かなり以前のことですが、香川県三豊市・山本町図書館で、地元の西側太鼓台(通称:山本西太鼓台)の古記録「割帳」が紹介されていました。
その展示によりますと、幕末期の〝太鼓台新調〟に関する記録が確認できます。以下に参考史料として紹介させていただくものは、「割帳」冒頭の弘化2年(1845)~嘉永5年(1852)頃の7年間のもののようです。当時の人びとが、太鼓台の先進地・大坂から〝どのような装飾品を購入したか。それは高価なものか、そうではないものか〟など、華美・巨大に発展したこの地方の〝太鼓台の原点〟を、想像することができるのではないでしょうか。
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