やっぱり夏は…

怪談です。
最近はTVで心霊写真とか、実際に起こったというふれこみの話の再現VTRを流す心霊番組がほとんど無くなってしまったそうで。なんでも、デジタル技術の向上で、心霊写真を簡単に作れてしまう世の中になったため、リアリティがなくなってしまった上、うるさくなった視聴者からヤラセだのウソをＴＶで流すなだのつまんないクレームがくるようになったからだそうです。

私は怖い話は本当は苦手なんですが、怖いと言ってＴＶから目を隠しつつ指の隙間からちょっと見て怖がるのが好きです。とくにあんまりリアリティがないＴＶの再現ＶＴＲとかは適度に怖がらせてくれるのがいいんです。


ちなみにうちの旦那は怖い話大好きで、それを見ておびえている私を観察するのもおもしろくて好きだそうです。ということで、ちょっと前になりますが、『パラノーマルアクティビティ』というドキュメンタリータッチのオカルト映画のＤＶＤを旦那が借りてきて見ました。


旦那は笑いながら見てましたが（←おびえてる私を見て）私はけっこう怖かったんです、が…。

見終わって、特典映像のリストを見ていると、なんと稲川淳二映画解説というのがありました。よく映画のＤＶＤだと本編を見ながら副音声で監督や役者が映画の解説をしてくれるＤＶＤがあります。それを稲川淳二がやると…。

そしておもしろそうだからもう一回その副音声で見ると旦那が言い出しました。

…これがけっこうおもしろかった（笑）
それぞれのシーンで稲川淳二のトークが炸裂。最後の方は、「呪いと言えばですねえ、昔、海水浴場で…」とか副音声のくせに映画とは全然関係ない怪談話を挟み出す始末で、大変笑わせていただきました。
仕事が少なくなった淳二はこんなところでちまちま仕事をしていたのか。

これは夏、怪談シーズンには必見です。