風極の岬 えりも 法光寺住職の「善き人々に出逢う旅」

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コロナ渦の不自由さの中で=行雲流水を夢見る

2021-02-06 18:57:24 | 日記
2月も、はや6日です。
寒さはもう沢山ですが、春まだ遠いえりもです。

えりも町と、隣の様似町の境を流れるニカンベツ川。
こういう字をかくのですが、元々はアイヌ語です。


未だ氷が解けず深く眠っています。
                  今日は終日曇りで雲も動かず~


気温はやや上がっていますが、天気はどんよりと澱んでいます。
まるで暗く重苦しい、今の世相のようです。
春が待ち遠しいのに、なかなか春に近づくことができない!
<政治も混乱、人はスティホームを要請され、閉塞感が色濃い日々>

2日まで転ばぬように歩いていた、寒托鉢が終わり気が緩んだのか?
3日にはこんなつまらぬ句が浮かびました。
<寒開けや夢を見ぬ日の昼さがり>俊也

禅僧は本来一所不住で、一か所に留まらず修行を続ける存在でした。
まだ見ぬ境地を求めて、師を尋ね、托鉢の日々を続ける姿なのです。
『行雲流水』と言われるように、「行く雲の如く、流れる水の如く」

長い間、布教の旅を続けてきた一昨年までの拙僧。
それが今は、「住職」(住持職の略)に固定化されています。
一か所に落ち着いて修行をするのも、勿論大事なのですが~
また、自由に旅ができる日を夢見たいと、思うのです。

早くコロナ明けの春がやってきますように!!
皆さまが自在に交流して、自由な日常を取り戻せますように!!!
切に、切に、願わずにはいられません。



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