#ユニットバス ＝バス・トイレ・洗面台同室、ではありません

「ユニットバス」という言葉が、
「バス・トイレ・洗面台同室」(またはバス・トイレ同室)の
ように使われることがありますが、
これは本当は違うので、使い分けたほうが誤解がありません。

「ユニットバス」とは、
工場などで成型した部品を現場で組み立てる浴室のことです。

なので、
ユニットバスの3点ユニット(バス、トイレ、洗面台)
もあれば、
ユニットバスの2点ユニット(バス、トイレ)
もありますし、
ユニットバスのバスのみ
もあるのです(システムバスと呼ばれることがあります)。

ユニットバスの3点ユニット(バス、トイレ、洗面台)の例


ユニットバスのバスのみの例(システムバスとも呼ばれます)



そのため、不動産店でお話いただく際は、
できれば
「バス・トイレ別」
「バス・トイレ同室でも可」
「洗面台は独立」
のように言っていただいたほうが正確です。

(昔は1枚1枚タイルを貼ったスペースに
バスタブを置いたりして
浴室を作っていたことがありましたが、
「ユニット」にすることによって、現場での工期が
短縮されるのと、水漏れリスクが少なくなることから
多く採用されるようになりました。
前回の東京オリンピックの際に、ホテルニューオータニで
内装工事を省力化するために考案されたそうです。)


参考になりましたら幸いです。

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