キンポウゲ科、Ranunclaceae、アネモネ属、ヨーロッパ、地中海沿岸地域原産、宿根草、
学名:Anemone palmate、
英名:Yellow Anemone、Palmate Anemone、Cyclamen-leaved Windflower、
葡名:Anémola、Anémona-do-Tejo、Anémona-dos-jardins、Campnilha、Flor-de-Pácoa、Flor-de-vento、Pulsatilha、
2014年3月28日、2016年2月22日、25日、3月8日、2021年3月3日、17日、18日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
アネモネ・パルマタ Anemone palmata の花。
イベリア半島、南フランス、シシリー島に分布。
畑や牧場などの縁に生える。
根生葉は手の平のようだが、茎葉は細く裂ける。
アネモネ・パルマタ Anemone palmata でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語の anemosu(=風)を語源としている。種小名は「掌状の」の意。
アネモネ・パルマータは、キンポウゲ科の多年草である。草丈は10~60㎝程度となる。根生葉は掌形で、3から5浅裂し、ロゼットを構成する。茎葉は、多深裂し、遠目には線状に見える。2~4月頃、茎頂に径3.5㎝程度で鮮黄色~クリーム色の花をつける。遠目にはキクのような花姿であるが、花弁のように見えるのは実際的には萼片である。萼片は8~15個となる。花後の果実は長さ3㎝、径2㎝程度と、意外に大きな卵形で、周囲には褐色の長細毛が密生する。我が国への渡来時期不詳。 (GKZ植物事典より)