じてます。政府は福島のしょうに甲状腺癌の発症は放射能とは無関係と、あまりにも馬鹿げたことを言って、医療費は今でも個人負担。さらには福島県人を福島に、半強制的に押し込めようとしています。関東にも放射能は降り注いだのですから、4年後からは、顕著に放射能由来のけんこうひがいがあらわててくるでしょう。
返信する
Unknown (つぶやき1人)
2015-02-25 21:06:29
ブログ主様
原発被害の深刻さについてのご説明、有り難うございました。1999人の方を見ている鈍感な自分が認識できた感じがします。
 ただ、それでも、安倍一派が本気で戦争をやりたがっている、そのためには死刑、懲役300年も辞さず、国民を動員する、これに国民が抵抗できない、という近未来が危惧され、集団的自衛権などが単なる目眩ましではないのではないかとの疑問はなお拭えません。
 なお、ハンドルネームの件ですが、ネトウヨとは違い、このブログを監視、観察している者の存在をも意識せざるを得ない面があります。「トンデモ投稿」かどうかは中身で判断していただければ幸いです。
返信する
喧嘩を吹っかけているのか。それとも冗談なのか? (宗純)
2015-02-26 10:32:28
少しも、面白くありません。

今までも、このブログに『科学者の一人』であるとか『医学生の一人』なるNHのコメントが行われているのですが、・・・
何れも悪質な工作員、あるいは頭が空っぽの低脳右翼とか科学教の信者なのです。
ですから、今回の『つぶやき1人』は、問題なんです。これを放置すると真似する、よからぬ輩が現れかねないのですね。
『呟き』もそれに続く『一人』も、それは固有名詞では無くて、何れも一般名詞ですよ。少しも個人を特定していないのです。しかも、今回は御丁寧にもタイトルまで省略している。喧嘩を吹っかけているのか。それとも冗談なのか?
そのままでのコメント投稿は御遠慮下さい。

それにしても不思議なコメント内容ではある。
『安倍一派が本気で戦争をやりたがっている、そのためには死刑、懲役300年』が本命なのですよ。
それ以外は、付け足し。
何度も何度も言っているが、今のネットウョとか自民党とかの右翼ですが、ネオナチに見えるのは事実であるが、基本的に脳内妄想であり、
本物の欧米の右翼とは大違い。口先だけのヘイトスピーチは溢れていらうが、ヘイトクライムは一つも無いのですよ。
これは天と地ほど違っている。人が殺せないなら、戦争には絶対になりようが無い事実を何故無視するのか。
そもそも安保関連は元々懲役10年であり少しも刑罰は強化されていない。
特定秘密とは放射能であり、石破茂の死経か懲役300年も、戦争目的では無く、次の原発が爆発した時の自衛隊の逃亡阻止が最大の目的なのです。
返信する
4日遅れで毎日新聞が報じる (宗純)
2015-02-26 10:50:54
ましまさん、コメント有難うございます。

今日の毎日新聞朝刊には、このブログにも掲載した両足を持って引きずる写真が『「過剰警備」疑問の声』とのタイトルの記事が掲載されました。
(ウェッブ上には1日前の2月15日の日付)
しかし、それにしても不思議なのです。
毎日記事では『米軍が一時拘束』となっていて、沖縄県の反対派市民の代表を米軍が拘束したとの印象なのですが、
日本政府が給料を払っている国家公務員が沖縄市民に暴力をふるって威嚇しているのです。
日本は自治体警察が基本で警官は原則地方公務員。ところが海洋警察(海上保安庁)だけは国家公務員の身分なのですが、以前から度々辺野古の海上で一方的に暴力をふるって威嚇している。
ですから今回の事件は、その延長線の出来事ですよ。基本的に無茶苦茶なのです。
安倍晋三がアメリカ(オバマ)に喜んでもらおうと必死で頑張っているのでしょうが、小さな親切大きな迷惑。
これでは米軍の評判は落ちる一方ですよ。
公式には批判していないが、米軍海兵隊の司令部は、日本政府の強行策を苦々しく思っているでしょう。
返信する
1%(140万人)の沖縄県民 (宗純)
2015-02-26 11:00:39
農婦さん、コメント有難う御座います。

