逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

セコい「トーンポリシング」

2023年10月05日 | 社会

論評できない「悪戯かと思った」奇妙な記者会見

2023年のノーベル生理学・医学賞の受賞が決まって「本当かわからなかった。われわれはいたずらかもと思った」と驚きを語ったカタリン・カリコ(左)とドリュー・ワイスの二人(10月2日米ペンシルベニア大学)

本当にmRNAワクチンが「数百万人の命を救った」のか?

人類の歴史を動かした大科学者か。それとも、180度逆にmRNAワクチン強制接種で数百万人も殺した鬼畜の所業。しかも接種直後の激しい副反応や、長く続く後遺症で数千万人を地獄の苦しみに突き落とした詐欺師の悪魔的犯罪行為なのか。何とも解釈が難しい遺伝子操作mRNA物質の世界的投与の結果が出るのは、まだまだ先の話である。
安全なワクチン製造には10年以上の長い時間が必要だが、今回の新コロ(SARS-CoV-2)騒動では1年程度の短期間で大急ぎでmRNAワクチンを開発して多くの急性副反応だけではなく、今後の長期的な副反応の影響が心配される。2021年3月9日存在脅威管理理論 
見切り発車した新コロ(SARS-CoV-2)ワクチン


フィリピンの暴言ドゥテルテ大統領、「オバマは地獄に行け」 「アメリカと縁を切る」

2016年4月、フィリピン保健省は公立学校約80万人の小児に対し(ワクチン開発から20年経ち、ブラジルでは成功している)フランスのサノフィ社製のデング熱ワクチン「Dengvaxia」接種を開始した。ところが3年後、未感染の小学生にワクチンを接種したフィリピンでは約600人がワクチンが原因の抗体依存性感染増(ADE)の疑いで死亡した(★注、免疫力は複雑で感染歴がある年長者には安全だが、逆に未感染の小児はADE発症で1300人に1人の比率で死ぬ危険性が判明する)

過去のノーベル賞受賞の負の歴史

史上最悪の人体実験ロボトミー手術(1949年生理学、医学賞)のような無茶苦茶な例もあるが現在は誰も行わない。しかし、1976年ノーベル経済学賞では人々の欲望を無限大に拡大する悪魔の碾き臼「新自由主義」(ミルトン・フリードマン)のような現在の社会を大混乱に落とし続けている悪魔的試みもある。(★注、すべての規制を撤廃するフリードマンの「新自由主義」では不平等が加速し最初は必ず少数の「勝ち組」が大儲け出来る不思議な制度なので大勢が騙されて真似をする。すると格差拡大で社会が不安定になるだけではなく「合成の誤謬」の発生で最後には全員が破滅する)

今回のmRNAワクチン開発でノーベル賞受賞の結論はいくら何でも、あまりにも早すぎる。mRNAワクチンが人類を救ったのか、それとも「新自由主義」の様に今後長年にわたって人類に災いをもたらすから現段階では不明(★注、少数では成功例も有るらしいロボトミー手術と同じで、第35代アメリカ大統領JFKの妹のように実験的遺伝子製剤mRNAでは大失敗で普通の生活を奪われる)

薄々全員が失敗を心配している遺伝子操作mRNAの結末

第一面では大々的にmRNAワクチンノーベル賞受賞をヨイショしている毎日新聞ですが、実は同じ日の別の紙面では「mRNAワクチンの追加接種を受けるか」との質問に対してYESはたったの33%。逆に無料、公費で受けれるmRNAワクチン接種に否定的な回答者は過半数以上なのですから正誤とか勝敗の結果は明らかだった。インフルエンザのように自己負担なら危険で正体不明の遺伝子操作mRNAワクチンを希望するのは、たぶん0%(★注、遺伝子操作を全人類に適応したmRNAワクチン強制接種は他に例がないので今後の推移はまったく未知数)


東山紀之と井ノ原快彦の左右には顧問弁護士の4人組による「謝罪会見」を装った徹底的な「開き直り」の不思議

当事者の会・石丸志門副代表「まだ嘘をついている」東山社長が性加害知らなかったとの説明に「非現実的」

中日スポーツ

「当事者の会」石丸副代表はジャニーズ事務所側が「まだ嘘をついている」「説明は非現実的」「評価は30点」と厳しく断罪するものと逆に「今後が期待できる」との肯定的評価の両方を書いている。

そもそも当事者の会副代表石丸志門は記者会見の第一声でジャニーズ事務所謝罪会見に対して「今日は不安を感じた」「論評のしようが無い」と発言していた。(★注、不気味な新コロ(SARS-CoV-2)騒動勃発で大慌てで1年で作った奇妙なmRNAワクチンの評価はこれからで、「論評のしようが無い」のと同じ原理。全ては今後の結果次第)

