(´・ω・`)ショボーン

いろいろと…

Super.fi 5 Pro

2006-07-22 | Life
今のところはオーディテクニカの『ATH-CM7』を使用しているが、特に不自由は感じていない。 この製品の良い点はエージングさせて馴染ませることでより綺麗な音が得られること、コードの接合部がしっかりしているために強く引っ張っても断線してしまうことが少ない。 悪い点は低音が弱いこととイヤーパッドの糊付けが甘いためスポンジをつけていないとすぐに耳の熱で溶けて取れてしまうこと。 全体的にキンキンした音が耳障りに感じる人には向かないだろう。 しかし、再生周波数帯域幅がインナーイヤー型にしてはかなり広いのでヘッドフォン並の音質である。 私はヘッドフォンは髪が乱れることと肌の脂でパッドが汚れること、耳の中が蒸れることから大嫌いだ。 密閉重視ならヘッドフォンに勝るものはないが、密閉したから良い音を得られるかというとそれは大きな間違いである。

人の耳の中の形状は様々であり、耳の中の穴の広さによって鼓膜に達するまでの音の反射角度が違ってくる。 それを全然考えないで語るなどナンセンスだ。 例えば、耳の中の毛が多い人にとっては高音質の得手な製品でなければ、もっさりした音に聞こえるため良いヘッドフォンとは感じられない。 人によって聴きやすいヘッドフォンが違うのは当たり前のことであり、自分がサイコーとか言って人に勧めるのは無知のすることだ。 きちんと皆が試して初めてわかることなのだから。 実際に他人の使用感を当てにして買ったはいいが、予想と反していた結果はいくらでも見られる。 真にヘッドフォンを語るならば様々な角度から物事を見なければいけない。

私が今注目しているのはインナーイヤー型でM-Audioというメーカーが発売している『Super.fi 5 Pro』だ。 価格がべらぼうに高いのだが、性能はそれなりに良いらしい。 自分に合うかどうかわからない製品を購入するのは実に度胸がいるものだ。 メーカーだってバカではないから、性能の悪い製品をわざわざヘッドフォン並の価格で売るはずがない。 それだけ良いという自負の表れである。 高いうちに買って失敗するよりは新製品が出て安くなった頃に買う方が得策である。 そのうち半額くらいになったら買ってみようと思う。