デッサンが楽しい♪ ~紙と木炭と時々色で遊ぶ ~ 神戸

描く技術より、目を鍛え本質を見極めたい
デッサンの会で描いたデッサン、カリキュラムの他
展覧会やお店をボチボチ紹介

2011/2◇今月のデッサン・群像②

2011-02-27 | 今月のデッサン・課題

4回続く群像の2回目です。

1回目は女性、靴を試し履きするポーズでした。

今回は店員役の男性、靴の履き心地を膝を立て、かしずいて見ている、

とういう感じです。

「おひけぇなすって」のポーズです、(^▽^)\('_')コラコラ

2人を同じ画面に構成するのが目標ですが、

一人ずつをそれぞれ1枚にデッサンしてもOKです。

進め方は描いている方の自由です。

群像は苦手です、見えるものを描くだけじゃなく構図を考えないといけません。

2人をひとつの画面に入れて床がちゃんと繋がって見えるようになればいいようです。

でも、これが難しい。

人物を前後に配置する場合など、それぞれの人物の大きさも考えないと

巨人になったり、小人になったりとおかしな事になってしまいそうです。

今回もひと回りしながら5~10分ぐらいで何枚か描きました。

一部をUPします、使えそうなクロッキーを後でパソコンで合成してみようと思います。

Pa0_0188 Pa0_0190

Pa0_0191 Pa0_0189

こんな感じです。

違和感の無いように画面に入れてみます。


絵具について

2011-02-22 | 画材の話

最近読んだ本の紹介です。

書籍紹介の一覧にも入れました、ホルベイン工業、技術部編集の

「絵具の事典」

何度か絵具の退色について実験中という記事を書いていますが

この本には、油絵具、アクリル絵具、水彩絵具、パステル、カラーインク

絵具ごとに耐光性について書かれています。

それだけではなく、歴史や定義、組成など、

絵具を自作する際に参考になる話も書かれています。

私は、さすがに絵具の自作までは考えていませんが・・・(^_^;)

それぞれの絵具の歴史や色の由来などは面白い、

例えば、私の好きな「ウルトラマリンブルー」の名前の由来、

ウルトラマリン=「海を越えて」という意味で

合成顔料のできるまでラピスラズリが使われていて、

良質のラピスラズリが採れるアフガニスタンから黒海を経て

イタリアに運ばれた事からその名前がついたそうです。

ロマンだわ~~

他にもカドミウム系の絵具は堅牢ですが、有毒なので、布や紙で拭い

筆は容器の中で洗い、その水もそのまま流さないように布などに染込ませて

捨てるようにと注意書きがあります。

私、認識が甘かったです、反省しました<(_ _)>

それぞれの組成による特徴もちょっとご紹介します。

アイボリブラックは元々は象牙を焼いたもの、今は家畜の骨を焼いた物、

その主成分のリン酸カルシウムを栄養源としてカビが発生しやすいそうです。

それは水彩でも油絵具でも同様です。

あと、絵具によって厚塗りが適しているとか薄塗りにすると本来の色が出るとか

その様なことがたくさん載っています。

とても面白いです♪(^_^)v


2011/2◇今月のデッサン・群像

2011-02-15 | 今月のデッサン・課題

今月と来月、コスチュームのデッサンです。

その一回目、「靴屋さんで試着している女性と店員の男性」のイメージだそうです。

男女のモデルさんが交互に2回ずつ来られます。

それぞれのポーズを画面上で組み合わせ群像として描きます。

いつものように20分×4回の固定ポーズです。

画面に手が擦れても汚れないように茶色のダーマトグラフで描いています。

芯に紙を蒔きつけてあるタイプなので先が太く、細かな所は描けませんが

クロッキーのようにざっくりと早く描くのには向いていると思います。

描いている途中で芯がなくなっても

蒔いてある紙をクルクルと取ればいいので削る手間も要りません。

さて、

どのように組み合わせるか決められないので、私はクロッキーを角度を変えて描きました。

次回に男性のモデルさんが来られたらどのように構成するか考えます。

クロッキー帳ではなく、木炭紙に描いておられる方もいらっしゃるので描き方は

やり易いようにそれぞれで考えて進めています。

ぁぁ~苦手なクロッキー・・・(;´・`)

どんなポーズか言葉ではわからないのでお見せします・・・(-_-;)

