田町周辺のマンション・アパートにおける、
光ファイバーの導入率はかなり高く、
95%以上ではないかと思います。
(具体的な数字は出ていません。)
これは、建物まで光ファイバーが来ているかどうか、という意味です。
ほとんどの場合
光ファイバー導入済の建物は
図面に記載があります。
(田町周辺の物件で図面に記載がなく、ご心配なようでしたら
当店で確認いたします。)
一方で、建物内は、その建物の事情によっていくつかのパターンに分かれます。
でも、この建物内のパターンだけで
ネット回線全体のスピードが決まるわけでは
ありませんのでご注意ください。
ご承知のように、
インターネットのスピードは、
建物の内外だけでなく、
全体の区間の状況であるとか、
その通信会社自体の速さ・遅さに
影響されます。
それでも、建物内の配線が気になる方のために
代表的なパターンをまとめてみます。
(ちょっとだけ専門的になります。)
1)VDSL(ヴイディーエスエル)
(Very high-bit-rate Digital Subscriber Line)
建物じたいには光ファイバーが来ていて、
建物内に配線済みのメタル線(銅線)を利用する形です。
(固定電話用に引いてあるメタル線です。)
VDSLは、メタル線にネット情報を乗せる上での仕様の名前です。
一般には2)以降のパターンよりスピードが遅いとは言われます。
確かにVDSLの仕様の上では最高100MBpsですが、
当店の利用しているネット回線(VDSL)の場合、
常時下り30MBps以上とかなりのスピードが出ており、
当店の場合業務への支障はあまりないですので、
必ずしもVDSLが遅くて支障がある、とは言い切れないと思います。
ネットの速さは、先述の通り、全体的な、様々な環境に影響されると思います。
また、お客様の使い方にもよります。
この周辺の建物では、このVDSLが最も多いと思います。
2)LANケーブル
建物じたいには光ファイバーが来ていて、
建物内は、LAN配線をしているパターンです。
中には、PCをつなげば(PCの設定不要で)安全に
インターネット接続が可能な建物もあります。
比較的新しい物件の、一部にあります。
3)光ファイバー
建物じたいには光ファイバーが来ていて、
建物内も光ファイバー配線をしているパターンです。
建物内のスピードについては最も心配しなくて
済むものです。
(ただ、建物から出るところで混雑したりすると
速度は落ちるかも知れません。
これはどのパターンでも同じです。)
比較的新しい物件の一部にあります。
また、古い物件でも、回線を引くダクトなどに余裕がある場合は
部屋ごとに光ファイバーを引ける場合があります。
(光ファイバーがひけるかどうかの調査は、各通信会社が行ないます。
当店のような不動産店や管理会社ではできません。)
この写真は、固定電話用のメタル線(銅線)が事前に引かれていた建物で、
光ファイバーを増設した例です。
一般にはこのように、メタル線のパネルから光ファイバーを取り出すことが
多いです。
ファイバーの先には「光コンセント」がついています。
デリケートな光ファイバー同士を精密に
繋ぐことのできるソケットです。
ここまでが、建物内配線のメジャー3種類です。
なお、これらの3種類は、一般的には図面上では分からないので、
ご内見時にご確認ください。
室内の回線の接続口を見ると、分かることが多いです。
(分からない場合もあります。)
4)建物内の配線を気にしなくていい、無料Wifiのパターン
お客様が建物内外の配線など気にしないで良くて、
お部屋にWifiが飛んでいるパターンです。
お部屋の配線板にWifiのIDとパスワードが
書いてあったりします(上記の写真の例)。
この場合、Wifiは無料のことが多いです。
(実際は、建物じたいまで光ファイバーで、
そこから先はVDSL、LAN配線、光ファイバーのいずれかの
パターンになっていると思います。)
ただ、この場合だと、無料Wifiが遅いからといって
自分の好きな通信会社のネット回線(nuro光やau光、ソフトバンク光など)を
自分の部屋に直接引けないことがあります。
(事前にWifiまで設置してあるので、
回線の追加を前提にしていない設計になっている、等の理由)
比較的新しい物件の一部にあります。
5)光ファイバー直収
郊外に多い、戸建てや小規模アパートなどで
光ファイバーを直接導入するパターンです。
(ただ、この周辺では戸建自体が多くはありません。)
繰り返しますが、インターネット回線のスピードは
回線の区間全体で決まるので、
必ずしも
3)の「お部屋まで光ファイバー」パターンを利用したときに、
お客様のネット利用状況が絶対に速いとは言い切れません。
ただ、建物内に限れば、一番スピードに心配がないのは、
3)だろう、とは言えます。
お部屋の回線スピードが満足でない、というお客様で、
通信会社から建物内の追加工事ができないという
回答を受けた方の中には、
モバイルWifiルーター(携帯電話のデータ通信利用)に
切り替えた方もいらっしゃいます。
(モバイルルーターですと、自宅でも外出先でも
区別なく利用することができます。)
参考になりましたら幸いです。
-----
当店は短縮営業中で、朝10時から18時まで開店しています。
土日祝日は休まず、毎日営業です。
現在は特にご予約をお勧めします。
どうぞお気軽にご連絡ください。
光ファイバーの導入率はかなり高く、
