新世界都市伝説ノート~事実の裏に潜む真実~

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ヤコブの息子、ヨセフの物語。

2023-10-14 22:20:31 | 聖書

神様とのタイマン相撲に勝利し、イスラエルという名前に改名したヤコブは、無事に故郷カナンの地で暮らし始める。

イスラエルと妻ラケルとの間にヨセフが生まれる。

ヨセフは12人兄弟の11番目。

ヨセフはとても可愛がられ、ほかの兄弟たちはヨセフに嫉妬を感じていた。

ヨセフは神様から祝福を受ける夢を見た。

ヨセフは夢解きをすることができた。

両親と兄弟たちは、いずれヨセフに跪くという内容であった。

ヨセフは夢分析の内容を周囲に話す。

父は、「可愛いヨセフはやっぱり神に選ばれた子なのかもしれへんなぁ」という反応。

しかし、ほかの兄弟は「お前、ぶち〇すぞ!!」とスーパーブーイング。

「なんやねん、ヨセフのやつ。夢解きみたいな適当なことを言ってお父さんに自慢しやがって。俺たちをさげすみやがって」

他の兄弟はヨセフを穴に落とし殺そうとしたが、思い直し、奴隷として売ろうと考えた。

ただ、長男のルベンだけは、「やめたりや~」とヨセフを助けようとしたが、結局ヨセフはエジプトへ奴隷として売られた。

ヨセフはまじめに仕えて、主人とその奥さんからとても気に入られ、全財産を管理するまでになった。

ヨセフは天狗になることはなく、主のおかげと謙虚であった。

ヨセフは仕事ができて、容姿端麗であった。

主人の奥さんは、ヨセフのことがガチで好きになってしまい、ヨセフを誘惑し始める。

ヨセフは、主人のことを尊敬していたので、奥さんの誘惑をことごとく断っていく。

奥さんはプライドを傷つけられ、「きゃー!ヨセフが襲ってきた-」とうそをつく。

その結果、ヨセフは10年間投獄された。

しかし、ヨセフは囚人の中でもすごかった。

働きぶりを認められ、囚人を管理する仕事を任された。

あるとき、ファラオの食事係と料理係の人が投獄されてくる。

その夜、食事係と料理係は夢を見る。

二人はその内容をヨセフに話した。

ヨセフは食事係の夢を聞いた。

「あ~、そういうことっすね、3日のうちに元の地位に戻れますよ」

料理係の夢を聞いた。

「へぇ、なるほどねぇ、3日後に〇されますねぇ、処刑されます。」

ヨセフの言う通り、食事係は誤解が解けて王宮へ戻り、料理係は〇されてしまう。

その2年後、ファラオは奇妙な夢を見る。

ファラオはエジプト中の人を集めて、夢がなにを意味するのか問うた。

聞いても誰も分からない。

「そういえば、ヨセフって人が夢解きできましたわ!」とファラオに教えた。

ヨセフはファラオに呼び出された。

「それはですね…エジプトに今から7年の豊作があるんですよ。

でも、そのあとに7年の大飢饉がやってくる。

そういう意味ですわ

頭のいい人をトップにつけて、豊作の間に飢饉対策したほうが絶対いいっすよ」とヨセフはアドバイスした。

ファラオは夢解きに感心し、宰相の座にスカウトされた。

ヨセフは持ち前の勤勉さと夢解きで出世した。

7年の豊作の間に食糧を貯え、7年の飢饉を乗り越えることができて、ヨセフは国を救った。

飢饉で苦しんでいる周りの国に穀物を売ることで、エジプトの国力をさらに高めることができた。

エジプトには食べ物があるといううわさが広がり、人々はエジプトを目指した。

かつてヨセフを売り飛ばした兄弟たちもエジプトを訪れ、ヨセフと再会する。

ヨセフは兄弟たちが来たことに気づいたが、兄弟たちはヨセフのことに気づかない。

ヨセフは、兄弟たちがエジプトにスパイに来たんじゃないかと疑念を抱く。

末っ子のべニアミンを泥棒にしたて、「奴隷にする」と脅し、兄弟たちの誠意を試した。

「すみません、私たちの父は、この末っ子ベニヤミンを深く愛しています。

弟のヨセフがなくなった時には父は立ち直れないほどでした。

ベニヤミンまで奪われたら父は生きていけないでしょうから、私だけを奴隷にしてください。

そして、ほかの兄弟は帰らせてください。

私はもうお父さんの悲しむ顔を見たくないです」

これを聞いたヨセフは感動して、感情を抑えることができなくなり、自分がヨセフであることを明かした。

「私はあなたがたに奴隷として売られましたけど、結果的にエジプトの宰相という地位に就くことができました。

お父さんも兄弟のみんなも飢饉から救うことができた。

これらは全て神の導きです。

だからもう気にしなくてもいいですよ」

こうして、ヨセフと兄弟は和解し、イスラエルの一族は全てエジプトに移住した。

ヨセフたち12人の兄弟たちは、それぞれに部族を従えるようになり、やがてモーセはこの12部族を引き連れ、エジプトを脱出することになる。