ムラサキ科、Boraginaceae、ノネア属、ヨーロッパ地中海沿岸地方原産、多年草
学名:Nonea vesicaria、
和名:ノネア・ヴェシカリア、英名:Red Monkswort、
2011年2月12日、2016年2月16日、29日、2020年2月20日、3月4日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
ノネア・ヴェシカリア Nonea vesicaria、表示名は学名の音読み。
花の直径は5mmほど。花は濃い紫色で筒状に咲く。草丈は15~50cmほど。
葉は非常に毛深く、5cmほどの長楕円形で互生する。枝分かれし、草丈は50cmほどにもなる。
花期は2月~5月。種小名の vesicaria はラテン語で『気胞を持つ bladder、気孔のような』の意。
ノネア・ヴェシカリア Nonea vesicaria でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名は、ドイツの植物学者 J.P.None への献名。種小名は、「膀胱」の意で、結実時の様子から。
ノネア・ヴェシカリアはムラサキ科の多年草である。本種は、地中海沿岸地方の沿海地で、日当たりの良い草原に自生の見られる野草である。草丈は15~50㎝程度となる。葉は長さ5㎝、幅2~3㎝程度の楕円状で、全縁、先端部は鋭頭で、茎に互生する。根出葉は、叢出し、ロゼット状となる。葉も茎も全体的に白色の長細毛が密生する。2~5月頃、花茎を立ち上げ、上部に円錐花序を出し、径5㎜程度で、長さ7,5~8,5㎜程度で、赤紫色の筒状花をつける。萼片の外側も白色の細毛で覆われる。花後には、長さ15㎜程度の円筒形の果実をつけ、その外側には剛毛が散生する。(GKZ植物事典より)
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