論評のしようがない、奇妙なジャニーズ謝罪記者会見

10月3日の全国紙朝刊第一面は前日の遺伝子操作で今後の成り行きが心配されるmRNAワクチン開発者二人が2023年ノーベル生理学・医学賞の受賞の大ニュース。受賞者本人が「いたずらかと思った」なので間違い様がない超弩級記事でなので大きな活字が躍っていた。
その第一面の左3分の1がジャニー喜多川によるベドフェリア連続多発ホモ強姦の破廉恥事務所の謝罪記者会見のニュース。(★注、もちろん驚きのmRNAノーベル賞が無ければ鬼畜のジャニー喜多川によるベドフェリア騒動が第一面を独占していた)

何んとも縁起の悪い『遺影』の様なまったく不必要な『黒枠』付きで新元号『令和』の墨書を掲げる(ヤクザとカルトの奇妙な連合体「救う会」の万年「青バッジ」姿の)菅義偉官房長官
 
菅義偉官房長官の得意技が、何を聞かれても(そもそもが、周りを番記者の「記者クラブ」の政治部のお友達がヨイショ質問しかしないが)「その指摘は当たらない。」、「何ら問題はない。」、「仮定の質問には答えられない。」の三つの言葉を繰り返し、時々は相手を嘲笑する薄笑いを浮かべて余裕たっぷりを見せつける手法。記者からの質問に一見「答えている」風で何一つ答えていない「はぐらかし」トーンポリシング 2020年9月10日政治 「君たちの生殺与奪の権は私が握っている」

総選挙の真っ最中に脳梗塞で急死した「ヘイセイおじさん」こと小渕官房長官

被害申告478人を153人も少ない323人の「見出し」で誤魔化す姑息さ

通常ゴキブリを1匹見つけたら100匹は隠れているが、2回目の東山紀之社長記者会見時点でのジャニー喜多川によるベドフェリア連続多発ホモ強姦の被害をジャニーズ事務所に申告した人数が500人弱なら、噂されているように1000人以上の被害人数が考えられる。

女性の深刻な強姦被害で警察など行政が把握できる人数は常に数分の1の少なさであり、ましてや今回の男の面子が傷つくベドフェリア連続多発ホモ強姦の自主申告は氷山の一角。ジャニー喜多川によるベドフェリアホモ強姦の実数とは程遠い(★注、特に現在ジャニーズ事務所でアイドルとして売れていれば売れているほど鬼畜のジャニー喜多川によるベドフェリア強姦されたと自分から申告するなど「有り得ない」のである)

全国紙の第一面の見出しにある323人の数字はジャニー喜多川によるベドフェリアホモ強姦被害を届け出た中で、損害賠償を求めている人数なので、少しも間違っていない。ところが善良な一般市民がうっかり読むと鬼畜のジャニー喜多川強姦された少年の人数だと勘違いするように誘導した詐欺か手品のような手口。既存の大手メディアの態度があまりにも不真面目


「返せ!戻せ!」の俊寛僧都のソックリさん。安倍総理の菅義偉官房長官の定例記者会見と瓜二つだった不気味な第二回ジャニーズ事務所謝罪記者会見の不可解

10月2日、ジャニーズ事務所の名前も組織も解体する「謝罪会見」のはずなのに勝手にジャニーズ事務所側が「1社1問だけ」「再質問は無し」「時間は2時間」だけとの、日本独自の奇習「記者クラブ」との八百長定例記者会見もどきの、あの安倍晋三首相の傲慢な菅義偉官房長官の記者会見ルールが丸ごとそのまま使用されていたのですから驚くやら呆れるやら、(★注、主要マスコミの政治部の「記者クラブ」主催なのに質問と答えは最初から用意されている「官製談合」。その政府自民党記者クラブの馴れ合い「記者会見」に東京新聞社会部の女性記者望月衣塑子が何度も繰り返し質問。それを菅義偉が嘲笑、お仲間の「記者クラブ」メンバーの記者たちが拍手する場面まで、今回は忠実に再現されていたのですから開いた口が塞がらない)

ジャニーズやマスコミ有識者は「謝罪会見」だと言っているが「似て非なるもの」で、全く別の目的が考えられるのですから不気味???いくら「ヤラセ」にしてもここまで子供だましの馬鹿馬鹿しい出来上がり。超手抜きの「パロディ」?「何かの比喩」?には少しは記憶力がある普通の大人としては怒るどころか笑うしかない。(★注、実はマスコミの全員が居眠りバイデン以上以上の痴呆症だったとの笑えない悪い冗談)


舛添要一氏 英BBC引用しジャニーズ再会見に持論「日本のメディアも加害者で、実に異常」

10月3日 東スポ

国際政治学者の舛添要一(74)「ジャニーズ問題、BBCも世界に報道。性加害に厳しいのが世界の常識である」。さらに「今頃になって弁解しているが、TV局をはじめ日本のメディアも加害者で、実に異常である」。

ジャニー性加害問題については、日本ではテレビ局をはじめ、多くのメディアが黙殺してきた歴史がある。ジャニーズは記者会見で、被害者救済委員会に478人から連絡があったと明らかにしたが、ここまで被害者が増えた一因に〝メディアの沈黙〟があった(抜粋)

