2019年12月31日(火曜日・大晦日)濃霧のち晴れ。16℃~4℃。降水確率0%。湿度99%(7:56)67%(14:18)。紫外線量2。北の微風。起床時7:00は少し明るいと思ったら濃霧。明日、元旦も濃霧なら初日の出は見られないかも。最低気温4℃は今季最低?午後には霧は晴れるが靄で3キロ程度の視界。
『きょうのニュース』シドニーでは既に年明け、心配した煙の影響もさほどなく見事な花火。15万人から20万人の人出が予想されるテレイロ・ド・パソのコンサートは19:00から。フンシャルには多数の豪華客船が集結。ヴィラ・フランカ・デ・シーラ病院の救急対応は問題。サンチアゴ・カセム病院でも。PAN環境党の新春メッセージ。マルセロ・デ・ソウザ大統領は悪天候で被害を受けたテルセイラ島を視察。オーストラリア火災で2人死亡、5人が行方不明。スペインは与野党が合意。アンゴラ元大統領の娘イザベラ・ドス・サントスの不正疑惑裁判。イラクのアメリカ大使館をバグダッド住民が攻撃。グレタ・トゥンベリさんがデヴィッド・アッテンボロー氏と対談。
『昨夜の映画』は何れも何度も観ている映画だが、3本も観てしまって終わったのが1:20。寝不足ながら頭はすっきり?午後からはぼんやり眠気。
『推定無罪』(Presumed Innocent)1990年。アメリカ映画。127分。監督:アラン・J・パクラ。スコット・トゥローの同名小説原作。地方検事補のラスティ(ハリソン・フォード)は、仕事では堅物で通り、家庭では良き夫かつ良き父親であった。妻のバーバラ(ボニー・ベデリア)は以前優秀な数学者だったが、結婚生活のため学業を断念して今は主婦業にいそしんでいる。 ある日、ラスティは女性の上司から、児童虐待を担当する若い新人の補佐を命じられる。その新人とはキャロリン(グレタ・スカッキ)という女性で、なかなか美人であった。彼女は、弱者を虐げる犯罪を許せないという正義感に燃えて職務に当たっていたから、これにラスティは感心して熱心に補佐した。そして二人は協力して立件に成功する。 そのさいラスティは、彼女と関係を持ってしまう。その関係に溺れていたラスティだったが、仕事の連携が終わると、キャロリンは二人の関係も終わりだとサバサバして言う。彼女のように割り切れないラスティだったが、自分も妻子ある身であり、未練を残すわけにはいかなかった。 それからしばらくした後、キャロリンが自宅で他殺体となって発見される。担当を命じられるラスティ。調査を進めるうち、彼女が検事局の何人もの男性スタッフと関係を持っていることが明らかになる。彼女は出世欲が旺盛で、そのために利用できる男性と親密になろうと関係を持ったのだった。 そして捜査を進めていたラスティだったが、自らが逮捕されてしまう。現場にあった飲みかけのタンブラーから彼の指紋が採取されたうえ、被害者の体内に残されていた精液がラスティのものだという鑑定結果が出たからだ。こうしてラスティは、捜査する側から一転して被疑者となってしまった。 保釈が認められたラスティは、今まで散々やり込められてきた辣腕の弁護士サンディ(ラウル・ジュリア)に相談する。何度も法廷で対決してきたラスティから弁護を依頼されたサンディは、その奇遇を皮肉るが、しかし引き受けてくれた。そこでラスティは法廷戦術をすべてサンディに任せ、自らは友人の刑事リップランザー(ジョン・スペンサー)と共に調査を続ける。すると、キャロリンは上司のレイモンド(ブライアン・デネヒー)とも関係を持っていたことが判った。地方検事選挙での再任を目指すレイモンドは、関わり合いを忌避してラスティを切り捨てる。 法廷では、複数の物的証拠からラスティの不利と思われた。だが、これら証拠の信用性を覆す証言を、サンディが巧みな尋問によって法医学者から引き出し、この結果、証拠不十分によりラスティは無罪を勝ち取った。ただ、キャロリンを殺害した犯人が誰なのかは不明であった。ラスティも調査の結果からいろいろと考えたが、遂に謎は解けなかった。 ところが、ある休日、ラスティは日曜大工のため自宅の物置に入ると、そこにいつも置いてある金槌に、殺されたキャロリンと同じ金髪が、乾いた血液によってこびり付いているのを発見した。これはいったい、どういうことなのか… (Wikipediaより)
『エントラップメント』(Entrapment)1999年。アメリカ映画。113分。監督:ジョン・アミエル。2000年問題を背景にした美術泥棒と保険会社調査員の駆け引きを描くサスペンスアクション映画。ニューヨークで発生したレンブラントの名画盗難事件は、その保険会社に莫大な損害を齎した。様々な状況証拠から美術専門泥棒としてその名をほしいままにしていたマック(ショーン・コネリー)の仕業であった事を突き止めると、損害の補填の為、マックを罠にかけるよう画策を始める。そのような経緯で派遣された保険会社調査員のジン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、ニューヨーク、ロンドン、クアラルンプールなどでパートナーとしての信頼を得、最終的に80億ドルとも言われる、とある銀行預金に目をつける。(Wikipediaより)
