2009年1月23日
時刻は、現地時間午後15時
街歩きでぶらぶらするにも飽きて、こんな時間から、宿に戻るわけにも行かず、ちょっと中途半端。
翌日に見学しようと思っていた、世界遺産『メスキータ』を見ることにします。
免罪の門をくぐり、メスキータの敷地内にあるオレンジの中庭見学は無料。
庭を囲む回廊を突っ切って、いざ見学料金払ってチケットゲッツ!(8ユーロ)
シュロの門を通り、中に入ったとたん絶景が目の前に広がりま~す。
わぁぁぁぁ~すご~い!!!
馬蹄型アーチ圧巻じゃ~(☆□☆)
すごいすごぉぉい!
(『すごい!』しか言えないのかって?言えないんです!)
人少ないから、ゆっくり見学できるけど、人の少ないのがちょっと寂しく感じるかなぁ~。。。
すごい! 少ない、寂しくて、チョイ寒い。。。
って、この時の私の感想は置いといて、この建造物の説明を織り交ぜながら進めていくと、
この『メスキータ』は、コルドバの地がイスラム王朝時代786年に建設が始まり、
その後増改築された、世界最大級のモスク。
総面積は2万4000平方メートルの広大な敷地で、オレンジの中庭とモスクで構成。
馬蹄型アーチは、約850本あり、
中央部分には、13世紀後半キリスト教徒勢力に奪還された後、
本格的には15世紀末に多くの馬蹄型アーチを破壊して、築かれたゴシック様式の主礼拝堂がある。
改築部分は、ゴシック、ルネッサンス、バロックの各様式が混在しており、
完成まで約240年という歳月が費やされたそうな(以上『ワールドガイド スペイン'07』)より。
この建物の特徴はなんと言っても、異宗教、多様式の混在した不思議な空間。
中には、金で装飾されたこんな豪華なものがあったり、
当時の貴重なものを展示していたり、
こんなものや、
あ~んなモノまで。
あ~んなモノ。。。
不思議な空間。。。(^д^)
ガイドブックによると、みどころはMihrab(ミフラーブまたはミイラブ)。
メッカの方向を示す、壁面のくぼみであり、モザイクの模様やアラビア文字の装飾がすばらしいとのことです。
もっと、お近づきになってみて見たいのだけれど、柵があって入れない。。。
個人的には、Mihrab近くの天井の模様が細かく違っていたことに、感動してました。
それでも、やはりこの馬蹄型アーチの壮大な眺めには、
『コルドバに来て良かった!』と思うほどに、一番心奪われ長く見ていた気がします。
時計の針は、午後16時を回った所を指し、世界遺産『メスキータ』見学終了です。
そして再び、街歩き(笑)。
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