沖縄の人口は140万人なので日本全体の1%強程度なのですが、辺野古の海兵隊基地前のゲート前で起きた、前代未聞の暴力事件を、地元の琉球新報とか沖縄タイムスが大きく連日報じても、全国紙は報じない。
今回、4日遅れではあるが毎日新聞が報じた意味は大きいでしょう。
ところが、沖縄とは大きく違い、福島では全国紙以上に地元紙が、『安全・安心。心配ない』と繰り返しているんもですから、無茶苦茶。
これはもう、報道などの範疇では無くて、破壊的カルト宗教の集団自決の人民寺院ですよ。
年間1ミリシーベルト以上の放射能汚染地域が、福島県東部だけでは無くて、宮城県南部や岩手県の一分、群馬県、栃木県茨城県千葉県の一部。東京都の一部さえ含むので、全員で『なかったことにする』との挙国一致の合意が行われたのでしょう。
返信する
HNについて (つぶやき1人)
2015-02-26 21:05:58
喧嘩を吹っかけているわけでも、冗談でもありません。本ブログへのコメント欄を眺めますと、「あたし新聞」「農婦」「ネブギアリソッド」「ichiro.jr」「鳩と共生」「おやじ」「poor」「さそり座」「くまごろう」等々の「個人を特定しているとは思えない」HNがブログ主様から格別の異議も述べられずに掲載されています。確かに、どこの馬の骨か分からない者がイタズラ書きするのは不愉快でしょうが、ネトウヨとおぼしきコメントはすぐに分かるはず、ドンドン削除なされば宜しいのではないかと。まあ、こんな事でコメントをお返しする事もないのですが。
なお、懲役10年でも徐々に後方支援から駆けつけ警護、任務遂行のための武器使用、殺傷が自衛隊員によってなされ、自衛隊員が殺される事態に進み、何れ死刑、懲役300年へと刑罰が強化されるという展開は有り得るのではないですか?次の原発の爆発の際に備えては敵前逃亡阻止のための死刑、懲役300年が用意されると言われますが、それほど原発の再爆発が間近に予想されるのでしょうか?このような見方も未だに原発安全神話に囚われた、節穴の目から見た寝言なのでしょうか?
返信する
なぜ、つぶやき1人のHNが駄目なのか (宗純)
2015-02-27 15:22:47
明らかな印象操作の類なのです。
何とも不思議な展開なのですね。人の知性と言うのは案外隠せないのですよ。
人並み以上の高い知性を持っているのに、何故だか理解力が小学生低学年より悪いなど、それは、ありえないのです。
何かを擬装しているのですが、この (つぶやき1人とのHNに秘密が隠されている。
農婦のHNの方は長年の農業に携わっていた御婦人ですよ。だからHNが農婦なのです。
この、○○の一人と言うHNですが、一見すると謙遜している風に思えるが、実は逆。『日本人の一人』では謙遜どころか日本人代表としての発言でありとんでもなく上から目線。科学者の一人とか医学生なども同じ種類なのです。
今までに、この○○の一人のHNを使用していた連中ですが、ひとりの例外もなく、トンデモない悪党なのですよ。
知性の高さと理解力の低さのアンバランスが酷すぎる理由ですが、
多分、少し前に何とも不思議なコメントをしてきた人物のダブルHNですね。
栃木県日光市の小児甲状腺C判定3人と北朝鮮拉致問題の猫騙し
2014年06月01日 | 放射能と情報操作
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/844ee051d1267d1cfc15c975bc3d5e8a
この摩訶不思議なコメントに関しては、
医者も人間+医療は不確実=間違っても当然だ(何の責任も無い)
2015年02月23日 | 放射能と情報操作
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/b18c437f45199af514a091f8645635ad
に、悪質な工作員の例として記事にしています。
一連の場違いなコメント群ですが、本来ならこの記事では無くて、
2月23日の、医者も人間+医療は不確実=間違っても当然だ(何の責任も無い)
の方が遥かにぴったりなのです。
確かに、この記事にも小数の放射能汚染の問題が書き込まれているが、普通に読めば無法な暴力に晒されている沖縄県民の方に注意が向く。
記事の内容の9割を完璧に無視する今の態度が、不思議すぎるのである。
本当なら、2月23日の、医者も人間+医療は不確実=間違っても当然だ(何の責任も無い)にコメントするべきなのだが、それではトラ猫とのダブルHNで有る事実が丸分かりなので、この記事のほうに投稿したと思われる。

