ちょっと寒くなって来たので、もう一ヶ月も前のハワイ旅行の事を、掘り返して暖まろう。
ハワイに行ったのは、ダンナサマの弟の結婚式出席の為でした。私たち夫婦と両親、お嫁さん側の親戚で総勢10人くらい。
お母さんがJTBで飛行機とホテルを手配して計画を立ててくれたのでいつもと違って今回はとっても楽ちんな旅行でした。
新婚のお二人は別便で到着してワイキキビーチに面したモアナ・サーフライダーホテルというとても素敵なリゾートホテルに宿泊予定ですが、私たちの宿泊ホテルは、ワイキキからはちょっと離れたアラモアナホテルでした。新婚さんではないので、ここら辺は節約しようという事で。お安いツアーにはよく利用されるホテルだそうでちょっと心配しながら到着しました。
ただ、お買い物に便利なアラモアナショッピングセンターに隣接していてしかもその中にJTBの日本語対応案内所があるといういたれりつくせりところがいいホテルです。
元々、そういう日本語が通じるとか日本人が多いというところにあんまりいいイメージは持っていなかったのですが、今回その考えを改めました。せっかくリゾートに来たんだから余計なことに困ったり時間かかったりしたら疲れちゃうし、そういうのは別のところで体験すればよし。日本語通じるのいいかもと(今回それで何度も助けられたので)思ったのでした。
でも、やっぱり外国なので最初から最後まで日本語で通せるはずもなく、困った状態を英語で説明しなくてはいけないことも時々ありましたけど、なぜか私の拙い英語でなんとか切り抜けられました。多分、こういう日本人になれてるんだろーなー。
到着したホテルは予想外に高層でキレイで大きかったのでテンションがあがりました。が、予定が詰まっていてゆっくり眺めている時間はありません。9時にホノルル着、12時頃入国やらJTBの説明やらが終わってホテル到着、それから結婚式に着るためのアロハシャツとハワイアンドレスを買った上で16時頃にはお母さんが手配したディナークルーズの船に乗らなければなりません。
なので大急ぎでチェックインしたいところですが、チェックイン開始してまもなくだったのでフロントが大混雑していました。係の人二人しかいないしでも10人くらいまってる。しかも、一人の係の人はお客さんと談笑してるし。まあ、しょうがないか、私もあんな風に談笑したいと辛抱強く待っていると、後ろの方から10人くらいの集団がカートを引いてやってきました。よく見ると、さっき乗ってきたデルタ航空の機長以下CAの人たちでした(空港で見たからわかった)おお、と思っていると彼らは辛抱強く並んでる私たちの横をすり抜けてカウンターに直行しました。ああ、航空会社の人だから専用の窓口があるのかいいなあと思ったら、機長はちょうど2人いるうちの一人のカウンター係の人が前のお客さんが終わった所をつかまえてなんだかしゃべりはじめたじゃないですか。そしてそのまま手続きをはじめる→もう一人の係員はお客さんと談笑。
私たちにどうしろと。飛行機でははあんなに丁寧だったのにデルタ航空め今度からは絶対つかわん。とか、どうしようもないこと考えながら、しかし、ここで抗議する英語力もないしせっかくリゾートにきたんだからこんなことでカリカリしててもしょうがない。でも時間ない。と、しょうがなくイライラしながら順番待ちしました。結構な時間がたってやっと順番が回ってきてかわいい笑顔のすてきなおねいさんがなんだか英語でしゃべっていたけどなんとなく分かったような気分になってチェックイン完了。おねえさんの笑顔が素敵だったのでなんだかこっちも幸せな気分に。
ひと安心。
と、ひと安心したのもつかの間、また壁にぶち当たりました。私たちの宿泊部屋は29階だったのでさあ部屋に行こうとエレベーターに乗ったら、なぜだかエレベーターの29階のボタンを押しても29階に行ってくれない。1階から3階をうろうろしたり、20階くらいまで行って人がのってきたと思ったら下に降りてしまったり。うちのダンナサマが焦りながら29階のボタンを連打しても反応無し(笑)なんだこのエレベーター壊れてるのかと困惑しながら試行錯誤していると、どういう拍子にか30階で止まってくれたので、訳も分からず30階でとりあえずおりました。
とにかく部屋にたどり着きたい一心だったので、階段を探して29階に降りることを思いつき、非常階段っぽい階段を見つけて29階にやっとの事でたどり着いたのでした。非常に手すりが低く外に面しているのでスリル満点で、私は高いとこ苦手なので出来る限り壁の方を見つめて震えながら降りたのでした。
