風極の岬 えりも 法光寺住職の「善き人々に出逢う旅」

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コロナ渦中で大切なこと=『正見』(しょうけん)~仏陀の教えです

2021-02-07 14:23:59 | 日記
 2月6日 夜は晴れて、星空も見えました。
春の夜にみえる、北斗七星を「春北斗」と呼びます。
夜風はまだ冷たいけれど、空気が澄んで透明感が増します。
<春北斗いのち光れと掌を合わす>俊也
コロナに感染された方は、減っている傾向ですが、死者は増加です。

2月7日 今日は朝から晴れ、無風、穏やかです。
さて、コロナ禍で大切なことは「正しく恐れる」ことと言われます。
専門家や政治家は、よくエビデンスとおっしゃいます。
しかし、「本当に正しいことは何でしょうか」と、私は疑います。
ウイルスについては「わからないことの方が多い」と、良心的な専門書には書かれています。
一方的な情報を鵜呑みにせず、多方面から学び判断するのが、科学的な態度でしょう。

最近読んだ本では、この二冊がおすすめです。
ウィルスは敵でもあり味方でもある 
                 「エマージングウィルス感染症」この系譜を学ぶ事を教えられました

「正しく恐れる」としたら、原理を学び、そしてその実態を良く見て、万一感染した時にそなえ万全の対処をする事です。
たとえば、最近多くみられるようになってきた医療機器。

 パルスオキシメーターです

血中酸素濃度を、測る機器ですね
                  正常
昨年春に求めたのですが、安すぎたので一年で壊れ今は二台目です。
自治体によっては、自宅療養の方に貸与して、数値を日々測り、重篤化に備えていただいているようです。
しかし、廉価でもしっかりしたものが多く出回ってきましたので、一高齢者がいるお宅には、一つあっても良いのではないでしょうか。

物事の正しい姿を見真理を学ぶ法を、仏教では「正見」と言います。
拙寺廊下にちょうど、宗門から配布されたポスターがありました。
 拙僧の著書も少し並べています

『正見』
お釈迦さまが悟りに至るための実践の修行として説かれた八つの道「八正道」
その第一が「正見」です。そして残りの七つもすべて「八正道」を目指します

正しい情報を見極める、情報に流されず自分の目と心で判断する。
この「正見」を心がける中に、他者に対する優しさや思いやりが
深く生まれるのです。
「正見」を心がけてまいりましょう。





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