武田薬の糖尿病治療薬「アクトス」、仏が処方中止-認可当局(1)
6月9日(ブルームバーグ):フランスの医薬品認可当局は、武田薬品工業の主力製品である
糖尿病治療薬「アクトス」の国内での医師の処方中止などを求める処置を講じたと発表した。
ぼうこうがんのリスクをわずかに高めるとの試験結果が示されたことが理由。
仏保健製品衛生安全庁(AFSSAPS)はウェブサイト上でアクトスについて、
患者は医師と相談せずに内服をやめるべきではないとする一方、
医師は処方を中止すべきだと指摘した。
同庁は9日の会合でアクトスのリスクとメリットを検討した上で発表した。
アクトスは昨年度の売上高が3879億円と、武田薬品全体の売り上げの27%を占めた。
欧州では2000年に販売が認可された。AFSSAPSによると、
アクトスを利用する患者は仏国内で約23万人。
アクトスのがんのリスクについて3月に調査を開始した欧州医薬品庁(EMA)は
同日、フランスの調査結果を精査すると表明した。EMAの委員会は20日の週に
開かれる次回会合でアクトスについて協議する。
精査期間中のアクトスの使用に関してEMAはいかなる変更も勧告していない。
先月、通院したときに主治医より「アクトスがフランスで使用中止」という話がありました。
(ファックスも見せてもらいました)
今まで、アクトスを服用していたのですが過去の服用時期と検査結果を踏まえて、
あまり良くなっているような感じが無い(むしろ服用時期から徐々に悪くなっている)ので
服用をやめて様子を見ることになりました。。
暫く経過観察と言うことになりますが効果のほどはいかほどに・・・