夏アニメから二週遅れての最終話です。
前置きとして僕はアニメのライブシーンがバトルアクションシーンの次に好きです。
というのは、ライブシーンは歌いながら踊るので激しい動きがあるという事、
またキャラの動きだけなく、アニメ内の音響、カメラワーク、照明等など細部まで拘られている事が多いからです。
後は、単純に音楽と作画の調和が盛り上がるというのもあります。
最近は子供向け、大きな子供向け問わず、アイドルアニメが流行っていて、
ここ数年は恒久的にアイドルアニメが出てきています。
子供向けも含めて幅広く見ているつもりですが、
その中でもTHE IDOLM@STER、通称アニマスは作品通して手書きによる高クオリティなライブ作画と、
それぞれのキャラクターにスポットを当てつつ、くすぶっているアイドル事務所のサクセスストーリーとしてよく出来てました。
その流れを組む、アイドルマスターシンデレラガールズ、通称デレマスは、アニマスで演出をしていた高雄統子を監督に据えた新作です。
分割2クールで制作スケジュールにゆとりを持っての放送でしたが、
アニマスには一歩届かずという感じでした。
一つ一つのエピソードと演出は良かったです、特に1話は凄く良かったです、
訓練生だった卯月と普通の女子高生だった凛が本格的にアイドルの道を歩み出す良い1話でした。
他にもキャラクターエピソードは良いのはあったのですが、
イカンせんキャラが多すぎてストーリーがバラけすぎて、
あれだけの数を出演させている点ではうまく纏めているとは思いますが、
作品としては何処に重きをおいていいのか分からない感じでした。
デレマスは元々、ソシャゲが原作でキャラクターが多く、それぞれにファンがいるので人気層に偏りが出るのを抑えたんだと思いますが
アニメ作品として見る側としてはそれが微妙な要因になりました。
ストーリー後半に、卯月の性格のズレの話を持ってきている辺り狙っていたんだろうと思いますが、
それまでが余りに長過ぎたと感じていて、ニュージェネレーションの3人にエピソードを集中した方が面白かった気がしますが、
ストーリーの締めとして、キャラクター達の巣立ちを持ってきているので、
ニュージェネレーションを一応のメインに据えてますが、沢山いるキャラクター達のそれぞれの道を選ぶストーリーとして一貫しているのは解ります、
解りますが、それぞれの成長のストーリーの尺が少なくて感情移入しづらかったです。
ダンサーで飛び入り参加してライブの楽しさを知ってからのデビューライブでガランとして落胆して解散の危機とか、
頑張る一辺倒で良かった所もありつつそれだけに歪さもある感じをお互いが理解しあって分かち合えるようになるのとか、
売れないキャラクターアイドルの悩みとか、自分の方向性の悩みとか、
1話に繋がる最終話とか、ライブシーンのカットを以前のと合わせるとか、仕草の演技とか、
構成、演出、脚本、それぞれ一つ一つを取ってみると相当良いのですが総合的に見ると微妙な感じなりました。
個人的には卯月が1つ年上という設定も合ったし、卯月をリーダーにして、
あの笑顔で頑張ります一辺倒で特に深い理由がない感じが、明るいけど行き過ぎていびつな感じが良かったので、
じっくりその辺りの歪さに気づきつつリーダーの気質に目覚めていくのが見たかったです。
ライブシーンの方は、リアルな合いの手等の音響と、キャラクターの個性が出ているダンスが良かったです、
ダンス作画のクオリティは高かったですが、やはりアニマスと比べると物足りない感は否めないです、
そこは演出上がりと作画上がりの差でしょうか、OPに関してはどちらも良かったです。
それと歌詞が耳に残るのが多かったです、
特にお願いシンデレラの”夢は夢で終われない 動き始めてる輝く日のために”と
star!!の”馴れないこのピンヒール 10cmの背伸びを誰か魔法で変えてください”
が何故か凄く琴線に触れてます。
アニマスと比べると劣るという話で、
始終手書きのライブシーン、序盤のニュージェネレーションにスポットおいた展開、
多いキャラクターたちを潰し合わないように気を使っているであろう個性のある細かい仕草演出、
普通のアニメの中でも上位に入る内容でした。