Pa0_0184 Pa0_0185

Pa0_0183 Pa0_0182

他にも描いたのですが、上手くいかなくて途中でやめたものなのでUPしていません。

上(頭部)から下(足元)へ描いていくと線が硬くなります。(左を向いているデッサン)

上から下へは手に力が入り易く、真っ直ぐ動くせいでしょうか、

それに比べゆっくりとしか動かせないまま

下(足)から上へ描いていくと柔らかい線が描けるように思います。

(後姿と右を向いているデッサン)

男性のポーズにもよりますが、後姿が一番描き易かったので、

この角度のポーズで画面構成して描いてみようかと思っています。

正面辺りは混み合っていますが、この角度は空いていましたし。

クロッキーも苦手ですが、群像も苦手です。

前回の男女の群像、その前のバレリーナを群像にするテーマの時も

かなり不完全なまま終わってしまいました(-_-;)

完成するしないは別として、自分なりの「ねらい」を見つけて

いいデッサンの時間にしたいですね。

***

以前ご紹介したベルクレール会で指導されている安田先生の教室、

ペン画を描いてみたくて、一度参加したかったのですが、好評の展覧会以降

満員電車のような混雑で、とても入るスペースがなさそうなので

しばらく空くのを待っていようと思います。

そのうち、そのうち。


安田祐治展

2011-02-11 | 作品紹介・展覧会情報

●安田祐治展

2011年4月30日(土)~6月5日(日)

AM10時~PM4時 休館:月曜・5月3日~5日

尼信博物館(尼信会館)1階 展示室

尼崎市東桜木町3番地 06-6413-1121

***

昨年、原田の森美術館1階で展覧会をしたベルクレール会の先生です。

今は女性の後姿のヌードをよく描いておられるそうです。

その後姿はちょっとメタボです。

案内葉書にはペン画も載っています。

ブルーがきれいです。


2011年 ラ・イン展

2011-02-11 | 作品紹介・展覧会情報

●ラ・イン展

2011年2月8日(火)~13日(日)

AM10時~PM6時(※最終日はPM4時まで)

兵庫県民アート・ギャラリー(県民会館2階)

神戸市中央区下山手通4 078-321-2131

***

9日、デッサン講座の帰りに行ってきました。

公募展らしく100号前後の大きな作品がたくさん並んでいました。

デッサンの会に時々参加されていたT橋さんが受付にいらしたので

一緒に行った会の方々とご挨拶と近況をお聞きしました。

しばらくお忙しそうです、そんな中でも公募展の為に大作を描かれるのですから

スゴイです。

ラ・イン展は新具象絵画を追求し、斬新な作品を目指しているそうです。

あまりに写実的な絵は見ていても緊張しますが

その様な作品は無く、難解な抽象絵画もありません、

こちらの展覧会は親しみやすいです。


ギャラリー島田コレクション・オークション

2011-02-03 | 作品紹介・展覧会情報

うっかりしました。

岡田先生の絵がギャラリー島田のメイン・オークションに出ていたのに忘れていました。

メインオークションの会期は昨日まででした(-_-;)

過ぎていますが→こちら

でも、サブオークションは2月5日(土)から

チャリティーオークションは2月12日(土)からです。


待井健一絵画展

2011-02-03 | 作品紹介・展覧会情報

昨年、大丸神戸店で拝見いたしました。

今回は京都での絵画展です、案内葉書を頂戴しました。

●待井健一絵画展

2月16日(水)~22日(火)※17日(木)は午後6時30分まで・最終日は午後5時まで

大丸京都店6階アートサロン

作家来場◇16日・19日・20日・21日各日午後2時~7時

サイン会◇作品をお買い上げの方のみ

アクリル絵具による新作約30点

幻想的な異次元の世界をどうぞお楽しみ下さい。


2011兵庫県民会館 文化教室総合展

2011-02-03 | 作品紹介・展覧会情報

いつも熱心なE川さんからご案内を頂きました。

水彩画を出品されているそうです。

会期が短いですがお時間があればどうぞご高覧ください。

●2011兵庫県民会館 文化教室総合展

2011年2月4日(金)~6日(日)10時~17時(最終日は16時まで)

兵庫県民アートギャラリー(兵庫県民会館内)

問い合わせ:兵庫県民会館(078)321-2131

日本画・洋画・水彩画・水墨画・仏画・書

和紙ちぎり絵・いけばな・折り紙・篆刻・木目込人形

県民会館で開講している文化教室受講生の修習成果を展示。