4回で描く群像の最終回です。
1回目の女性、2回目の男性を色んな角度からクロッキーし、
それをどう構成するか考えて、
3回目、女性を木炭紙に描いたのでした。
最終回は女性の横に男性を描いて群像デッサンの仕上げです。
女性像をクロッキーで描いた位置よりさらに背中が見えるところへ変えたせいもあり
男性モデルさんのポーズを見ていると前回に薄っすらと描いた構成に違和感、
女性モデルさんと向かい合いすぎているのが気になる。
このまま描き進めると床面が繋がらないような気もしたので
少し正面に近い所まで移動して描く事にしました。
描き難かった男性の向かって右側の足、丁度、女性のふくらはぎで隠れています。
むふふ
床面は繋がっているように見えます。
OKです。
今回とても苦労したのは、男性像の陰影と面長な顔
女性モデルさんの時と真反対の位置から男性を描いています。
という事は、光源の向きが逆、陰影が逆になるという事です。
女性の時は左に光源があり左肩や左足に光が当って影が右側に出来ます。
男性の時は実際の光源は右にあり、人物の左側に影が出来ていました。
そのまま描いては画面上に矛盾が生じます。
無理やり光源を左側に持ってきて陰影を逆に描いたわけです。
頭が混乱します、実際に見えるものとは違うように描くわけですから。
DSの脳トレゲームに似たのがありましたねー、
「赤い色」で表示された「青」の文字ちゃんと「アオ」って読むっていうヤツ
普段のデッサンとは違う脳を使った気がします。
もう1つ、面長な顔
これは私が苦手なだけですが、どうも細面というのがダメらしい。
丸顔にしまうクセがあるようで、普段は何とかなるのですが
今回は眼鏡をかけていますからバランスがおかしい事がバレてしまいます。
先生から「この辺りで」と補助線を入れられ、それに沿って描いて
何とかそれらしく違和感も無く仕上がりました。
ふぅ~~(^_^;A
群像は普段のデッサンとは違う別の力が要りますね。