そもそもこのような、『私は○○だと思う』などの、個人の主観に対しては何の関心も興味もありませんし、
ましてや、そのことで誰かと討論する気持ちはまったくない。
個人の主観とは聖域であり、正しかろうが間違っていようが、他人があれこれと言うべきではない。
この『逝きし世の面影』ブログに書いている内容ですが、客観的な科学的事実が8~9割程度であり、誰が書いても同じで個性はゼロ。1~2割有るこのブログ独自の解説とか判断ですが、これも客観的事実から自動的に導かれるものであり、オリジナリティは限りなく低い。
物事『善悪』の判断は個人の主観的な判断とか個人の集合体で社会的に判断されるので討論が必要なのですが、・・・そもそも他人の主観に対して興味が無いと言うか、責任が持てない。(連れ合いとか子供は自分の責任上嫌々行うが、他人とは真っ平なのです)
善悪とは大きく違い、科学的な正誤とは常に普遍的であり、正しい手順さえ間違えなければ、誰がやっても同じ結論に達する。だから検討とか討論が必要であり、大事なのです。
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もうコメントしてこないとは思うが (宗純)
2015-02-27 15:59:23
多くの護憲左派の政治ブログでは、フクシマの放射能汚染の話は何かのタブーらしくて、ほとんど触れられていないが、この『逝きし世の面影』ブログでは、
『放射能と情報操作』の記事は167件で、メインの『政治』の217に次ぐ断トツの多さなのです。(他の政治や社会のカテゴリーの記事でも放射能を扱っている記事が多い)
何故、『放射能と情報操作』のカテゴリーの記事が多いかですが、今の日本にとってフクシマの問題が最大最悪だからなのです。
他の政治ブログを名乗っていて、フクシマや放射能を無視するか軽視して小さく扱うなど、正気の沙汰ではない。多分全員が完全にボケているのです。

この問題については、以前から何度も取上げようと思案しているのだが、何とも取上げ方が難しい。
悪質な工作員の印象操作である、との私の判断が間違いで、本当にこの問題の原因を解明したいと思っているなら、これ以上に嬉しい話は無い。
ただし、この『政治』のカテゴリーの場所は不適当。
(今後、吉本新喜劇の間かんぺいの低級な真似の、何故じゃ。どうしてじゃ。誰がじゃ。と面白くもないギャグを繰り返しても、全て便所の落書きとして、見つけ次第削除します)

場所ですが、
医者も人間+医療は不確実=間違っても当然だ(何の責任も無い)
2015年02月23日 | 放射能と情報操作
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/b18c437f45199af514a091f8645635ad
が、ぴったりでしょう。
少しだけ期待して、このコメントの続きを待っています。
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日本は既に終っている、かどうか (里仁)
2015-02-27 18:42:33
 宗純さん、つぶやき1人さん、こんにちは。

 なんだかバランスが悪い気がします。ハンドルネームについてのこだわりもそうですね。そもそも第三者から個人が特定できないようにするためにハンドルネームを使用するのではありませんか。宗純さんの言っていることは、全然逆です。
 複数の人が一つのハンドルネームを使うのは問題でしょうし、既に使用されている他の人のハンドルネームと同じものを使うのもルール違反でしょう。しかし、話の流れの中で同じ人が発言しているのだと分かりさえすれば、あとは大した問題ではないと私は思います。
 それぞれにハンドルネームの由来があったり、命名のセンスがおのずから問われたりするわけですが、そんなところにくちばしをはさむべきものはないでしょう。

 つぶやき1人さんのコメントは、私なりにまとめると「原発や放射能汚染も問題だが、他の問題の重要性も無視するべきではないのではないか」という主旨ですね。ごくまっとうなご意見ではありませんか。むきになって否定するような見解ではなくて、宗純さんのこだわり方は、なんだかとても奇妙に感じられます。

 民主党政権の時、原発ゼロをめざすという閣議決定をしたら、海の向こうの国から文句をつけられて撤回したことがありました。辺野古の現状ともつながりますが、日本が米国の属国であり続けているということが――放射能汚染の放置も安保政策等々も含めて――多くの問題の根柢にあるのではないでしょうか。

 安倍内閣がどうしようもないのは、徹底的な属国路線をひた走っているところにあります。自衛隊が戦闘するかどうかはさておいても、米国の侵略行為をファイナンス面から支えていこうとするその路線こそが、問われなければならないと思います。

