Traveling Mood

「北京の休日」より改題しました。
2007年9月~08年02月、北京滞在時の散歩の記録と、その後の雑記など。

1月28日 牛街

2008-01-28 23:31:10 | 北京 宣武区
北京の西南部、回教徒(イスラム教徒)が多く住んでいるという「牛街」へ、バスで出かけました。




「牛街」停留所近くの、「吐鲁番」(トルファン)という名のレストラン。
清真(回教徒用の豚・牛肉を使わない料理)の食堂といえば緑色の看板なのですが、街並みも気のせいか緑色っぽい気が・・。






996年に創られたという、「牛街礼拝寺」へ行ってみたのですが(ほぼ昼12時)、鍵がかかっていて中に入れませんでした。
一応、回教徒でなくても参観可能とのことだったのですが・・昼休みか?
そして、入り口付近にいた子供とおばあさん2人に、お金をせがまれ(あげるべきなのかもしれませんが、中にも入れないのになぜ?あげませんでした)、なんだか気分が盛り下がってきました。




「礼拝寺」近くの「輸入胡同」には、羊肉のお店、食堂などが並んでいます。
楽しい気分ならすごくおもしろい通りです。肉のかけらなども少々ちらばってますが・・。










つきあたりの「教子胡同」。
食堂がたくさん。



馬?・・。




「培育胡同」「法源寺后街」は「拆」だらけ。ちょうど取り壊しが始まったというかんじ。
今さらですが、もっと早く来れば・・・・・・(泣)。




「西砖胡同」。今日も廃墟めぐりです。

私は「古いもの、歴史を大切にしよう」とか言いたいのではなく、この北京の変化を少しだけでも見届けたいなと思っているだけです。
それでも北京は、快適さを求めて街が没個性化し、(私を含めて)内面まで「個」が希薄な日本の様には、ならないとは思いますが・・。
(また、日本と中国どっちがいい、とか比べている訳でももちろんありません)

1月28日 宣武門駅周辺

2008-01-28 23:12:28 | 北京 宣武区
宣武門駅近くの「崇光」(そごうです)中のフードコートにてお昼。
ここのフードコートは本当に大きいです。



草食の私にしてはめずらしく、ダックとBBQチャーシューのせご飯、エッグタルト、カフェラテ、計34元也。
意外にチャーシューが油っぽくなくて(カロリーはすごいと思いますが)、お気に入り。日本のラーメンに入ってるものとは全く別物、濃い目の味付けで、八角が効いていて固め、香港でも食べなかったのに・・。何でも食べてみるもんですね。



カフェラテは「happy lemon」というチェーン店にて(「仙踪林」系列らしい)。微妙にお値段抑え目です。
温かい飲み物にはマフラーを巻いてるカップ使用、カワイイ!
(冷たいもの用カップは、ほんとに巻いてません。)
見かけたらぜひ、お試しを(笑)。



そごう裏の自転車置き場。いきなり世界が変わるからすごい。



壁にぶつけてテニスをする子供達。近くに警備員らしき人もいました。
北京はやっぱりおおらかだなあと思う瞬間。


元気が出てきたので、もう少し散歩することに。
「宣武門外大街」の西側に入ってみました。





「拆」(とりこわし)だらけの胡同とは全く違う(お屋敷街ともまた違う)、目にたくさんの色が飛び込んでくる、生活が感じられる通り。



これを引いて毎朝どこかで「煎饼」を焼いているんでしょうか。
「煎饼」とはクレープの様な薄い生地に、揚げパン(のようなもの)をはさんだものです。
「煎饼」ってこんな食べ物 写真はこちら 記事の後半に出てきます
写真には写ってないですがその、揚げパンが少し残ってました。






「储库营胡同」から続く、「三庙街」は「拆」でした。
昨年実はこの「三庙街」、通ったことがあり、リヤカーでやってきた果物屋や、小さな商店が並び、とてもよい感じだったので、どうなったかなあ~と来てみたのですが、やっぱり・・。










「上斜街」を通って、宣武門駅方面に戻りました。
学校がいくつかあるせいか、壁画(?)が目立ちます。






宣武門駅前のカトリック教会「南堂」(宣武門天主堂)。
中国風の庭にマリア様像。