風極の岬 えりも 法光寺住職の「善き人々に出逢う旅」

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

親子岩に祈る

2017-01-28 20:03:00 | 日記

1月28日 朝からの強風が終日。 雪は少ないのだけれど、風で舞い上がり、吹き溜まり~。(気温は低くないのですが)体感温度は、寒い!!

         苫小牧市から、国道336号線をえりもに向かって走る道路。様似市街の海辺にある「親子岩」    海水浴やキャンプが楽しめるビーチが側にあります。

         夏の海は冷たいのだけれど、アウトドア派の家族連れに、人気のスポットです。

   今日は風でけむっていましたが~ 

          落日の夕日はときおり見事です! 「親子岩」に沈む夕日に、掌を合わせて祈ると、幸せになれるという伝説も?

          そんな簡単には、幸せはやってこないですよね~

 

                        「祈りとは、願うことではない。むしろ、願うことを止めて、沈黙の言葉を聞くことだ」 (若松英輔『魂に触れる』より)   

               


えりもの空から~ドローンで撮った写真  

2017-01-27 19:30:03 | 日記

   1月27日 午前中は曇り 無風  午後霙 今は暴風が吹き荒れています。(低気圧通過中)

昨日、弟子が空中から撮影した写真を添付してくれました。圧縮しているので、あまり鮮明ではありませんが~

 12月はじめでしょうか? まだ雪が降っていません。

          新年を迎え少しづつ雪が、増えました。海岸線ですので、雪の量は多くありません。

                   昨日は、穏やかな良い天気でありました。托鉢に歩いていても気持ちが良い程。

ところが、今日の夕刻は、急に北風が強くなりました。西風より、この風はおそろしいのです。時々風が舞って、屋根が吹き飛ばされる家屋があります。

                                              ほうほうの態で、托鉢からお寺に帰ったのでした!

           北風に背を押されての浜通り 俊也

 

 

 


今年の初笑い~カフェ・デ・モンク例会を開きました

2017-01-26 20:37:54 | 日記

 一月二十五日 第四水曜日  えりも町ひなたで、今年最初のカフェ。

大勢の老若男女が、参加しました。

統合失調症と向き合っているYさんの挨拶で始まり。「お正月に末吉を二回引いた」という話で笑いを取りました。

しばし、お茶とお菓子で談笑。ひと区切りついたら、診療所の方の手作りの「カルタ」と「福笑い」がはじまりました。

女性群は、キャッキャと、カルタで盛り上がっています。 拝見するとなかなかユニークなカルタです。

川村先生らしき、福笑いのかおが、秀逸。いかつい先生が、可愛らしく描かれていました。老いも若きも和やかに笑って幸福なひと時です。

      


大寒を過ぎて~寒行托鉢の日々

2017-01-22 19:29:18 | 日記

          大寒をすぎて2日目。今日は温かでした。

          いつものように寒修行の托鉢に出ます。背中のホッカイロが熱すぎる?

          でも油断大敵なのです。夕刻になると、急に寒くなるのがこの地です。

          ころばぬように、すべらぬように。ところどころ凍った道を進みます。

大寒の道を踏みしめて墨衣 住職 

           托鉢の姿は、決まっていますが、この土地では無理です。

         網代笠は風であおられますし、素手では手がしびれます。

         応量器を持っては歩けないので、頭陀袋を使用致します。

         おこそ頭巾をかぶり、忍者のごとくの恰好で歩くのです。

         歩き続けると、小さな自己に拘ることから解放されます。

         自然の厳しさが、快感にも感じられるのが、不思議です。

寒行や放てば満てり小欲も 住職     

    


大寒も過ぎて~風邪など召さぬように!

2017-01-21 19:31:14 | 日記

      昨日20日は大寒。日中は温かでしたが、朝夕は冷え込みます。

隣町様似の川の辺に佇む白鳥さんたちも、寒そうに見えます。

毎年多くの鳥が渡って来ます。川のそばの禅寺さまでは、長年餌を与えて下さっています。拙寺でも、お供えされたものなどを、時々届けます。

環境団体の中には、「みだりに餌を与えることは、良くない」という意見の方もいらっしゃるようですが~

拙僧はこのお寺の住職さまの心根に、賛同しております。

                            白鳥も来る寺在り川の辺に 俊也(住職)

 

さて、雪は少なくなりましたが、その分底冷えがあります。

おまいりしたお檀家さまの軒につるされたホッケ(鴉よけの派手なカラーテープの工夫あり)。寒風に晒されて、干せ上がればとても美味しそうです。

                            明日の朝も一段と冷え込みそうです。(本堂も外と同じほど寒い!?)

  早晨の凍てつく畳ひとり坐す 俊也