 死刑や懲役300年がなくても、現に自衛隊はイラクという戦場にまで出かけていっているのですよ。海外派兵など、簡単に実現してしまうと考える方が妥当でしょう。
 人を殺せないのは日本人だけではありません。殺せない人間に人を殺させるのが軍隊というものです。第2次大戦のときのソ連の兵隊もそうでした。退却しようとすると後ろから射殺されるので、仕方がなく前に突っこんでいきました。これは、ソ連だけの話ではないでしょう。
 人を殺せない人間ばかりだから戦争などできない、というのは、明らかな謬見です。それこそ、印象操作を疑われてしかるべきではありませんか。

 私は宗純さんには大いに期待していたのですが、ボケてこられたのでしょうか。それとも米国の手先にからめとられてしまったのでしょうか。

 つぶやき1人さんを否定する宗純さんのお考えは、改めて私がまとめるまでもなく、これまでずっと明らかにされてきましたね。
 いわく「日本は既に終っている」です。
 このままだと終ってしまいそう、なのではなくて「既に」終っているのだと……。
 
 もしそれが事実だとしたら、我々にできることは、それをそうと理解するくらいです。当然、既にある事態を阻止などできません。要するに何もできない、何もする必要がない、ということになります。
 のみならず、安倍政権のやっていることもすべて上辺だけの見せかけで、本質的にどうでもいいことだとおっしゃる。
 これについても――ネコだましだからという具合いで理由は異りますが――何もする必要がない、わけです。

 オカルトのような表現はやめにして、もっと明確にお書きになったらいかがでしょうか。
 「日本は終っている」では、分かったようで実は何を言っているのかよく分かりません。代わりに「日本は全土が放射能汚染されている」という表現だったら、どうなるでしょう。

 法人に寿命がないのと同じで、国は本来的に死亡したりするものではありません。日本も同様です。
 国土がすべて使用不可になったとしても、どこか他の土地をみつけてそこを新たな国土とする選択肢はあり得て、それだけでは日本は消滅しません。
 日本の国民が同時にすべて死亡してしまえば、日本が終ったことになるでしょう。しかし、少数でも生き残っているかぎりは、日本が終ったことにはなりません。
 環境から被曝し続けることはあり得ますが、被曝による疾病は遺伝していくものではないですね。子どもの多くが成年に達する前に死亡していくとしても、新たな生命をつむぎつづけていけば、日本は終りになりません。

 旧約聖書の預言者たちが叫んでいたのは、民族滅亡の告知などではなかった。悔い改めよ、生き方を変えなければいけないという警告を発していたのでした。
 どのように悔い改めるべきかの道筋を示すこともなく、ひたすら「日本は既に終っている」と繰り返し、他の問題はすべて上辺だけのもの、red herringに過ぎないとして、真剣に問うのを拒否する――それはないでしょう、と私は言いたいですね。
 そうした考えから帰結されるのは「何もする必要はない」になってしまうからです。
 宗純さん、いかがでしょうか。そういう解釈が成り立つとは思われませんか?
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原発ゼロ・閣議決定 (里仁)
2015-02-27 21:14:42
 間違いがあったので訂正します。
 民主党政権の「原発ゼロ・閣議決定」についてです。
 確認してからアップしようと思いつつ、うっかりしてしまいました。
 これは「閣議決定」しようとしていたのを撤回したのでした。米国から文句をつけられたので方針変更したという経緯については違いないです。決定前に、ご報告にあがったのだったか、呼びつけられたのだったか、忘れました。
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個人の「違い」(識別)と、個人の特定と、 (宗純)
2015-02-28 14:37:11
里仁さん、コメント有難う御座います。

なるほど。
『そもそも第三者から個人が特定できないようにするためにハンドルネームを使用する』
との指摘ですが、
これは、一番最初のコメントにある、
『良好なブログ環境の維持とコメント管理の必要性から、タイトルや名前が無いコメント、あっても通りすがりとか日本人の一人などの、個人を特定しているとは思えないHNは無記名と看做して不掲載とするローカルルールの設定しています。』
に対するコメントだと思うのですが、それは勘違いですよ。
確かに、読み方によっては、『コメント者個人の特定』のような解釈も出来るが、
文章の流れからすれば、『コメント者個人個人の違いの識別』(他者との個別化)だと解釈する方が正しいと思いますよ。
まさか、具体的な個人の特定だと解釈する人が出てくるととは、今まで少しも、気が付きませんでした。
確かに、私のコメントには『個人の特定』との文字は有るが、その部分だけを切り取って、文字の通りに解釈するとは、・・・
有る意味では物凄く科学的な手法ではあるが、それは、全体を見ていない証拠ですよ。それではフェイスブックのように『実名で登録せよ』と言っているのと同じではありませんか。
全体を見れば、『個人の特定』とは、個人の違いの識別程度の話であることは、普通なら理解出来ると思いますよ。元々の目的が良好なブログ環境の維持が目的なのですから、それ以上の必要性はないし、
そもそも、誰一人も里仁さんの主張しているような『個人を特定』しているNHでのコメントはありません。
その主張は、残念ながら『言葉』としては正しいかもしれないが、
事実としては正しくない。完璧に間違っています。

