『.hack/Roots』庵野が監督をしたら…

ゲームは全くやったことがないのだが、アニメは.hack/sign以来見ていなかった。　エヴァで貞本義行のキャラクターが気に入ってしまい、その延長で見始めた。　黄金のなんちゃらかんたらっていうのはキャラクターが全然違うので途中で見るのをやめた。　今回はモロ貞本調なので見ている。　そんなにうまいわけではないが、なんとなく見てしまう。　それだけエヴァの印象が強かったのかもしれない。

社会現象にまでなったエヴァはオタク達の現代アニメバイブルとして君臨した。　恐らくは貞本のなんとなくキモく感じるキャラがエヴァの世界にマッチしていたのだろう。　それと碇シンジの内向的な性格が現代に生きるオタク達に共感を覚えさせたのかもしれない。　私はエヴァがグチャグチャに使徒を引き千切り食い千切り掻きむしるシーンが印象的だ。　グロい。　民放でここまでグロい映像を流して良いのかと思わせるほどに血飛沫が飛び散り、ＯＶＡだけにしとけと言わんばかりに倫理を崩壊させる非道徳的なアニメだ。　傷つき寝ているアスカの裸体を眺めながら傍らでシンジがオ○ニーをするシーンも強烈であった。　「最低だ、俺って…」ワナワナと白濁液のついたベトベトな手を見つめるシンジ。　むしろ、その場で犯してしまわなかったその内向的な性格がさらにオタク心をくすぐるのである。　ある意味、庵野の趣味であるとも言える。　「最低だ、庵野って…」

今回、.hack/Rootsで貞本はキャラクター監修になっているが、ほぼ原案通り。　同じ原案であっても監督が違えばメンタル的な印象は変わる。　あり得ないとして、もし今回のRootsを庵野が監督をしたと仮定するならば、どうなるであろうか？　またやるだろう…傷つき倒れている志乃の裸体を眺めながら自慰行為をしてしまったハセヲ「最低だ、俺って…」ワナワナと……(以下、略)　いや、ゲーム内の世界だからそんな体液ないんだろうけど、庵野ならやってしまうんですよ。　今回のタビーの去り際の涙もゲーム内では相当にあり得ない出来事ですから。　白い体液も十分にあり得るわけです。　庵野にやらせたら、全国のハセヲ命の婦女子の皆さんは卒倒ものですよ。　庵野に言わせればエンターテイメントの本質はセ○クスとバイオレンスだそうですから過激派ですね。