デッサンが楽しい♪ ~紙と木炭と時々色で遊ぶ ~ 神戸

描く技術より、目を鍛え本質を見極めたい
デッサンの会で描いたデッサン、カリキュラムの他
展覧会やお店をボチボチ紹介

2013/3☆今月のデッサン・コスチュームの男性(3)

2013-03-31 | 今月のデッサン・課題

後期のデッサン最後日です。

前回に引き続き、コスチューム男性の立ちポーズ、いつものように固定20分×4回です。

大体の形は取れているので、モデルさんを見ながらひたすら描き込むだけです。

身体の流れを見ながら、明暗も見ながら。

修正は奥の足が大きいように思ったのでつま先を少し削ったぐらいでしょうか。

2月からの固定ポーズでいつもより時間があります。

できれば、背景も描いて密度のあるデッサンにしたいところです。

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今回も最初の20分は短く折った木炭を寝かして描いています。

ポーズの流れに沿って木炭を置いていく感じです。

描きすぎた部分は手のひらで大きく消しながら、背景の部分まで広げてしまいました。

輪郭を背景に馴染ませる感じ。

細かい描写はもう少しモデルさんが見えてきてから。

手を置いている台は、スツールに木箱を載せた物です、

そのまま描いても綺麗じゃないし、重要でもないですが

手を置いている場所と、スツールの脚の位置が必要なので

今回は背の高い箱として描いています。

1回目の時に「ダイナミックなデッサン」という課題を頂きました。

それを考えながらの進行でした、それを掴むにはまだまだのようです。

***

次回はモデルさんが二人来ます、群像を全4回で描きます。

途中、4月24日は作品展の為の合評会があります、展示する作品を選びますので

これと思ったデッサンを何枚かお持ちください。

***

4月から新年度が始まります、会費を集めますのでご持参ください。

前期分23000円です。


2013/3☆今月のデッサン・コスチュームの男性(2)

2013-03-15 | 今月のデッサン・課題

前回に続き、普段着の立ちポーズの男性を描きます。

いつもより時間があるので、じっくり見て、ゆっくり描き進められます。

久し振りの立ちポーズです。

先生曰く「実は、この普通に立っているポーズが意外と難しい、

デッサンに慣れている皆さん、久し振りの立ちポーズが下手になっておられますよ~」

あらま・・・(^_^;A

デッサンの本にも、石膏の後に人物デッサンの描き方が載っていますが、立ちポーズです。

座りポーズは塊として捉え易いので、形が取り易く、フォルムの狂いに気付き易いのですね。

人物がキチンと描かれているのはもちろんですが、

しっかりと地面があるか、周りの空気が感じられるか

デッサンで気を付ける所は毎回同じですが、立ちポーズが何故か難しい、不思議です(・・?

このポーズ、重心はどちらの脚にあるのか何人かと話題になりました、

見る角度によって違って見えます。

先生に尋ねると手を着いているので、微妙ですが

前に踏み出している脚・後ろの脚・手の順のようです。

改めて、一方向からでなく、モデルさんをぐるりと一周してみました。

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前回に比べ、グッと描き進んでいます、手を着いている木の箱はどうしましょうかね・・・

課題の「ダイナミック」についてはイマイチわからないまま・・・

細部に拘らないデッサンをしてみようと太めの木炭を2cm程に折り、寝かして描いています。

今の所はこの進め方が良いようです。

先生の受け持っている別の教室では、木炭を寝かしたまま描く、というのをしているそうです。

当然、細部は描けません、ちょっと変わったデッサンになりそうです。

細部が描けないのでストレス溜まりそうですが・・・( ̄  ̄;)

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先生に「雑」と「ダイナミック」の違いについて聞いてみました。

同じようなモノかも知れないけど、「良い雑」があるのではないかという事でした。

何となく納得。

繊細で緻密な描写とダイナミックないい粗さ、両方併せ持つ事がいいそうです。

相反するその間を行ったり来たりしながら描き進める

今までと違う世界が広がるんでしょうか、無理せず、できる範囲で挑戦してみます。

***

只今、6月のデッサンの会作品展の準備中です。案内ハガキのレイアウトができました。

皆さんの名前を入れています、文字の間違いが無いか確認中、

本日お休みだった方は次回に確認します。


第51回 関西一陽展

2013-03-10 | 作品紹介・展覧会情報

●第51回 関西一陽展

2013年3月12日(火)~17日(日)

午後9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

大阪市立美術館・地下展覧会室

会場 : 第1室 、第2室

部門 : 洋画、彫刻 

料金 : 大人500円、高大生300円、中学生以下無料

*障害者手帳をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)

詳しい内容は美術館のホームページをご覧下さい。


2013/2☆今月のデッサン・コスチュームの男性

2013-03-02 | 今月のデッサン・課題

今回から3月まで、3回に渡って着衣の男性を描きます。

最初の20分×2回はクロッキー、20分間で4ポーズ描きます。

つまり、5分×4ポーズ、休憩を挟んで、また5分×4ポーズです。

短時間のクロッキーでは変わったポーズを取ってくれるので

クロッキー苦手な私でも描いていて楽しかったです。

(クロッキーの画像は時間があれば追加でUPします。)

次回以降も続きで描く固定ポーズは、クロッキーのポーズの中から多数決ではなく、

今回は、いいポーズを先生が選びました。

普通に立っていますが、片手を台に置いて、少し身体を傾けている、

女性のモデルさんでは出せないムードがあるのでという事でした。

骨格が女性とは違い厚みもあるので、立ちポーズでもボリューム感があります。

Tシャツにジーンズの普通の服装です、裾を折り上げているので足首が見えてわかり易い。

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まだ時間があるので、急がず描きましょうという事ですが、

私の感覚では2回のポーズでココまでだと遅いように思います。

背景まで行けない・・・

単純なポーズですがそこが難しい・・・らしい。まだそこまで描いていません。

先生から直線が多くて硬いので、ダイナミックに、曲線も使って描いてみましょうか

と言われました。

今まで色々アドバイス頂きましたが、どうしたらいいのか分からないのは初めてです(^_^;A

大体のアドバイスはピンと来るのですが、「ダイナミック」ってどうしたらいいのでしょう?

ダイナミック→躍動感のある線でデッサンするという事でしょうが、

「ダイナミック」と「雑」は紙一重の様な気がします。

自分に欠けている部分なのでしょう、動的なデッサン・・・

更にステップアップする為の難しい課題を頂いた気がしました。

このポーズは3月も続きます。

***

●6月8日~13日、トアギャラリーで第1回デッサンの会作品展をします、

少しずつ準備を進めています。