アメリカのニューヨーク・タイムズまでsekoi(せこい)と報じる見苦しい日本のマスメディア総ぐるみのネズミ男叩き

たった数ドルの漫画本まで政治資金で購入していたネズミ男叩きについて米ニューヨーク・タイムズ紙は『大金を盗んだのではなく、温泉旅行といった小額の出費で少しずつ納税者や献金した人々に損害を与えたことが(都民の)いら立ちを一層増したようだ』と論評しているがThis is sekoi — too sekoi.(あまりにせこい、せこ過ぎる)。
升添辞任で5年間で4回の都知事選が行われる異常事態に、1回あたり50億円。セコすぎる升添に比べあまりにも対照的ですが、1000億円以上を新銀行東京というブラックホールに吸い込ませた傲慢石原慎太郎も、5000万円の賄賂をこっそり受け取って歴代1位の最短在任記録を作った赤っ恥猪瀬直樹も、今回のせこいネズミ男升添要一も全部自公が推薦したものだった。
マスコミでは政治の問題も、ゲス不倫の芸能人叩きも同じレベルですがセコすぎるが、本質は猫だまし(スピンコントロール)である。2020年9月19日存在脅威管理理論 権力に媚びる田原総一朗と舛添要一元厚労相のコロナ対談

大阪万博が「ジャニーズ起用」継続で“欧米が参加拒否”開催危機

10月3日アサ芸

「非常に切羽詰まった状況にあります」9月20日、経団連の十倉雅和会長が厳しい認識を示したのは大阪・関西万博。海外パビリオンの建設が大幅に遅れ、開催危機まで囁かれる中、新たなトラブルの火種がくすぶっていた。

9月4日ジャニーズ事務所謝罪会見で新社長の東山紀之(56)が社名の存続を発表すると、日本航空や日産自動車、日本マクドナルド、サントリーHDといった大企業がCMの放送休止や契約の見直しへと舵を切った

しかし反対に「タレントさんは一生懸命やってくださっていますので、そういった意味では頑張ってもらいたいと思っています」と9月13日吉村洋文大阪府知事(48)がジャニーズタレントの起用継続を宣言

浮上してきた最悪のシナリオ

「人気グループの関ジャニ∞は18年から大阪観光のシンボルキャラクターを務めています。その縁で、万博関連のイベントやPR番組に関わってきたのですが、そこへ発覚したのが故・ジャニー喜多川氏の性加害問題。被害者は3ケタに達するとの見方もあり、世界的に見ても、人類史上最悪の児童虐待事件と認知されています。そんな人物の名を冠したグループが万博のPRに関わることに、世界からは厳しい目が向けられそうです」芸能記者

「海外と取引を行う企業ならば当然の判断。ジャニーズのタレントを起用することは、『性犯罪に寛容です』とプラカードを掲げているようなもの。もし今後も万博のイベントに彼らを出席させ続ければ、欧米の人権団体やメディア、さらに万博の海外パビリオンに出資するスポンサー企業も黙っていないでしょう」。「ジャニーズ問題を大きく報じているのが、イギリス、フランス、そしてアメリカ。このうち1カ国でもボイコットとなれば、雪崩を打って〝参加拒否〟する国が続出してもおかしくありません」万博関係者

「東京都や愛知県の知事がジャニーズ事務所との契約に条件付きで『NO』を突きつける中、リスクを伴う吉村知事の判断は、ある意味、〝男気〟を感じさせるものでした。しかし、先日に発覚した公設秘書の二重報酬問題でもそうでしたが、対応がコロコロと変わる。ジャニーズの件についても、世間の反応を見てひっくり返す可能性は十分にある。維新の会にはポリシーが感じられない。彼らの目的は、政策の実現ではなく、選挙で勝つことです。だから今回のジャニーズの件にしても、ファンへの忖度とも受け取れます。極めて内向きな政党なので、海外の反応などは二の次で、目の前の選挙が最優先なのでしょう」元衆議院議員の安藤裕(抜粋)


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ホシムクドリ」 | トップ | 「帝国」の崩壊 »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
所詮は権力者の犬 (セコイアの娘)
2023-10-04 14:14:37
一夜にして鬼畜米英から民主主義万歳に変身した日本のメディア、ボスが変わった途端、昨日までの言論などなかったかのように変身する節操のなさ。メディアなど所詮権力者のペット、犬なのだということを今一度思い出そう。
ワクチン然り、ジャニーズ然り、気候変動然り、LBGTQ然り、ウクライナ然り。全て「ボス」の意向のまま。
だから「ボス」が変わる、あるいは「ボス」の意向が変われば、昨日までの言論などなかったかのように、方向転換することにいささかの躊躇いもない。だから自分たちの言論に対する責任感などみじんもない。
ワクチン絡みのノーベル賞とそれをヨイショするメディア、手のひらを返したかのように、ジャニーズに対する厳しい申し入れを猛アピールするメディア、その破廉恥さに言葉もない。
世の中で一番信じるに値しないもの、それはマスメディア。
返信する

コメントを投稿

社会」カテゴリの最新記事