逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

過ちをおかして・・謝らなければひっぱたく、叩きのめす

2009年08月22日 | 政治
自民党支部長のままで「完全無所属」を名乗って千葉県民を騙して知事に当選する。
反対が多いダム建設を曖昧にして選挙後は即賛成。剣道2段の免状は架空だった。
模擬子ども議会で子どもから『知事はウソをつかないで下さい』といわれた元タレント。

如何考えても森田健作本人の教育が一番問題である。この人物が『県教育委員』にとんでもない人を指名する。
とんでもない人物とは、日本教育再生機構代表委員である野口芳弘氏。
この日本教育再生機構なる団体の理事長は、Y染色体天皇男系皇嗣論者のお笑い八木秀次教授である。
この団体の構成員は、科学を無視して都合の良い歴史を新しく作り出す自分勝手な『新しい教科書を作るの会』とか右翼団体の集合体『日本会議』などが主。

野口芳弘の売りは『特攻隊賛美』と『愛国心教育』である。
『教育とはそもそも強制』「(過ちをおかした子どもが謝らなければ)ひっぱたく、叩きのめすのである、『体罰』を断行するのである』
森田知事自身も負けてはいない。
6月で『戦前の軍国主義教育は必ずしも一面的な教育だったとは認識していない』と県議会で公言する.
反戦塾2009年8月18日 (火)『森田健作知事の馬脚』(抜粋)




『過ちをおかし・・・謝らなければひっぱたく、叩きのめす』

世の中にはどうしようもない人物がいます。『叩きのめす』はある意味正論ですよ。
ただし、教育委員が受け持つ初等中等教育での『体罰』は法律で明確に禁止されているので、日本が法治国家なら無理が有る。
それに、いくら良い事でも、子供に実行する前に、先ず長年生きている責任ある我々大人から行い『手本』を示さないと筋が通りません。
行うとしても子供は其の後で、かなり後ろの方です。

『順番が違う』

『謝らなければ叩きのめす』は、我々日本国民みんなが責任をもって実行しないといけません。
あの英語の文法が良く判らないブッシュジュニアでもイラク戦争を、『間違いだった』とアメリカ国民に自分の判断の間違いを認めて謝っています。

『まず手始めに小泉純一朗を叩きのめす』

ところが2003年のアメリカがイラク侵略を始めた1時間後に世界一早くアメリカ支持を打ち出したのは日本の小泉純一郎首相であるが未だに謝っていないので、『過ちをおかし・・・謝らなければひっぱたく、叩きのめす』原則を適用してまず最初に小泉純一郎を叩きのめしましょう。

『二番目に麻生太郎を叩きのめす』

ところが、ところが麻生太郎は著書『自由と繁栄の弧』の中で当時の小泉首相に戦争支持の知恵を授けたのは当時自民党政調会長だった自分(麻生太郎)だと自慢しているのです。
麻生太郎首相は今年一月の国会答弁でも『・・今日振り返って見ても妥当性を失うものではない』と反省なし。
つい最近の17日の6党首討論の席上でこの問題を聞かれて、
『戦争は正しかったか。間違っていたか。戦争は後になって、どちらでも理屈がつく』として、
『答える事は出来ない』と開き直って、まったく謝る気配さえない無責任極まりない有様である。
これはもう、(自分の責任を思い出させる為に)思いっきり叩きのめす以外の方法は有りません。
しかも運良く総選挙の投票は30日でもう直ぐです。




『今の自公政権は保守政権ではない』

保守とは、今までの社会の良き伝統や権威を『守り』『保つ』事を最大の価値観とする政治姿勢で根本的な(大きな)変革は嫌うが、社会を健全に保つ為の漸進的な(小さな)改革を進めようとします。
今の日本社会の『最も良き伝統と権威』とは何でしょうか。?
これはもう皆さん。政治では、間違いなく世界に誇れる『平和憲法』であり戦争放棄の『9条』以外に考えられない。
世界の主要国で第二次世界大戦以後64年、一人の兵士も殺さず一人の兵士も殺されていないのは世界中で日本唯一国しかない。
経済で『良き伝統』とは、日本の世界に誇る製造業を支えていた高度な技能の伝承に不可欠な『終身雇用制』でしょう。
これは日本の今までの貧弱な社会保証制度を補う日本的なセーフティネットでもあった。
『保守』の意味が『良き権威と伝統を守り保つこと』なら今の自民や森田健作は保守の概念から逸脱していて、最早『保守』とはいえなくなっています。



『日本の伝統文化(価値観)からの逸脱』

欧米がキリスト教(一神教)的な『罪の文化』なら、日本の伝統は帝王学である儒教道徳の『恥の文化』と言われている。
しかし、森田健作は数々の愚行は『恥のかたまり』のような恥さらしで、見るに耐えない。
森田健作は全く『恥』の意味を知らないらしい。
麻生太郎の度重なる『言い間違い』も『罪』(最高責任者の無知は罪との意見も)ではないかも知れませんが、『恥』そのものです。
選挙公示日にも何時ものように、創価学会公明党東京12区の太田昭宏代表(候補)を『太田誠一先生』と自分の党の元農水相と呼び間違える始末である。



日本の恥『世界的な嘘つき細田幹事長』

公示日翌日には自民党NO2の細田博之幹事長はテレビ番組で、麻生太郎首相を擁護して、『皆さんがおっしゃるような程度が低い人ではない』と発言している。自分では弁護しいる心算らしい。
自分から麻生太郎を『程度の低い人』と言い出してはお仕舞いである。『皆さんがおっしゃる』と周知の事実で有る事も認めて、如何するのしょうか。?
しかも『信用していただきたい』と恥の上塗りのオマケ発言までする有様です。

この細田博之という人物は小泉政権官房長時代に、高温で焼却された遺骨鑑定は科学的に無理である事を承知していながら拉致被害者の恵みさんDNA鑑定を偽装した策士である。
北朝鮮をまんまと嵌めたのは良いが、其の後が良ろしくない。
『日本政府の鑑定は正しい』とあくまで主張して、世界的権威のある科学誌ネーチャーから『科学的に正しくない』とのお墨付きを貰った国際的な『嘘つき』ですよ。
自民党が大宣伝する『責任力』ですが、今の日本の現状に少しは『責任』を感じてもらいたいものです。

子供達を正しく教育する為には、手本になるべき上に立つ麻生太郎や細田博之や森田健作には『責任感』とか『恥』を学んで頂かないと話しになりません。
その為には政治家だけではなく、恥知らずで無責任な『日本教育再生機構』や、お手軽な歴史を勝手に作る『作る会』や、人権団体を偽装する救いようがない極右の政治組織である『救う会』自体を、叩きなおして、一から教育しなおさないと駄目でしょう。


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