2014年12月7日
この季節 さすがに素潜りとはいかないが、漁港採集に未練がある番長。
今日も今日とて、東京湾フェリーに乗り込み 久里浜港~金谷港~南房総へ
ダメもと覚悟で向かう。
さて、南房総のホームグラウンドに到着。
今日は素潜りはせず、漁港数カ所を回り
だめなら、早めに引き上げるつもりだった。
当初の読み通り、どの漁港も チョウチョウウオのチョの字もない。
岸壁には チョウチョウウオどころか生物感すらない。
「やはり、今シーズンは終了なのだろうか?」
そう思った。背後には モズの鳴き声が響くばかりである。
この時点で、まだ午前中である。
まあ、ダメもとで いままで行ったこと無い漁港も行ってみようか?
何カ所目かの漁港。
漁港にしては、水は澄み渡りかえってチョウチョウウオがいそうにない
と、思った漁港で・・・・・・・・・・。
「うん?何か水面に浮いている?」
なんと、岸壁から1mほど離れた水面に・・・・・
何と!チョウハンが ぷかぷか浮いている。!!!
いかにも瀕死を思わせる動きに・・・・
「これはいかん!」と、 大慌てで タモで掬う番長。
すぐさまタンクに入れ、原付のヘルメットボックスへ
タンクごと収納する。
これ以上水温を下げる訳には行かぬのだ。
この季節 さすがに素潜りとはいかないが、漁港採集に未練がある番長。
今日も今日とて、東京湾フェリーに乗り込み 久里浜港~金谷港~南房総へ
ダメもと覚悟で向かう。
金谷港
恋人の聖地の鐘も
クリスマスモードに模様替え
こんな季節になってきた。
千葉県から、こんなに
はっきり富士山が見える。
さて、南房総のホームグラウンドに到着。
今日は素潜りはせず、漁港数カ所を回り
だめなら、早めに引き上げるつもりだった。
当初の読み通り、どの漁港も チョウチョウウオのチョの字もない。
岸壁には チョウチョウウオどころか生物感すらない。
「やはり、今シーズンは終了なのだろうか?」
そう思った。背後には モズの鳴き声が響くばかりである。
この時点で、まだ午前中である。
まあ、ダメもとで いままで行ったこと無い漁港も行ってみようか?
何カ所目かの漁港。
漁港にしては、水は澄み渡りかえってチョウチョウウオがいそうにない
と、思った漁港で・・・・・・・・・・。
「うん?何か水面に浮いている?」
なんと、岸壁から1mほど離れた水面に・・・・・
何と!チョウハンが ぷかぷか浮いている。!!!
いかにも瀕死を思わせる動きに・・・・
「これはいかん!」と、 大慌てで タモで掬う番長。
すぐさまタンクに入れ、原付のヘルメットボックスへ
タンクごと収納する。
これ以上水温を下げる訳には行かぬのだ。
なんと、水温13℃。チョウハンよ、よくぞがんばった。
もうこれ以上水温を下げる訳には行かぬ。
何はともあれ この状態で原付を走らせれば、
エンジンからの熱伝導で多少なりとも
水温を上げることは可能である。
家に帰り、水温を計る。
おお!(^。^) よかった。水温が16℃くらいまで上がっている。
原付のエンジンのおかげで、道中で3℃くらい水温が上がった。
16℃であっても、
飼育水槽とは
10℃位の温度差がある。
慎重に慎重に、
水合わせを行う。
どうやら、しのいでくれた
ようである。
今シーズンは 5月からチョウチョウウオの採集をしてきたが、
瀕死状態のチョウチョウウオを採集したのは初めてである。
はからずも、チョウハンのこの身をタモで掬うことで、
あるいはその命を救うことと、相成ったのではないか?
チョウハンを仮に僕が タモで掬わなかったら・・・・・
果たして、命ながらえることができただろうか?
それは誰にもわからない。
これも、一期一会であろう。
縁あって対峙した小さな命を 我々採集家は 守ってあげるべきだと、
僕は思う。
これが、採集家の優しさではないかと?・・・・・。