なんでなんで?と思いながらやっと部屋に到着。
ひと安心。
しかし、いざカードキーを差し込んで部屋に入ろうとすると、今度はなぜかエラーになってしまい入れない。差し込みかたが悪いのかと何度も何度も試していると、隣の両親の部屋はキーが反応してくれて入ることに成功!私たちの部屋は、未だ開かず悪戦苦闘です。
時間ないのに…。どうしよう。
ちょうど、ルームキーパーのおばちゃんが通りかかったので拙い英語で聞いてみると「キーが使えないなら、フロントに行って」
と、多分言っていたと思ったので、とりあえず開いた両親の部屋からフロントにコールするもだれも出ません。あーさっき混んでたもんねー、と思ったけど、ここからまた言うこと聞かないエレベーターに乗って下まで行くの?うんざり。
ホテルの部屋に入るまでにどれだけトラップに引っかかればいいのよ私たちは。
とりあえずダンナサマと二人でフロントに降りることにしました。降りるときは問題なく1階に到着。さっきのカウンターのおねえさんに、鍵が鍵が…と必死に言うと、分かりましたと多分英語で言って代わりのキーを出してくれました。「ケイタイには近づけないでね、エラーになっちゃうから」って言ってたと思うので、うんうん分かった、と返事をして、
それから肝心なことを聞きました。「エレベーター壊れてるんじゃないの?」
そしたらなんだか英語で説明してくれて、ダンナサマががんばって聞き取ったところによると、「エレベーターの操作パネルの下のところにカードキー差し込むところがあるから、そこに差し込んでから行き先ボタン押してね」と言っていたらしい。そういうシステム!だったのさっきの悪戦苦闘が…ちょっと恥ずかしい。
ので、エレベーターに乗って見るとたしかに操作パネルの下の方に「please なんとかなんとか」って書いてあってカードキーが入れられるようになってる!
セキュリティーの為にカードキーを持った人しか4階以上の宿泊階には上がれないようになっているらしいのです。そういうシステムのホテルに泊まった事がなかったので、分からなかったのですね。もうちょっと親切に教えてくれたらいいのに、やっぱり英語が拙くて日本人だからって適当に案内されてるのかしらとちょっといやな気分になったのですが、そのあと4日間でエレベーターで遭遇した白人のお客さんも黒人のお客さんも等しく困っていたので特にそういうことはないみたいです。
やっと、やっと部屋には入れる。エレベーターのカードキーの反応の悪さにイライラしながら、29階の部屋にやっとたどり着くとやっぱり鍵が開かない。はああああ、もう無理です。自分でも分かるけど、不機嫌マックスです。時間ないのに。
しかし、その時!2つ渡されていたカードキーの一つが奇跡的に反応。
ピピッという気持ちのいい音と共にロックが解除されたのでした。
ああ、やっと部屋に入れる。時間ないけど。
…時間ないけど、…時間ないけどスーツケースが届いてねー。JTBさんが部屋まで届けてくれるはずのスーツケースが。
まあ、そのうち届くでしょと私はあんまり心配してなかったのですが、隣の部屋のお母さんがとっても心配していて届かなかったらどうしようと気が気じゃない感じだったので、とりあえず、JTBに電話して聞く。時間ないけど。聞いたらホテルには届いているという事だったので、まあそのうち届くから大丈夫って言ってお母さんに安心してもらいました。こういうとこJTBバンザイ。
疲れた
トラップをかいくぐり、なんだかんだあって荒みきった心を落ち着かせようとカーテンを開けてバルコニーへでました。
ああ、ハワイに来たんだなあ。がんばって?29階のこの部屋にたどりついたかいがあった。
ワイキキじゃないから全面オーシャンビューじゃないけど、立ち並ぶリゾートホテルの間からヨットハーバーが見えて、気分が緩みました。
右の方にはアラモアナビーチが見えてきれい。
↑ショッピングセンターのマックで買った
アメリカのバーガーが食べてみたくて
いろいろあったけど、結局はこのホテルでよかったと最後には思いました。お買い物には便利だし、(スーパーとか本屋とかもある)ワイキキ周辺みたいにうるさくないし近くにあるアラモアナビーチは本当にのんびりしていてキレイに澄んでいていいところでした。
新婚さんが泊まったモアナ・サーフライダーも憧れるけど。
こんど来る機会がもしあったら、あんまり高級なホテルではないけど、またこのホテルにするかもしれません。
