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映画を観る自由

2011年04月08日 | 日記
前回に引き続き映画の話です。

職場の残業時間がこの不況で削りに削られて、あんまり残業できなくなりました。お給料が減ってけっこう厳しいんですけど、その代わり時間の余裕が増えました。この仕事始めた頃は残業が月50時間超えとかが普通だったのですが、今は、10時間あるかないかです(それだけ給料減ってるんですが…)

昔は、仕事帰りに映画みるとか、夢のまた夢でした。買えるものなら時間をお金で買いたいって思ってた。
今現在、本当にその通りに、給料は減って時間ができました。

ということで、昔からの夢だった「仕事帰りに映画を見る」を実践する毎日です。



今日は、やっぱりムービルで「トゥルーグリット」です。今日は、500席に対して8人で観てきました。本当に大丈夫かこの映画館。

映画館

2011年04月06日 | 日記
この前、『ツーリスト』を観てきた映画館は横浜ムービルという、古い映画館です。古いっていっても、最近のシネコンと比べると古いっていうだけで、スクリーンは4つもあるしけっこう大きいキレイな映画館なのです。ただ…最近の映画館の流れからは取り残されていて、ポップコーンもホットドックも売ってないし、席だって前の人が邪魔で字幕が見えない設備の古い映画館です。15年くらい前に横浜みなとみらいにワーナーマイカルシネマズというシネコンが出来るまでは、横浜で映画見るっていったらムービルだったんです。(あと関内の東宝会館)

そんな中途半端に古びて寂しい映画館で気に入っていたのはチケットを一枚買えば、同じ映画を2度、3度みても怒られないクラシカルなシステムだったのですが、この前久しぶりに行ったら、完全入れ替え指定席制に変わってしまってました。

これじゃあ、一回しかみれないし、良い席を取るために、開演まで並ぶ醍醐味とか、見やすい席を求めてさまようイライラとかが味わえない。

軽くショックを受けながら、指定席をとるためにチケット販売窓口にいって、チケットを買いました。

窓口のお姉さんが、粗末な座席表を出して言いました

「座席はほとんどあいてますが、どこがいいですか?」

…っていうか、開演10分前です。

「じゃあ真ん中のココで」

チケットを発券してもらって劇場に入ると、そこには


…誰もいませんでした。
ほとんどじゃなくて全部じゃん。



危うく、私一人のために映画上映してもらうところでしたが、3分くらい前になってやっと人がちらほら、最終的に8人で『ツーリスト』観ました。ちなみに、座席数は300席です。いくら上映開始から日にちがたってるからってこれは、楽しい…じゃなくて寂しい。


みんな、チケットの指定席とかお構いなしで、好きなとこにすわって観ました。これじゃ、入れ替えになったこと以外、前となんの代わりもないですネ。


つぶれないのが不思議でたまらない。でもつぶれてもらっちゃこまる。

これも、映画ですよね?

2011年04月03日 | 日記
仕事帰りに映画見てきました。
『ツーリスト』


 アンジェリーナ・ジョリー&ジョニー・デップ主演
ヴェネツィアの美しい街を舞台にゴージャスにして気品あふれるそして美しすぎるアンジーがミステリアスな美女を演じています。

 見る前にいろんなサイトの評価を見たんですが、総じてあんまり評価は高くなく、ちょっとねーって感じの感想が多いです。ストーリーがありがちおもしろくないっていうのが一番多かったかな。そういう評価のある映画は映画館ではなく、DVD化待ちをするのが通常なんですが、今回は見に行きましたよ、映画館に。同じ時間に『トゥルーグリット』やっててどっちを見ようかちょっと迷ったけど、ぎりぎり『ツーリスト』を選んで観ました。
 
 なぜかというと舞台がヴェネツィアだから。好きなんです、ミステリアスかつ美しくクラシカルで気品あふれる街並みが。表から見ると生活感のない夢のようにロマンティックな街だから。絶対、劇場のおっきいスクリーンで観たかったんです。もう今日も昨日も明日も仕事でくたくたで、いろんな事があったし、ちょっとくらい現実逃避してもいいよねって感じで。


 …期待通りでした。ストーリーは確かにみんなの言うとおりたいしたもんじゃなかったのですが、それがかえって良かったです。私のヴェネツィア空想旅行の邪魔をしない程度に軽かったのでいろいろ考えないで、街の美しさとアンジェリーナ・ジョリーの美しさに心ゆくまでおぼれることができました。ああ、しかも最初に主人公が泊まるホテルがあの「ダニエリ」です。ちょー憧れ。14世紀の総督にしてヴェネツィアの名門ダンドロ家の屋敷をホテルにしてある、最高級ホテルです。

 あとアンジェリーナ・ジョリーが素敵すぎて、ストーリーがちょっと不自然なのも気になりませんでした。ヴェネツィアの運河に浮かぶボートから、ホテルの桟橋へ手を取られて上がるシーンの美しさ。舞踏会でのダンスの優美さ。歩く後ろ姿。目を伏せる時の横顔。どれをとっても見飽きません!!!

 ひとつだけ不満だったのは、ジョニー・デップがたいしてかっこよくなかったところです。なんでだろ。