シソ科、Lamiaceae、カラミンサ属、ヨーロッパ、地中海沿岸~西アジア原産、
学名:Calamintha nepeta、
英名:Lesser Calamint、
葡名:Nêveda、Calaminta、Erva-das-azeitonas、Calaminta-das-montanhas、Néfeta、Néveda-major、
2012年11月14日、2015年11月24日、12月12日、2016年11月22日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2014年10月26日、2016年11月17日、2020年5月26日、アレンテージョ地方で、2016年9月25日、バイラーダ地方で撮影、
カラミンサ・ネペタ Calamintha nepeta の花。
水はけの良い、赤土を好む。ミントの葉は香りが強い。生葉をポットに詰め込み、砂糖を入れ、熱湯を注ぐとモロッコ名物のミントティができる。
カラミンサ・ネペタ Calamintha nepeta でした。
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(GKZ植物事典より)和名は英名の音読みから。属名はギリシャ語の cline(=床、斜)と podion(=小足)の合成語。旧属名はギリシャ語の「美しい」と「ハッカ(ミント)」の合成語。種小名はイタリアの地名 Nepete に因んでいる。
レッサー・カラミントはシソ科の常緑多年草である。草丈は50㎝前後。全草に細毛が見られる。茎や葉には爽やかなペパーミントの香りがする。葉は、長さ2~3㎝の広卵形で、縁には鋸歯がある。開花期は5~10月と非常に長い。花色は淡紫色で、花形はシソ科特有の唇形花の小花。花径5㎜前後。我が国への渡来時期不詳。ヨーロッパ原産のカラミンタ属の植物は古い時代から薬用として用いられてきた。 (GKZ植物事典より)