ゴマノハグサ科、Scrophulariaceae、ミオポルム属、ニュージーランド原産、常緑潅木、
学名:Myoporum Laetum、和名:ナイヨゥ・ツリー、
英名:Ngaio、Mousehole Tree、
葡名:São mióporo、Mióporo 、Mióporo-acuminado、
2010年5月16日、2014年4月17日、2016年2月18日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2010年12月27日、2012年1月23日、アルガルヴェ地方で、2018年1月25日、5月4日、2020年2月27日、コスタ・アズール地方で撮影、
ミオポルム・ラエトゥム Myoporum laetum の花。
花の直径は 2cm ほど。花びらにソバカスがあり、赤紫の実ができる。樹高は 3m ほど。
葉は光沢のある長楕円形で 15cm ほど。
葉には少し毒があり、家畜が食べると肝臓障害になると言われている。ニュージーランド原住民は、本種の葉を肌に擦りつけ蚊除けにするという。
ミオポルム・ラエトゥム Myoporum laetumdesita でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は学名の音読みから。属名のギリシャ語の myein(=閉じる)と poros(=孔)の合成語からで、本属の植物には、葉に多数の黒点があることが多いことからと言う。種小名は「明るい、生き生きとした」の意。
ミオポルム・ラエトゥムはゴマノハグサ科(←ハマジンチョウ科)の常緑樹である。樹高は4~10m程度となる。樹皮は厚味のあるコルク質となる。葉は、長さ5~12㎝、幅1,5~3㎝程度の狭楕円状で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部では葉柄に連なり枝に互生する。葉の表面には光沢があり、半透明な油点がある。春~夏に、葉腋に径1,5~2㎝程度の漏斗形花を1~3個つける。花冠は5裂する。花弁には紅紫色の斑点模様が入り、表面には白色の長細毛が密生する。花後には、径6~9㎜程度の果実をつけ赤熟する。(GKZ植物事典より)
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