風極の岬 えりも 法光寺住職の「善き人々に出逢う旅」

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湯豆腐なので一合のお酒を~寒い時沁みます!

2015-11-25 20:44:48 | 日記
先日、「おやき」店をご紹介しましたら、
 「住職は甘党なんですね」と数名の方からご指摘。
実は、不如法でありますが、辛党でもあります。
旅先でお土産に買うのは、その土地の日本酒とワイン。
時々、贅沢をしています。
無茶飲みは(仕事柄)出来ないので~
 気にいった美味しいお酒を、少し頂くことにしています。
布教に出掛けた時もわがままを言って、生意気にも
 「大吟醸を一合お願いします」というのが常になってます。
お蔭で、全国各地から、時々銘酒が届きます。
有難い事です。(贅沢ですね)
写真は、今年頂いた銘酒の空箱。皆美味しく頂戴しました。

どれもただの飲みやすい大吟醸では無く、個性的。
今年特に気に入ったものを、あげてみます。
   福島の廣木酒造「飛露喜」(ひろき)
     =山田錦
      上品な透明感、旨みも良し。
      バランス感覚の良い飲み口。

   新潟の青木酒造「鶴齢」(かくれい)
     =山田錦
      お米の旨みをしっかりと引き出している。
      濃い味の料理にも負けない。

さて、広島に行ってい、連れ合いが買ってくれたのは「雨後の月」です。

呉市の相原酒造。
(以前に、純米吟醸を飲んで、気に入ってました)
すっきりとした香り。これは雄町という酒米を惜しげもなく使用。
久し振りの手料理の湯豆腐にあいそうです。(ぬる燗でもよいかな?)
気品あふれる香り。心地よく、酔えそうです。(二合かな~)

様似町の名物おやき屋さん~美味しいですよ!

2015-11-22 16:26:33 | 日記
疲れた時は、どなたも甘いものが欲しいもの。
隣町の「おやき」店に、そんな時立ち寄ります。

いわゆる「おやき」の発祥地は、長野県の北信地方・安曇野地方だそうです。
小麦粉・そば粉などを水で溶いて練り、薄く延ばした皮で、
 小豆、野菜などで作ったあんを包み、焼いた食品。
同様のものは、稲作が難しい地方で多く作られた由。

 こちらのお店のものは、正確には「今川焼き」に近いものです。
 中には、時間をかけて練られた程よい甘さのあんが、たっぷり。
(全国各地では、「大判焼き」と呼ばれることが多いでしょうか)
お檀家のKさんの奥様が、先代から受け継いだ味を守っています。
冷めても十分美味しいですが、いつもアツアツをと、量を工夫。
常連客は沢山いるようです。(夏はかき氷もやってます)
国道沿いにありますので、通行の道すがら、買っていく人も多い。
様似町にいらっしゃったら、是非一度お寄りを!
寒いこれからの季節は、特にお勧めです。

新ひだか町で講演しました~『身体と心を調える』

2015-11-21 20:01:55 | 日記
11月19日 夜
新ひだか町静内の公民館2階大ホール。
日高地方精神保健協会主催の「第20回こころの健康セミナー」です。
6時からの総会に続いて、90分の講演をつとめました。
約百人の聴衆です。医師、ケースワーカー、看護師はじめ、保健所の方々。
その他一般の人々や、統合失調症等の当事者の方々。
多種多様な人々を前にして、どこに話を絞ったら良いか?
少し迷いましたが、いつもの調子ではじめました。
幸い、最後まで熱心に反応しながら、聴いて下さったようです。

 50分を過ぎたところで、イス坐禅の試み。
 (少し疲れたようですので)
 皆さん、真剣に取り組んで頂きました。
<姿勢を正し、丹田に意識を集中して坐ります。
 背筋を伸ばし、ゆっくりと息を吐き出します。
 全部吐き出すと、肺がひろがり、新しい空気が自然に入ります。
 呼吸に注意して、ゆっくりと坐る習慣をつけてみて下さい。
 きっと集中力と、安定した気持ちが養われます。
 少しずつ続けると、心がきっと調ってまいります。〉

