世界の片隅からワンワン叫ぶ!

世界の片隅に住む黒ラブ・メイのブログです。保護犬のカール(ゴールデンレトリバー)は我が家の子になりました。

七輪

2006年03月12日 | 黒ラブの日記
人間と暮らしていると理不尽な目に遭うことは覚悟しているけど、
昨日の出来事は結構こたえた。

昨日の午後5時ごろ(つまりアタシの夕ご飯の時間)、
いつものように2階の階段上のところでナッチを待っていたら、
1階のリビングから、ホタテ、サザエ、イカ、ラムチョップ、
チキン、魚の干物と、つぎつぎと香ばしい、いい匂いが
漂ってきた。

匂いはアタシの部屋を横切って、開けっ放しの窓からどんどん出て行く。
煙で小さな部屋の向こう側が見えなくなった。
アタシが燻製になりそうな勢いだ。

どうもおかしいなあと思っていたら、お客さんが来ていて
「七輪」なるものを始めたらしい。

とちゅうでナッチが2階に上がってきて、アタシにご飯を
くれたけど、アタシにはいつものドッグフードだけだった。

ナッチは小声で
「メイ、ごめんね~。あとで残ったらあげるからね」
と言って階段を降りていったけど、夜中の2時を過ぎても
お客さんがいて、そういう兆しはなかった。

その間、アタシはずっとおとなしくソファの上で一人で
寝そべっていた。
一言も吠えなかったんだから、我ながら偉かったと思う。

一夜明けた今朝になっても、家中にチキンの網焼きの
匂いがついたままだ。

アタシはもうなんだかたまらなくて、今朝のお散歩では
道に落ちているモノをかたっぱしから拾い食いしようとして
ナッチにすごく怒られてしまった。

七輪もお客さんもナッチも大嫌い!
・・・と思ったら、さっき、ナッチが残しておいてくれた
ラムチョップを一本くれた。
ナッチによると「骨ごと5秒で食べた」そうだ。
おいしかった!
しょうがない、まあ許してあげることにしよう。