今朝の散歩は、いつもの方向とちがって、ナッチは
みんなが集まっているS公園のほうに歩き始めた。
アタシはその公園が大好き(もしかしたらご飯より好きかも)なのに、
最後にそこに行ったのがいつだったか思い出せない。
でもたしか、あの時はやわらかいテニスボールを拾って、
ほかのワンちゃんと追いかけっこしながら
口の中でグニャグニャ楽しんでいるうちに、ついつい飲んじゃったんだっけ。
それですぐに不機嫌になったナッチが、
アタシの大好きな獣医さんのところに連れて行ってくれて
薬を飲まされて、朝ごはんと一緒に出でてきたんだっけねー
あのときは気持ち悪かったけど、あとでお腹すいたよねー
でも、先生がやさしくしてくたから嬉しかったなぁ。
―なんて考えながらしっぽをびゅんびゅん振って
張り切って歩いていたのに、
ナッチが急に途中で踵を返してしまった。
こうなると抵抗しても無駄だから、仕方なく素直に従った。
自然にしっぽも元気がなくなる。
なんと、ナッチは公園の方向にあるケーキ屋さんを
覗いてみたかっただけらしい。
まぎらわしいことしないでよねー。
みんなが集まっているS公園のほうに歩き始めた。
アタシはその公園が大好き(もしかしたらご飯より好きかも)なのに、
最後にそこに行ったのがいつだったか思い出せない。
でもたしか、あの時はやわらかいテニスボールを拾って、
ほかのワンちゃんと追いかけっこしながら
口の中でグニャグニャ楽しんでいるうちに、ついつい飲んじゃったんだっけ。
それですぐに不機嫌になったナッチが、
アタシの大好きな獣医さんのところに連れて行ってくれて
薬を飲まされて、朝ごはんと一緒に出でてきたんだっけねー
あのときは気持ち悪かったけど、あとでお腹すいたよねー
でも、先生がやさしくしてくたから嬉しかったなぁ。
―なんて考えながらしっぽをびゅんびゅん振って
張り切って歩いていたのに、
ナッチが急に途中で踵を返してしまった。
こうなると抵抗しても無駄だから、仕方なく素直に従った。
自然にしっぽも元気がなくなる。
なんと、ナッチは公園の方向にあるケーキ屋さんを
覗いてみたかっただけらしい。
まぎらわしいことしないでよねー。