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幸せは自分の心が決める
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2011年05月22日 | 日記
ことしのNHKの大河ドラマ「江」がおもしろくないです。

数年前にヒットした「篤姫」と同じ脚本家がやってるみたいなんですけど、「篤姫」はあんなにおもしろかったのに、「江」はあんまりおもしろくないんです。

少女漫画っぽい話の進め方とか、セリフが変とかなんか原因はいろいろある気がするんですが、一番の原因は主人公の江に共感できない自分がいるからなんだと思います。

篤姫の場合は、時代が江戸から明治へと切り替わりつつある時に、薩摩藩から将軍家へ嫁入りして、大奥のトップとして大奥を取り仕切る役をこなしつつ、夫を気遣い、姑と対立しつつも徳川家を盛り立て、やがて自分が姑となって、嫁とやはり対立し、そして和解し、人生を精一杯生きていくという筋でした。

ちょうど、私が結婚した頃にドラマが始まったので、篤姫が嫁入り前に、父へ最後の挨拶をする場面では、自分の結婚前夜を思い出して涙が出たこともありました。
私は将軍家みたいなたいそうなところに嫁入りはしてないですけど嫁入りとはなにかとか仕事とは、という現代を生きる庶民の私にもとても共感できる内容だったもんで、毎週見てました。


方や、「江」は、なんだかセレブすぎてついていけない。織田信長の3人の姪の話で、後に長女は豊臣秀吉の側室の淀君に、三女の江は徳川二代将軍の正妻にして三代将軍の母、というセレブシスターズの話で、今は、結婚前の話ということもあって、チャラい恋のやりとりの話に終始しています。

ちょっとそれじゃあ、安っぽい月9ドラマみたいじゃないですか。それじゃあ共感できません。父母の悲劇のエピソードもそこまで深くなかったし、トヨエツの信長しんじゃってもうでてこないし…。ちょっと見る気がなくなってきました。


唯一、いいのは、宮沢りえが素敵なことです。上野樹里と比べて別次元の美しさです。年をとってしわがちょっと目立ちますけど、あの目はやっぱりいいですね

昔ながらの古本屋が!!

2011年05月02日 | 日記
近所にあった、むかーしながらのちっちゃい古本屋「すずらん」がつぶれちゃいました。気付いたら、看板がとれていて中が改装中でした…。


ああ、中学校の時にあの古本屋でかった本まだ手元にあるよ-。

特に特徴のある古本屋ではなかったんですが、狭い中にぎゅうぎゅうに本棚を入れて照明がちょっと暗くて、奥の方にちっちゃいレジがあっておじさんが座ってて、古い本のにおいがするなつかしいお店でした。
貴重な古書とかコレクションしているような敷居の高い古本屋ではなくて、近所の子が最近流行のマンガが安く手に入らないかとうろうろしたり、仕事帰りのおっさんが時代小説探してみたり、そんな20年くらい前はあたりまえにあった古本屋です。しかも、いいかんじに品揃え悪くてがっかりすることも多かった。

もちろん、マンガにはビニールがかかってて立ち読みできません。昔はそれが普通だと思ってたけど、ブックオフという新しい古本屋が出来てからマンガにもビニールがかかって無くて立ち読みし放題っていう方式が増えましたね。

初めてブックオフに入ったときはもう感動で通い詰めたもんですが、いまになっちゃあ、あの古いちっちゃい古本屋にももっと行けばよかった…。

懐かしい風景が消えていくのは世の習いですが、そんなことに感慨深くなってしまう年に私もなっていしまったんだなーとおもうと、それもまた、感慨深いことですね。