<身体と心は一如です。
 身体を調えることは、心を調えることに通じます。>

 皆さんも宜しかったら、是非坐禅を体験してみて下さい!
たくさんのスタッフの皆様のご協力で、無事務めることが出来ました。
事務局の皆様、そして参加していただいた皆様に感謝です。合掌


鮭の日のイベント~千歳市サーモンパーク水族館に寄る

2015-11-18 21:22:03 | 日記
11月15日 (三日前)
布教の仕事があり千歳に泊まっていたこの日。
大雨による国道通行止めで、えりもに帰ることが
 出来なくなりました。
そこで立ち寄ったのが、サーモンパークの水族館。
先般、リニューアルされたばかりです。
おりしもこの日は「鮭の日」のイベント開催中。グッドタイイングでした。

皆さんは、「鮭の日」をご存知でしたか?
「鮭」という漢字の「圭」の部分が、「十一、十一」に分解できる。
そこで、十一月十一日が制定されたそうです。
因みに十一月は、海の幸にまつわる記念日が多い。
一日は寿司の日(特売があるので、知ってました)
七日はシシャモの日(日高の鵡川が有名です)
十五日は、実は、昆布の日(我が町の特産品=日高昆布)
その他カキの日(23)鰹節の日(24)等等です。
 さて、水族館はなかなか良い展示でしたよ。

日曜日で子どもさん連れが多かったですが、外国の方々や、カップルも!
拙僧も閑にあかして、ゆっくりと見学しました。
特に、鮭のオス・メスの違いが、良く解りました。
えりもは間もなく鮭漁が終わります。
今年は、近年になく豊漁で嬉しいことでした。
この後は、ハタハタ漁が、待っています。
この魚は、通常「鰰」と書きますが、魚へんに「雷」とも表記されます。
雷が鳴り、時化ると産卵にやってくるのです。
海が荒れる時ですので、海難事故が心配です。
拙寺に帰ることが出来ましたら、漁の安全祈願を致しましょう。祈祷!

「ひがし診療所」に立ち寄る~患者さん達の絵に感激!

2015-11-12 19:04:44 | 日記
三カ月前から、一緒に活動している皆さん~
浦河ひがし診療所の方々は、皆個性的で素敵です。
院長の川村先生、副院長でカウンセラーの高田さん~
他タフな看護師さんやスタッフ・ボランティアの皆さん。
チームワーク良くアットホームな雰囲気です。
木の温もりが感じられる明るい建物に、薪が似合います。

しばらく前からここに、札幌「ともに福祉会」で製作されている絵が展示。
命日のおつとめに伺ったおり立ち寄って、ゆっくり拝見しました。
その患者さんたちの作品が、実にユニークで、面白い!
<次の写真です>
棚に夥しく並べられたノート~中を開いてみると、細かい字でびっしり書かれています
作者のその時のこだわりのワーズ~彼の中の世界が覗けるようです。

<そしてもう一作>
紙で作られた人、人、人~次々と増殖していく感じがします。


人はすべて違って、みんなそれぞれの個性を大事に生きています。
その人特有の匂い、色、きしみ、歪み、畏れ=みんな違ってみんな良いですね!
統合失調症などの方々の作品ですが、私に視えない世界が描かれているようです。
その他にも、躍動感溢れる様々な動物を描いた作品が、ダイナミックに壁面を飾っています。
 
彼ら、彼女らの無限の可能性、表現力の豊かさとユーモアのセンス。
お近くの方は是非、一度お立ち寄りください。
(これらの写真は、許可を頂戴して掲載しています)
最後に告知です「11月18日午後2時 第四回カフェ・デ・モンク」
「えりも町民交流館ひなた」にて。開催します。参加お待ちしてます。