祖父は精神分析医のジークムント・フロイト、兄弟のクレメント・フロイドは政治家。
彼はドイツのベルリンで生まれたが、1933年に家族と共にイギリスに移住し、1939年にはイギリスの市民権を得ている。セントラル・スクール・オブ・アートなどで絵画を学び、1944年に初めての個展を開いた。
彼の初期の作品はシューレアリズムを連想させ、人々や植物が風変わりな仕方で隣り合っており、絵具の塗厚(トコウ)は比較的薄いものであった。しかし1950年代からはポートレイト、特に厚い塗りでヌードを描くようになった。彼の色使いは控えめである。
フロイドのポートレイトは、ただ床かベッドに座っているか寝そべっている人物を描いたものである。登場人物はしばしば彼の身近な人々…家族・友達・仲間の画家・恋人・子供が多い。フランク・アウアバーク、フランシス・ベーコン、デイヴィッド・ホックニーもモデルになっている。
2005年には、彼の描いたケイト・モスのヌード肖像画が390万ポンド(約7億7千万)で落札されて話題になった。
さらに2008年5月、別のヌード肖像画が3360万ドル(約35億3千万円)で落札され、存命中している画家の絵画作品の販売価格として世界記録となった。
今回の記事は『会員:くろみつきなこ』がお送りさせていただきます♪よろしくお願いします。
今年5月の後半。オランダに行ってきました。
滞在はアムステルダムセントラル駅のすぐ目の前のホテル。
とても便利で電車に乗るのもトラムに乗るのも運河のクルージングも徒歩2~3分で手続きできます。
春の終わり~初夏あたりから陽も長くなってきて、夜まで割と安全に歩き回れる感じでした。
ライデンという小さな街にお友達が住んでいたので訪ねて行ったり、ミッフィちゃんの生みの親・ブルーナさんが住んでいるユトレヒトの『ディック・ブルーナハウス』に行ったり・・・滞在中は電車に乗ってあちこち走りまわりました
どこの街へ行っても、張り巡る運河やかわいらしい建物やお花がたくさんで素敵でした
私の旅の目的は、たいていがグルメと雑貨屋さんめぐりなのですが今回は珍しく(!?)美術館めぐりも楽しみの一つでした
ここにはレンブラント「夜警」、フェルメール「手紙」、
「台所女中(牛乳を注ぐ女)」と、注目の大作を見ることが出来ました。
他にはフランス・ハルス、ヤン・ステーンなどの作品も揃っています。
国立ミュージアムが午前9時からの開館で、ゴッホが10時。
アサイチで国立ミュージアムに行ってその足でゴッホというパターンは誰もが同じことを考えていたようで(そういうツアーがあるのかな?)、ゴッホに行ったときはかなりの長蛇の列が受付にできていました
たくさんの作品が揃っていて圧巻です。実際に間近で見てみると、絵の具の厚塗り具合や筆の走らせ方なんかも感じることが出来、じっくり鑑賞することができました
アムステルダムから電車で50分。デン・ハーグに行きました。
ここにはフェルメール「真珠の耳飾りの少女」「デルフトの眺望」、レンブラント「テュルプ博士の解剖学講義」。
他、ルーベンスやヤン・ステーン、ファン・アイクなどなど。
「真珠の耳飾り~」はさすがに人気で(絵が小さいのもあって?)常に人が集まって覗き込んでいる感じでした
そして、マウリッツから歩いて数分。
だまし絵なんかでも有名ですよね。
こちらでは館内写真撮影OK(フラッシュNG)だったのでちゃっかりと写してきました♪
あんまりじっくりと見ていると目が回りそうなものばかりなんですが素晴らしく計算されつくした作品はとても興味深いものばかりでした
いろいろと駆け足でご紹介しちゃいましたーー
ありがとうございました~