一枚のプリントをもらった
それは私がドべとか最下位何度を経験したことがなかったのに
経験した日の出来事だった
その時の自分は「人の背景・人生を感じる様に傾聴すると言う事に取り組んで
少しづつ成長し努力していると自分では思えている状態」での出来事
最下位(性格には15分の6ということだが前列に出たのは6人で6番目という事)という結果を受け取って
「こう言う事もあるのか。最下位というものにはなったことはなかったが何となく寂しくかんじるのだなあ」
と自分の感情を確りと感じる時間にもなった
そのプリントの内容は・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小学校で5年生の担任をしていた教師の話です
曽野先生は、小学校5年生の担任になった時、
自分のクラスの中に一人どうしても好きにならない少年がいました
服装が不潔でだらしなく、好きになれなかったのです
先生は、中間記録に。少年の悪いところばかりを記入するようになっていました
ところがある時
少年の1年生からの記録が目にとまりました
1年生の時は「朗らかで、友達が好きで、親切。勉強もよくでき、将来が楽しみ」
と 記録されていました
「間違いだ。ほかの子の記録に違いない。」と先生は思いました
2年生になると
「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」
と 記録されていました
3年生では
「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りをする」
3年生後半の記録では
「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」
4年生になると
「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、子供に暴力をふるう」
先生の胸に激しい痛みが走りました
ダメと決めつけていた子が突然、深い悲しみを生きぬいている生身の人間だと感じられたのです
先生にとって、目を開かされた瞬間でした
放課後、先生は少年に声をかけました
「先生は夕方まで教室で仕事をするから、あなたも勉強していかない?
解らないところは教えてあげるから。」
少年は初めて笑顔を見せました
クリスマスの午後、少年が小さな包みを、先生の胸に押し付けてきました
後で開けてみると香水の瓶でした
亡くなったお母さんが使っていたものに違いない
先生はその一滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねました
一人で本を読んでいた少年は、先生に気が付くと飛んできて
先生の胸に顔を埋めて叫びました
「ああ、お母さんの匂い!きょうは素敵なくりすますだ!」
6年生の時、先生は少年の担任ではなくなりました
卒業の時に、少年から一枚のカードが届きました
「先生は僕のお母さんのようです。そして、今まで出会った中で、一番素晴らしい先生でした」
それから6年がたちまたカードが届きました
「明日は高校の卒業式です。僕は5年生で先生に担当してもらって、とても幸せでした
お蔭で奨学金をもらって医学部へ進学することが出来ます。」
さらに10年が経ち またかーどが届きました
そこには先生と出会えたことへの感謝と、
父にたたかれた経験があるから患者の痛みが解る医者になれると記され、こう締めくくられていました
「僕は良く小学校5年生の時の先生を思い出します
あのままだめに名てしまう僕を救ってくださった先生を、
神様のように感じます
大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、小学校の時に担任してくださった先生です。」
そして1年後、届いたカードは結婚式の招待状でした
「母の席に座ってください」と1行、書き添えられていました
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人の人生を感じる聴き方がしたいと思っていた私には
痛く心にしみた
孤独や寂しさを感じたくないと思っていた蓋がそのおかげで開いた
孤独やさみしさを感じている人は雰囲気でなんとなく察知する
自分の持っている心の音叉に触れる人は
私の心が響くのである・・揺れる
経験を通して感じる事や推し量る事・・・
話を聴いて共感し合えるようになりたい
それは私がドべとか最下位何度を経験したことがなかったのに
経験した日の出来事だった
その時の自分は「人の背景・人生を感じる様に傾聴すると言う事に取り組んで
少しづつ成長し努力していると自分では思えている状態」での出来事
最下位(性格には15分の6ということだが前列に出たのは6人で6番目という事)という結果を受け取って
「こう言う事もあるのか。最下位というものにはなったことはなかったが何となく寂しくかんじるのだなあ」
と自分の感情を確りと感じる時間にもなった
そのプリントの内容は・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小学校で5年生の担任をしていた教師の話です
曽野先生は、小学校5年生の担任になった時、
自分のクラスの中に一人どうしても好きにならない少年がいました
服装が不潔でだらしなく、好きになれなかったのです
先生は、中間記録に。少年の悪いところばかりを記入するようになっていました
ところがある時
少年の1年生からの記録が目にとまりました
1年生の時は「朗らかで、友達が好きで、親切。勉強もよくでき、将来が楽しみ」
と 記録されていました
「間違いだ。ほかの子の記録に違いない。」と先生は思いました
2年生になると
「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」
と 記録されていました
3年生では
「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りをする」
3年生後半の記録では
「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」
4年生になると
「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、子供に暴力をふるう」
先生の胸に激しい痛みが走りました
ダメと決めつけていた子が突然、深い悲しみを生きぬいている生身の人間だと感じられたのです
先生にとって、目を開かされた瞬間でした
放課後、先生は少年に声をかけました
「先生は夕方まで教室で仕事をするから、あなたも勉強していかない?
解らないところは教えてあげるから。」
少年は初めて笑顔を見せました
クリスマスの午後、少年が小さな包みを、先生の胸に押し付けてきました
後で開けてみると香水の瓶でした
亡くなったお母さんが使っていたものに違いない
先生はその一滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねました
一人で本を読んでいた少年は、先生に気が付くと飛んできて
先生の胸に顔を埋めて叫びました
「ああ、お母さんの匂い!きょうは素敵なくりすますだ!」
6年生の時、先生は少年の担任ではなくなりました
卒業の時に、少年から一枚のカードが届きました
「先生は僕のお母さんのようです。そして、今まで出会った中で、一番素晴らしい先生でした」
それから6年がたちまたカードが届きました
「明日は高校の卒業式です。僕は5年生で先生に担当してもらって、とても幸せでした
お蔭で奨学金をもらって医学部へ進学することが出来ます。」
さらに10年が経ち またかーどが届きました
そこには先生と出会えたことへの感謝と、
父にたたかれた経験があるから患者の痛みが解る医者になれると記され、こう締めくくられていました
「僕は良く小学校5年生の時の先生を思い出します
あのままだめに名てしまう僕を救ってくださった先生を、
神様のように感じます
大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、小学校の時に担任してくださった先生です。」
そして1年後、届いたカードは結婚式の招待状でした
「母の席に座ってください」と1行、書き添えられていました
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人の人生を感じる聴き方がしたいと思っていた私には
痛く心にしみた
孤独や寂しさを感じたくないと思っていた蓋がそのおかげで開いた
孤独やさみしさを感じている人は雰囲気でなんとなく察知する
自分の持っている心の音叉に触れる人は
私の心が響くのである・・揺れる
経験を通して感じる事や推し量る事・・・
話を聴いて共感し合えるようになりたい