お題に参加!
好きな少女漫画はと聞かれるととっても困る。好きなものがありすぎるから。
吉田秋生の『海街ダイアリー』はわりと最近好き。
昔から好きだったのは日渡早紀『ぼくの地球を守って』
これは中学生の時にはまりました。あの、絶妙な群像劇。
今読んだっておもしろいです。7人(14人?)の過去、現在、前世、現世。
地球、月、宇宙、神、超能力。
これだけ、盛りだくさんなのにちゃんと地に足の着いた物語を作り上げて破たんしないのが、この人のすごいところです。
こんな奇想天外な物語なのに、主軸が7人の人物間の愛憎、葛藤からブレてないからなのかもしれません。
あと、最後の方はうやむやになっちゃったけど、魅力的な汚れ役をきちんと書くっていうスタンス。
人間的にそれってどうなのよってこともちゃんと書く。
もちろん少女漫画だからちょっと女性視点だけど。
まあ、あんまり直截的に書かれるよりも物語にのめりこみやすいかも。
特に、あの秋海棠の葛藤。木蓮の愛。紫苑の苦しみ。
あんな状況に自分が追い込まれたら、且つその罪を来世まで背負って生きなければならなかったら。
しかも、それが高校生だったら。
そんな、おもーい物語を重くなく、しかし軽くなく、こころおきなくのめりこめるSF超大作マンガにできるんだから
日渡さん大好き。
中学生の頃は、紫苑かっこいいって思ってたけど、今読むとなんてメンドクサイやつなんだって思う(笑)
これだけの物語を一少女漫画として埋もれさせとくのはもったいないけど、しかして実写映画化とかだけは勘弁です。
まあ、ないでしょうけど。いや無理だな。
それにしても、思うのは少女漫画のサイクルの速さ。
少年漫画の棚にはいまだに『ドラゴンボール』『スラムダンク』などのずいぶん前のマンガが全巻そろっていたりするんですが、
少女漫画の棚にはたった3年前に一世を風靡したマンガでさえ、一冊もないことが珍しくありません。
とにかく次から次へと流行が移り変わり、ロングセラーと呼ばれるようなマンガはほんの数シリーズだけしかない気がします。
女の子の心は秋の空。でも名作が埋もれていってしまうのはちょっと悔しいです。
好きな少女漫画はと聞かれるととっても困る。好きなものがありすぎるから。
吉田秋生の『海街ダイアリー』はわりと最近好き。
昔から好きだったのは日渡早紀『ぼくの地球を守って』
これは中学生の時にはまりました。あの、絶妙な群像劇。
今読んだっておもしろいです。7人(14人?)の過去、現在、前世、現世。
地球、月、宇宙、神、超能力。
これだけ、盛りだくさんなのにちゃんと地に足の着いた物語を作り上げて破たんしないのが、この人のすごいところです。
こんな奇想天外な物語なのに、主軸が7人の人物間の愛憎、葛藤からブレてないからなのかもしれません。
あと、最後の方はうやむやになっちゃったけど、魅力的な汚れ役をきちんと書くっていうスタンス。
人間的にそれってどうなのよってこともちゃんと書く。
もちろん少女漫画だからちょっと女性視点だけど。
まあ、あんまり直截的に書かれるよりも物語にのめりこみやすいかも。
特に、あの秋海棠の葛藤。木蓮の愛。紫苑の苦しみ。
あんな状況に自分が追い込まれたら、且つその罪を来世まで背負って生きなければならなかったら。
しかも、それが高校生だったら。
そんな、おもーい物語を重くなく、しかし軽くなく、こころおきなくのめりこめるSF超大作マンガにできるんだから
日渡さん大好き。
中学生の頃は、紫苑かっこいいって思ってたけど、今読むとなんてメンドクサイやつなんだって思う(笑)
これだけの物語を一少女漫画として埋もれさせとくのはもったいないけど、しかして実写映画化とかだけは勘弁です。
まあ、ないでしょうけど。いや無理だな。
それにしても、思うのは少女漫画のサイクルの速さ。
少年漫画の棚にはいまだに『ドラゴンボール』『スラムダンク』などのずいぶん前のマンガが全巻そろっていたりするんですが、
少女漫画の棚にはたった3年前に一世を風靡したマンガでさえ、一冊もないことが珍しくありません。
とにかく次から次へと流行が移り変わり、ロングセラーと呼ばれるようなマンガはほんの数シリーズだけしかない気がします。
女の子の心は秋の空。でも名作が埋もれていってしまうのはちょっと悔しいです。
あの心理描写人物描写は少年漫画とか大人の女性向けのマンガではできない気がします。
少年漫画だと、もっとキャラクターの愛憎とかは単純、もしくは無視されたりするし、大人の女性向けだと物語はあれほど劇的にはならないと思います。
思いの丈をぶつけても受け止めてくれる十代の女の子向けだからこそ、このマンガは売れたんじゃないかなあとか思ったりします。
それにしても女の子は少年漫画少女漫画ジャンル問わず読む人が多いのに、なんで男の子は少女漫画読まないんでしょうね。勿体無い気がします
最初の頃はあんまり絵はうまい感じじゃなかったけど最後の方はとてもきれいでした。
本当に好きでした。
目が印象的な美しい絵柄の漫画家さんでしたね