ハワイに行ったのは、ダンナサマの弟の結婚式出席の為でした。私たち夫婦と両親、お嫁さん側の親戚で総勢10人くらい。
お母さんがJTBで飛行機とホテルを手配して計画を立ててくれたのでいつもと違って今回はとっても楽ちんな旅行でした。
新婚のお二人は別便で到着してワイキキビーチに面したモアナ・サーフライダーホテルというとても素敵なリゾートホテルに宿泊予定ですが、私たちの宿泊ホテルは、ワイキキからはちょっと離れたアラモアナホテルでした。新婚さんではないので、ここら辺は節約しようという事で。お安いツアーにはよく利用されるホテルだそうでちょっと心配しながら到着しました。
ただ、お買い物に便利なアラモアナショッピングセンターに隣接していてしかもその中にJTBの日本語対応案内所があるといういたれりつくせりところがいいホテルです。
元々、そういう日本語が通じるとか日本人が多いというところにあんまりいいイメージは持っていなかったのですが、今回その考えを改めました。せっかくリゾートに来たんだから余計なことに困ったり時間かかったりしたら疲れちゃうし、そういうのは別のところで体験すればよし。日本語通じるのいいかもと(今回それで何度も助けられたので)思ったのでした。
でも、やっぱり外国なので最初から最後まで日本語で通せるはずもなく、困った状態を英語で説明しなくてはいけないことも時々ありましたけど、なぜか私の拙い英語でなんとか切り抜けられました。多分、こういう日本人になれてるんだろーなー。
到着したホテルは予想外に高層でキレイで大きかったのでテンションがあがりました。が、予定が詰まっていてゆっくり眺めている時間はありません。9時にホノルル着、12時頃入国やらJTBの説明やらが終わってホテル到着、それから結婚式に着るためのアロハシャツとハワイアンドレスを買った上で16時頃にはお母さんが手配したディナークルーズの船に乗らなければなりません。
なので大急ぎでチェックインしたいところですが、チェックイン開始してまもなくだったのでフロントが大混雑していました。係の人二人しかいないしでも10人くらいまってる。しかも、一人の係の人はお客さんと談笑してるし。まあ、しょうがないか、私もあんな風に談笑したいと辛抱強く待っていると、後ろの方から10人くらいの集団がカートを引いてやってきました。よく見ると、さっき乗ってきたデルタ航空の機長以下CAの人たちでした(空港で見たからわかった)おお、と思っていると彼らは辛抱強く並んでる私たちの横をすり抜けてカウンターに直行しました。ああ、航空会社の人だから専用の窓口があるのかいいなあと思ったら、機長はちょうど2人いるうちの一人のカウンター係の人が前のお客さんが終わった所をつかまえてなんだかしゃべりはじめたじゃないですか。そしてそのまま手続きをはじめる→もう一人の係員はお客さんと談笑。
私たちにどうしろと。飛行機でははあんなに丁寧だったのにデルタ航空め今度からは絶対つかわん。とか、どうしようもないこと考えながら、しかし、ここで抗議する英語力もないしせっかくリゾートにきたんだからこんなことでカリカリしててもしょうがない。でも時間ない。と、しょうがなくイライラしながら順番待ちしました。結構な時間がたってやっと順番が回ってきてかわいい笑顔のすてきなおねいさんがなんだか英語でしゃべっていたけどなんとなく分かったような気分になってチェックイン完了。おねえさんの笑顔が素敵だったのでなんだかこっちも幸せな気分に。
ひと安心。
と、ひと安心したのもつかの間、また壁にぶち当たりました。私たちの宿泊部屋は29階だったのでさあ部屋に行こうとエレベーターに乗ったら、なぜだかエレベーターの29階のボタンを押しても29階に行ってくれない。1階から3階をうろうろしたり、20階くらいまで行って人がのってきたと思ったら下に降りてしまったり。うちのダンナサマが焦りながら29階のボタンを連打しても反応無し(笑)なんだこのエレベーター壊れてるのかと困惑しながら試行錯誤していると、どういう拍子にか30階で止まってくれたので、訳も分からず30階でとりあえずおりました。
とにかく部屋にたどり着きたい一心だったので、階段を探して29階に降りることを思いつき、非常階段っぽい階段を見つけて29階にやっとの事でたどり着いたのでした。非常に手すりが低く外に面しているのでスリル満点で、私は高いとこ苦手なので出来る限り壁の方を見つめて震えながら降りたのでした。
