ダボス会議2024のテーマは、「第4次産業革命による世界秩序の形成」というものでした。
クラウス・シュワブ氏は2017年に「第4次産業革命」という本を出しています。
第1次:蒸気
第2次:電気
第3次:デジタル
第4次:AI
「予測する未来」と書かれていますが、「予測」ではなくて「予告」であるわけです。
コロナ禍に「グレートリセット」という本も緊急出版されていますが、帯には「もう元には戻らない」と書かれていました。
2020年の6月にはクラウス・シュワブ氏は、
「アメリカから中国まで石油からガスからテクノロジーまで全ての分野において全ての国々は、変革に参加しなければならない。
つまり、資本主義のグレートリセットを我々は必要としている」
と言っています。
グレートリセットというのは、簡単に言ってしまえば、「食糧・健康・エネルギー・お金をコントロールするためのグローバルエリートの計画」のことです。
その流れの中で、日本は当然ですが従うわけですけども、2022年1月、ダボスアジェンダ2022では、岸田総理大臣が特別演説をリモートで行いました。
その時には、「グレートトランスフォーメーション オブ リベラル デモクラティック ソサイエティを目指していきます」と述べました。
グレートトランスフォーメーションというのは、「形をすっかり変えるほどに社会を大きく変える」という意味で、グレートリセットと同じことです。
つまり、日本もグレートリセットを進めていくことをダボス会議に誓ったわけです。
イギリスでは、「ビルトバック ベター」という言葉を使っていますが、これもグレートリセットと同義です。
ダボス会議は、2022年4月、日本について「新しい経済政策に臨む日本」として評価しています。
同じく2022年4月、クラウス・シュワブ氏は訪日し、岸田総理大臣と対談しています。
クラウス・シュワブ氏は、世界中でヤンググローバルリーダーを育成しています。
岸田総理大臣はヤンググローバルの一員というわけではないようですが、「僕もやっと仲間に入れた…えへっ」と喜んでいるのだろうと思います。
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