『ミリオンダラー・ベイビー』(Million Dollar Baby)2004年。アメリカ映画。133分。監督・製作・主演:クリント・イーストウッド。家族からすらも愛情を受けた事のない孤独な女性と、家族にすら愛情を見せた事のない不器用な老年の男性の間に芽生えながらも、非情な結末を迎える愛の物語である。 アメリカ中西部でトレイラー・ハウスに住むほど貧しい上に家族が崩壊状態にあり、死んだ父親以外から優しい扱いを受けてこなかったマーガレット(マギー)・フィッツジェラルド(ヒラリー・スワンク)は、プロボクサーとして成功して自分の価値を証明しようと、ロサンゼルスにあるフランキー・ダン(クリント・イーストウッド)のうらぶれたボクシング・ジムの戸を叩いた。 フランキーはかつて止血係(カットマン)として活躍した後、トレーナーとなってジムを経営し、多くの優秀なボクサーを育ててきた。しかし、彼らの身の安全を深慮するあまりに慎重な試合しか組まない上に不器用で説明が不足していたことからビッグチャンスを欲するボクサーたちに逃げられ続け、その不器用さは家族にも波及し、実の娘ケイティとは音信不通になっている。 マギーがジムに入門したのは、フランキーが最近まで手塩にかけて育ててきたビッグ・ウィリーに逃げられたばかりの時だった。最初フランキーはマギーのトレーナーになることを拒んだものの、フランキーの旧友でジムの雑用係、元ボクサーのエディ・『スクラップ・アイアン』・デュプリス(モーガン・フリーマン)が彼女の素質を見抜いて同情したこともあり、次第にフランキーは毎日ジムに通い続けるマギーをコーチングしはじめる。そして練習を通じ、やがて2人の間に実の親子より強い絆が芽生えて行く。 マギーはフランキーの指導の下、試合で勝ち続けて評判になりはじめる。あまりの強さから階級を上げる事になったものの、そのウェルター級で遂にイギリス・チャンピオンとのタイトルマッチにまでたどり着く。この試合でアイルランド系カトリック教徒のフランキーは、背中にゲール語で「モ・クシュラ」と書かれた緑色のガウンをマギーに贈るが、マギーがその言葉の意味を尋ねても、フランキーはただ言葉を濁すだけだった。 タイトルマッチの後も勝ち続けてモ・クシュラがマギーの代名詞ともなり出した頃、フランキーは反則を使う危険な相手として避けてきたWBA女子ウェルター級チャンピオン、『青い熊』ビリー(ルシア・ライカ)との試合を受けることを決める。この100万ドルものビッグ・マッチはマギーが優位に試合を運んだが、ラウンド終了後にビリーが放った反則パンチからコーナーにあった椅子に首を打ちつけ骨折し、全身不随となる。 フランキーはやり場のない怒りと自己嫌悪に苛まれ続け、完治の見込みがないマギーは家族に見放された事から人生に絶望し始める。やがてマギーはフランキーに安楽死の幇助を懇願するが断られ自分で舌を噛み切り自殺を図ろうとする。フランキーは苦しみ続ける実娘のようなマギーへの同情と、宗教的なタブーとのはざまで苦悩したものの、最後はガウンに綴られた「モ・クシュラ」に込めた気持ちを伝えると、人工呼吸器を止めマギーにアドレナリンを過剰投与し、姿を消した。 アイルランド語の使用者の中には、マギーのガウンの背中に刺繍された言葉である「モ・クシュラ」(Mo Chúisle)が、映画の中では Mo Cuishle とスペルを間違われているという指摘がある。さらに映画の中では「モ・クシュラ」を「おまえは私の親愛なる者、おまえは私の血(My darling, my blood)」と訳している。(「モ・クシュラ」は「おまえは私の鼓動だ(My pulse)」を意味するゲール語の親愛表現であり、『A chúisle mo chroí』(ああ、私の心臓の鼓動よ)の短縮形である。) ともあれ、「モ・クシュラ」はこの年のハリウッド映画の中でももっとも影響力のあったフレーズであったとも言われており、この映画はアメリカにおけるアイルランド語への関心を高めたとして賞賛する声もある。 主人公はアイルランドの古い言語であるゲール語を独学していて出身に誇りを持っている。アイリッシュらしい貧乏な家庭の出で、その家族は偽申告の生活保護を受けて暮らしている。ハングリーな彼女は大好きなボクシングで身を立て、やがてイングランドのチャンピオンと戦うが、アイリッシュのボクサーが民族の象徴たる「グリーン」のガウンをまとって挑む。宗教はカトリックである。 (Wikipediaより)
「ポルトガル淡彩スケッチ・サムネイルもくじ」1851-1970(2019年9月26日(木)~の日記)
https://blog.goo.ne.jp/takemotohitoshi/e/1b20be2f9b3e46c0ce22f16df6c73e42
「ポルトガル淡彩スケッチ・サムネイルもくじ」1731-1850(2019年5月29日(水)~9月25日(水)の日記)
https://blog.goo.ne.jp/takemotohitoshi/e/36acf48c9a63a21fc3b69a9ec13a11e8
「ポルトガル淡彩スケッチ・サムネイルもくじ」1601-1730(2018年10月22日(月)~2019年5月28日(火)の日記)
https://blog.goo.ne.jp/takemotohitoshi/e/b408408b9cf00c0ed47003e1e5e84dc2