なんでなんで?と思いながらやっと部屋に到着。
ひと安心。
しかし、いざカードキーを差し込んで部屋に入ろうとすると、今度はなぜかエラーになってしまい入れない。差し込みかたが悪いのかと何度も何度も試していると、隣の両親の部屋はキーが反応してくれて入ることに成功!私たちの部屋は、未だ開かず悪戦苦闘です。
時間ないのに…。どうしよう。
ちょうど、ルームキーパーのおばちゃんが通りかかったので拙い英語で聞いてみると「キーが使えないなら、フロントに行って」
と、多分言っていたと思ったので、とりあえず開いた両親の部屋からフロントにコールするもだれも出ません。あーさっき混んでたもんねー、と思ったけど、ここからまた言うこと聞かないエレベーターに乗って下まで行くの?うんざり。
ホテルの部屋に入るまでにどれだけトラップに引っかかればいいのよ私たちは。
とりあえずダンナサマと二人でフロントに降りることにしました。降りるときは問題なく1階に到着。さっきのカウンターのおねえさんに、鍵が鍵が…と必死に言うと、分かりましたと多分英語で言って代わりのキーを出してくれました。「ケイタイには近づけないでね、エラーになっちゃうから」って言ってたと思うので、うんうん分かった、と返事をして、
それから肝心なことを聞きました。「エレベーター壊れてるんじゃないの?」
そしたらなんだか英語で説明してくれて、ダンナサマががんばって聞き取ったところによると、「エレベーターの操作パネルの下のところにカードキー差し込むところがあるから、そこに差し込んでから行き先ボタン押してね」と言っていたらしい。そういうシステム!だったのさっきの悪戦苦闘が…ちょっと恥ずかしい。
ので、エレベーターに乗って見るとたしかに操作パネルの下の方に「please なんとかなんとか」って書いてあってカードキーが入れられるようになってる!
セキュリティーの為にカードキーを持った人しか4階以上の宿泊階には上がれないようになっているらしいのです。そういうシステムのホテルに泊まった事がなかったので、分からなかったのですね。もうちょっと親切に教えてくれたらいいのに、やっぱり英語が拙くて日本人だからって適当に案内されてるのかしらとちょっといやな気分になったのですが、そのあと4日間でエレベーターで遭遇した白人のお客さんも黒人のお客さんも等しく困っていたので特にそういうことはないみたいです。
やっと、やっと部屋には入れる。エレベーターのカードキーの反応の悪さにイライラしながら、29階の部屋にやっとたどり着くとやっぱり鍵が開かない。はああああ、もう無理です。自分でも分かるけど、不機嫌マックスです。時間ないのに。
しかし、その時!2つ渡されていたカードキーの一つが奇跡的に反応。
ピピッという気持ちのいい音と共にロックが解除されたのでした。
ああ、やっと部屋に入れる。時間ないけど。
…時間ないけど、…時間ないけどスーツケースが届いてねー。JTBさんが部屋まで届けてくれるはずのスーツケースが。
まあ、そのうち届くでしょと私はあんまり心配してなかったのですが、隣の部屋のお母さんがとっても心配していて届かなかったらどうしようと気が気じゃない感じだったので、とりあえず、JTBに電話して聞く。時間ないけど。聞いたらホテルには届いているという事だったので、まあそのうち届くから大丈夫って言ってお母さんに安心してもらいました。こういうとこJTBバンザイ。
疲れた
トラップをかいくぐり、なんだかんだあって荒みきった心を落ち着かせようとカーテンを開けてバルコニーへでました。
ああ、ハワイに来たんだなあ。がんばって?29階のこの部屋にたどりついたかいがあった。
ワイキキじゃないから全面オーシャンビューじゃないけど、立ち並ぶリゾートホテルの間からヨットハーバーが見えて、気分が緩みました。
右の方にはアラモアナビーチが見えてきれい。
↑ショッピングセンターのマックで買った
アメリカのバーガーが食べてみたくて
いろいろあったけど、結局はこのホテルでよかったと最後には思いました。お買い物には便利だし、(スーパーとか本屋とかもある)ワイキキ周辺みたいにうるさくないし近くにあるアラモアナビーチは本当にのんびりしていてキレイに澄んでいていいところでした。
新婚さんが泊まったモアナ・サーフライダーも憧れるけど。
こんど来る機会がもしあったら、あんまり高級なホテルではないけど、またこのホテルにするかもしれません。