蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

卒業歌

2023-03-11 00:06:00 | 日記












       二年後は 我が為に泣く 卒業歌



   制服の 子らのお喋り 蝶の昼



今年から卒業式は、一年生二年生も、列席するようになった。  
コロナ以前が、学校行事にも戻りつつあるのだろう。

小学校の卒業式は、卒業生だけだった孫娘。
小四の三月から、突然二ヶ月越えの休校となった、この子たちは、当然、先輩の卒業式に出席するのは初めての事。

初めての、先輩たちの卒業式は驚きと感動でいっぱいだったよう。

「泣いちゃった。隣の男子が泣いて、もらい泣きして、また隣と後ろの子が泣いて。
卒業生が歌う(森山直太朗の)桜。にもう涙止まらなくてさ。」

お昼で下校のこの子を、迎えに行き、後は、以前の小学校からの仲良しさんと、小学校の先生に会いに行き、帰ってくれば、ばあばの家でずっとお喋りの、子たち。
制服は着替えないまま。(笑)


















       姑の不調 知らせる電話 春の雷



   目薬さす いつからか 春は鬼門





夕方、義母の施設から電話が入った。
正確には、数十分経って気づき、かけなおしたのだが。
夕飯を食べようとした矢先の事。

夜勤の介護士さんのようで、初めて聞く声。
義母の容体が悪いと、昼食の様子からを話してくれる。
あまり、食事もすすまず、夕飯の時吐いてしまった。
その際、吸引したと言う。
詰まらせたのだろうか。
急遽、かかりつけの看護師を呼び、聴診器をあてると、肺の雑音があり、37度5分の熱がある。
38度に上がったら、主治医を呼びますので。
と電話を切った。

夫は、早くも最悪事態を想定して、いろいろ考えているよう。

三月四月は、高齢者はきっと鬼門なのだと思う。
長く寒い冬を乗り越え、ふっと力が抜けるのだろうか。

母や伯母の事が蘇る三月、そして四月。桜の美しい頃…。

長男の嫁は、まだ体調が万全ではない。
心の準備も出来ていない。

お義母さん、もう少し頑張って下さい。
というのは、自分勝手過ぎるのかな。

(写真は、2枚とも、昨年三月に撮ったもの。)




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