デッサンが楽しい♪ ~紙と木炭と時々色で遊ぶ ~ 神戸

描く技術より、目を鍛え本質を見極めたい
デッサンの会で描いたデッサン、カリキュラムの他
展覧会やお店をボチボチ紹介

ホルベインのワークショップ(1)油絵具

2010-08-29 | 画材の話

しばらく前、画材でお馴染みのホルベイン主催のワークショップに参加してきました。

ホルベインって大阪市内にあるんですね~

知りませんでした。谷町9丁目からすぐの所でした。

2時間で4つのコースを回ります、新しい画材を体験してきました。

ご紹介します。

●来月発売の油絵具ヴェルネを体験

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グリザイユ(あ~以前そんな講座やりましたね~)をやってみましょうと言う事で、

これはモナリザの手の部分です。

キャンバスボードに白黒で印刷されているものに

イエローオーカーとバーントシェンナ(だったと思う)で着彩

油絵具は久し振りだし、グレーズ技法はやった事ないし

なんだ?なんだ?と思っているうちに時間がなくなってしまいました。

新発売の絵具と比べる為に普通の絵具もありました。

あぁ~~~なるほど~

素人の私にも絵の具の透明感と伸び具合の良さがわかります。

もっと高品位の絵の具があるそうですが、

素材による絵の具の硬さに違いがあり、使いこなすのが大変らしい。

今回の絵の具は、東京芸大と共同で、使い易さも兼ね備えた

油絵具の開発を目指したそうな。

今までの絵の具と最高品位の絵の具の中間辺りの絵の具だそうです。

それにしてもモチーフに名画モナリザを持ってくる辺り、

素人にも楽しく、とっつき易いように、よく考えられているな~と感心しました(^_^)v


絵の具の退色について①

2010-07-12 | 画材の話

5月、岡田先生の個展に伺った際に聞いたアクリル絵の具の退色について、

ずっと気になっていた。

以前日記に書いた黄色が退色しやすいというお話です。

その話は→こちら

別のWeb日記にそんな話を書いたところ、

黄色はかなり堅牢で退色し難いのではないか?というコメントを頂き、

ついでに「退色実験をするのもいい」という話もお聞きした。

これはやってみるしかありません。

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上が透明水彩絵の具、ウィンザー&ニュートン社のもの

紙はよく使っていたウォーターフォード

下がアクリル絵の具

主に使っているホルベイン(アクリラとガッシュ)の他に

カラーチャート作成のために買ったGOLDENとリキテックス

ワトソン紙にジェッソを1回軽く塗ってから絵の具を置いています。

これの4分の3ほどをアルミホイルで覆いました↓

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黒い画用紙の方が反射が無いので良いのかも知れませんが、

手元に無かったのでアルミホイルで代用。

7月7日から、このまま南向きのサッシの窓にぶら下げています。

で、半年ほどおけばいいようですが

取り敢えず3ヶ月後にちらっと外して見てみようと思います。

その色あせ具合を見てその後どうするか決めようと思います。

ホルベインのHPを見れば参考になる話が載っているかも知れませんね。

読んでみましょう。

***  ***

まるで小学生の夏休みの宿題のようです・・・(^_^;)


黄色は退色しやすい?

2010-05-23 | 画材の話
今月初め、岡田先生の個展でお会いした先生のお友達の話で
「アクリルの黄色が退色しやすい」とおっしゃっていたを思い出して
初めてホルベインのHPを見てみた。

http://www.holbein-works.co.jp/index.php

これがね~、とっても面白い♪

お~野外スケッチ会やワークショップの案内もある!)^o^(
絵の具ができる工程も動画でみられるし、
水性の油絵の具の使い方も動画があるし、
カラーチャートから色んな絵の具の耐光性もわかります。

で、黄色のアクリル絵の具は退色しやすいのか?

カラーチャートを見てみたら、かなり堅牢な色のようで
屋外も大丈夫っぽい。
カドミウムイエローも退色するとおっしゃっていた
あの方はどこのアクリル絵の具を使っているのかな?
メーカーによって顔料に違いがあるのかな?
 
ナゾが深まりましたが、
お蔭様で面白いHPに出会えました。 
絵の具メーカーですから絵の具の話が満載、当然ですね。
 
油絵の具の「白」についても書かれています。
昨年2月のカリキュラムに材料と支持体の講座がありましたが
その中で絵の具の話が出たと思います。
白色絵の具の顔料の違いとその特性についてなど。
このHPの説明を読むとよく分かります。
 
まだ、一部しか読んでいません、
折を見て続きを読みたいと思います。