95%以上ではないかと思います。
(具体的な数字は出ていません。)
これは、建物まで光ファイバーが来ているかどうか、という意味です。
ほとんどの場合
光ファイバー導入済の建物は
図面に記載があります。
(田町周辺の物件で図面に記載がなく、ご心配なようでしたら
当店で確認いたします。)
一方で、建物内は、その建物の事情によっていくつかのパターンに分かれます。
でも、この建物内のパターンだけで
ネット回線全体のスピードが決まるわけでは
ありませんのでご注意ください。
ご承知のように、
インターネットのスピードは、
建物の内外だけでなく、
全体の区間の状況であるとか、
その通信会社自体の速さ・遅さに
影響されます。
それでも、建物内の配線が気になる方のために
代表的なパターンをまとめてみます。
(ちょっとだけ専門的になります。)
1)VDSL(ヴイディーエスエル)
(Very high-bit-rate Digital Subscriber Line)
建物じたいには光ファイバーが来ていて、
建物内に配線済みのメタル線(銅線)を利用する形です。
(固定電話用に引いてあるメタル線です。)
VDSLは、メタル線にネット情報を乗せる上での仕様の名前です。
一般には2)以降のパターンよりスピードが遅いとは言われます。
確かにVDSLの仕様の上では最高100MBpsですが、
当店の利用しているネット回線(VDSL)の場合、
常時下り30MBps以上とかなりのスピードが出ており、
当店の場合業務への支障はあまりないですので、
必ずしもVDSLが遅くて支障がある、とは言い切れないと思います。
ネットの速さは、先述の通り、全体的な、様々な環境に影響されると思います。
また、お客様の使い方にもよります。
この周辺の建物では、このVDSLが最も多いと思います。
2)LANケーブル
建物じたいには光ファイバーが来ていて、
建物内は、LAN配線をしているパターンです。
中には、PCをつなげば(PCの設定不要で)安全に
インターネット接続が可能な建物もあります。
比較的新しい物件の、一部にあります。
3)光ファイバー
建物じたいには光ファイバーが来ていて、
建物内も光ファイバー配線をしているパターンです。
建物内のスピードについては最も心配しなくて
済むものです。
(ただ、建物から出るところで混雑したりすると
速度は落ちるかも知れません。
これはどのパターンでも同じです。)
比較的新しい物件の一部にあります。
また、古い物件でも、回線を引くダクトなどに余裕がある場合は
部屋ごとに光ファイバーを引ける場合があります。
(光ファイバーがひけるかどうかの調査は、各通信会社が行ないます。
当店のような不動産店や管理会社ではできません。)
この写真は、固定電話用のメタル線(銅線)が事前に引かれていた建物で、
光ファイバーを増設した例です。
一般にはこのように、メタル線のパネルから光ファイバーを取り出すことが
多いです。
ファイバーの先には「光コンセント」がついています。
デリケートな光ファイバー同士を精密に
繋ぐことのできるソケットです。
ここまでが、建物内配線のメジャー3種類です。
なお、これらの3種類は、一般的には図面上では分からないので、
ご内見時にご確認ください。
室内の回線の接続口を見ると、分かることが多いです。
(分からない場合もあります。)
4)建物内の配線を気にしなくていい、無料Wifiのパターン
お客様が建物内外の配線など気にしないで良くて、
お部屋にWifiが飛んでいるパターンです。
お部屋の配線板にWifiのIDとパスワードが
書いてあったりします(上記の写真の例)。
この場合、Wifiは無料のことが多いです。
(実際は、建物じたいまで光ファイバーで、
そこから先はVDSL、LAN配線、光ファイバーのいずれかの
パターンになっていると思います。)
ただ、この場合だと、無料Wifiが遅いからといって
自分の好きな通信会社のネット回線(nuro光やau光、ソフトバンク光など)を
自分の部屋に直接引けないことがあります。
(事前にWifiまで設置してあるので、
回線の追加を前提にしていない設計になっている、等の理由)
比較的新しい物件の一部にあります。
5)光ファイバー直収
郊外に多い、戸建てや小規模アパートなどで
光ファイバーを直接導入するパターンです。
(ただ、この周辺では戸建自体が多くはありません。)
繰り返しますが、インターネット回線のスピードは
回線の区間全体で決まるので、
必ずしも
3)の「お部屋まで光ファイバー」パターンを利用したときに、
お客様のネット利用状況が絶対に速いとは言い切れません。
ただ、建物内に限れば、一番スピードに心配がないのは、
3)だろう、とは言えます。
お部屋の回線スピードが満足でない、というお客様で、
通信会社から建物内の追加工事ができないという
回答を受けた方の中には、
モバイルWifiルーター(携帯電話のデータ通信利用)に
切り替えた方もいらっしゃいます。
(モバイルルーターですと、自宅でも外出先でも
区別なく利用することができます。)
参考になりましたら幸いです。
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当店は短縮営業中で、朝10時から18時まで開店しています。
土日祝日は休まず、毎日営業です。
現在は特にご予約をお勧めします。
どうぞお気軽にご連絡ください。