セトゥーバル半島内モンティージョの何の変哲もないどこにでもある建物。この町はリスボンのベッドタウンとして新市街地は顕著に郊外に広がっている。このスケッチは旧市街の一角。
丘の上に聳える城壁に囲まれた村モンサラス。その城壁の外にある古い教会からの眺め。その教会からはアルメンドレス(太古の巨石文化遺跡)も観ることができる。
アレンテージョ地方オデミラの町の静かな佇まい。スケッチをしていると静寂を破り突然拡声器の音。この町にサーカスがやってくる。その宣伝カーが縦横に走っているだけ。
元はあった入り口を煉瓦などで塞いだ建物をよく目にする。廃墟などでは侵入を防ぐためもあるだろうし、それ以上の崩壊を止める目的もあるのだろうが、このスケッチのように今も使っている家でも時々見かける。
中都市の旧市街にはどこにでもある建物。どこにでもあるから「まあ、ええか」などと敬遠してしまうことが多いが、油彩にすれば結構絵になる。