『日本が終わっている』との表現ですが、使い出したのは極最近ですよ。理由は簡単で、フクシマを重視しているこのブログと、ほぼ無視しているそれ以外の護憲左派の政治ブログの解離。
自分とその他と、両者の見解の相違がどんどん広がっているのは明らかな事実なのです。
一番大事だと思う話がトンドンと遠くに離れていくのですから、『日本が終わっている』のか、それとも私が終わっているのか(ボケているのか)二つに一つどちらかなのです。
今回、里仁さんの仰られているとおりで、今の日本が助かる唯一の方法は、この『逝きし世の面影』が全部間違っており、私がボケている以外に道は無いのですよ。
しかし、『放射能と印象操作』の記事が正しければ、日本ですが間違いなく終わっています。
私としても、里仁さんの願いと同じで、出来れば『放射能と印象操作』に有る事実が、間違いであって欲しいと願ってやみません。
それしか今の日本が助かる道は無いのです。

それにしても里仁さんのご意見ですが、それはブラジルの勝ち組と同じ発想です。
良識ある里仁さんが『勝ち組』なら、それでは、日本ですが完璧に終わっています。

何度も指摘している事実ですが、この『逝きし世の面影』ブログに書いている内容ですが、8~9割は客観的な科学的事実の羅列程度であり、、誰が書いても同じで個性はゼロ。
1~2割有るこのブログ独自の解説とか判断ですが、
これも客観的事実から自動的に導かれる程度のものであり、オリジナリティは限りなく低い。
客観的な科学知識では、事実の正誤以外、唯一普遍的な存在であり、誰が書いても基本的に同じなのです。
70年ぶりの日本の無条件降伏ですが、これは口先で否定できるほど軽いものではない。
日本ですが、もう既に『終わっている』のは誰の眼にも明らかですよ。
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報道特集 (来たよー)
2015-02-28 17:54:55
今、報道特集で放送しています。
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地元沖縄タイムズ紙の記者による目撃証言 (宗純)
2015-03-01 11:10:15
来たよーさん、コメント有難う御座います。

TBS(毎日)テレビでも、28日夜に大きく取上げていたのですが、それにしても不思議なのです。
事件発生当時ですが県民大会の当日で、少し前にはもっとたくさんの人数が集まっていたが、少し減ったが、それでも大勢が集まっていた。
小競り合いがあり、基地反対のリーダーである山城さんは、『落ち着いて。下がって』と基地ゲートに背を向けて、群集の市民の暴走を必死で止めていたのですよ。
ところが突然後から襲われた引き倒され、そのまま足を持って引きずられて基地内に拉致されている。
引きずり込むのを阻止しようとする市民と倒れている山城さんを、警官が3人、米軍の警備員の1人の4人もが、携帯の自分撮り棒を利用して、高い位置から撮影している摩訶不思議な映像が、今回初めて紹介されている。
あらかじめ、山城さんなどのリーダー格を狙い撃ちで、沖縄県警と米軍の基地警備員とで打ち合わせ済みなのです。
報道では『上からの指示』を強調していたのですが、海兵隊副司令官などの名前が出ていたが、何か疑問が残る。
そのやり口は典型的な植民地。
イスラエル兵が占領地のパレスチナ市民に対するのと同じなのです。わざと無意味に暴力的に行動しているのです、
相手の自尊心とか尊厳を踏みにじることで、怒った相手が暴走することを期待しているのですよ。
放送では『過剰警備』となっていたが、あれは一方的な不必要な暴力そのものなのです。
警備とは逆目的。
これは、騒動の火付けそのもの。
この警備員や警察の暴力ですが、沖縄県民を最大限怒らせるとの効果以外、何も期待できないのです。
なにやら、治安機関がわざと騒動(社会不安)を煽っているのですから不思議なのです。
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