ユリ科、Liliaceae、ツルボラン属、地中海沿岸地域原産の宿根多年草、
学名:Asphodelus aestivus、
英名:Summer asphodel, Onion weed, 葡名:Gamão、Abrotea、
2007年3月ポルトガル・アレンテージョ地方で、2014年3月24日、2018年5月4日、7日、コスタ・アズール地方で撮影、
アスフォデルス・アエスティヴス Asphodelus aestivus の花。草丈1メートルほどになる。花の直径は3cmほど。
アレンテージョの牧場脇に。
コルク樫の木の下で。
海の見える斜面に咲くアスフォデルス・アエスティヴス Asphodelus aestivus でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから属名はギリシャ神話に登場するAsphodelos(=不死の花)を語源としている。種小名は「夏の」の意。
アスフォルデス・アエスティヴスはツルボラン科の多年草である。地下に紡錘状の開墾を持ち、草丈は0,3~1m程度となる。根際から長さ40㎝、幅2㎝程度の線形葉が叢出する。茎葉は見られない。葉は、主脈部位を中心にV字形とあり、主脈部位は下側に突き出る。6~8月頃(地域によって開花期は異なる)、茎上部に穂状花序を出し、径30㎜程度で白色6弁の花をつける。花被片の中央部位には赤茶色の条線模様が入る。花後には蒴果をつけ、6個の種子を内包する。本種は、北アフリカが原産地であるが、現在、地中海沿岸地方では帰化状態にある。(GKZ植物事典より)
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