前置きとして僕はアニメのライブシーンがバトルアクションシーンの次に好きです。
というのは、ライブシーンは歌いながら踊るので激しい動きがあるという事、
またキャラの動きだけなく、アニメ内の音響、カメラワーク、照明等など細部まで拘られている事が多いからです。
後は、単純に音楽と作画の調和が盛り上がるというのもあります。
最近は子供向け、大きな子供向け問わず、アイドルアニメが流行っていて、
ここ数年は恒久的にアイドルアニメが出てきています。
子供向けも含めて幅広く見ているつもりですが、
その中でもTHE IDOLM@STER、通称アニマスは作品通して手書きによる高クオリティなライブ作画と、
それぞれのキャラクターにスポットを当てつつ、くすぶっているアイドル事務所のサクセスストーリーとしてよく出来てました。
その流れを組む、アイドルマスターシンデレラガールズ、通称デレマスは、アニマスで演出をしていた高雄統子を監督に据えた新作です。
分割2クールで制作スケジュールにゆとりを持っての放送でしたが、
アニマスには一歩届かずという感じでした。
一つ一つのエピソードと演出は良かったです、特に1話は凄く良かったです、
訓練生だった卯月と普通の女子高生だった凛が本格的にアイドルの道を歩み出す良い1話でした。
他にもキャラクターエピソードは良いのはあったのですが、
イカンせんキャラが多すぎてストーリーがバラけすぎて、
あれだけの数を出演させている点ではうまく纏めているとは思いますが、
作品としては何処に重きをおいていいのか分からない感じでした。
デレマスは元々、ソシャゲが原作でキャラクターが多く、それぞれにファンがいるので人気層に偏りが出るのを抑えたんだと思いますが
アニメ作品として見る側としてはそれが微妙な要因になりました。
ストーリー後半に、卯月の性格のズレの話を持ってきている辺り狙っていたんだろうと思いますが、
それまでが余りに長過ぎたと感じていて、ニュージェネレーションの3人にエピソードを集中した方が面白かった気がしますが、
ストーリーの締めとして、キャラクター達の巣立ちを持ってきているので、
ニュージェネレーションを一応のメインに据えてますが、沢山いるキャラクター達のそれぞれの道を選ぶストーリーとして一貫しているのは解ります、
解りますが、それぞれの成長のストーリーの尺が少なくて感情移入しづらかったです。
ダンサーで飛び入り参加してライブの楽しさを知ってからのデビューライブでガランとして落胆して解散の危機とか、
頑張る一辺倒で良かった所もありつつそれだけに歪さもある感じをお互いが理解しあって分かち合えるようになるのとか、
売れないキャラクターアイドルの悩みとか、自分の方向性の悩みとか、
1話に繋がる最終話とか、ライブシーンのカットを以前のと合わせるとか、仕草の演技とか、
構成、演出、脚本、それぞれ一つ一つを取ってみると相当良いのですが総合的に見ると微妙な感じなりました。
個人的には卯月が1つ年上という設定も合ったし、卯月をリーダーにして、
あの笑顔で頑張ります一辺倒で特に深い理由がない感じが、明るいけど行き過ぎていびつな感じが良かったので、
じっくりその辺りの歪さに気づきつつリーダーの気質に目覚めていくのが見たかったです。
ライブシーンの方は、リアルな合いの手等の音響と、キャラクターの個性が出ているダンスが良かったです、
ダンス作画のクオリティは高かったですが、やはりアニマスと比べると物足りない感は否めないです、
そこは演出上がりと作画上がりの差でしょうか、OPに関してはどちらも良かったです。
それと歌詞が耳に残るのが多かったです、
特にお願いシンデレラの”夢は夢で終われない 動き始めてる輝く日のために”と
star!!の”馴れないこのピンヒール 10cmの背伸びを誰か魔法で変えてください”
が何故か凄く琴線に触れてます。
アニマスと比べると劣るという話で、
始終手書きのライブシーン、序盤のニュージェネレーションにスポットおいた展開、
多いキャラクターたちを潰し合わないように気を使っているであろう個性のある細かい仕草演出、
普通のアニメの中でも上位に入る内容でした。