薩摩芋郎 STORY

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SHOCHU IS MY LIFE

西郷どん補足2

2018-12-17 | Weblog
いやはや、泣いた。嗚咽に近い啼きだった。
昨日の西郷どん最終回のことである。
ほんなこっよかドラマでごわした。

さて、西郷どんの最期に関しては、「通説と違う」と思われた方々も多いとは
存じますが、西郷どんの城山における最期は、生き残り薩軍への取り調べ・証言
(西南の役薩軍口供書、従軍日記)、官軍(勝てば官軍、負ければ賊軍)による
従軍日記や南洲翁遺訓などを元に(こうだったのではないか)したもので「誰も
西郷どんの最期の声を聞いていない」(諸説あり)ため歴史学者や一部の小説家
が脚色している部分も多く有り、それがいつの間にか定説(史実)になってしま
った感も否めない。実際「弾に当たっているが、四方八方からの銃弾が飛びまく
っているので官軍の銃弾なのか薩軍によるものかはっきりしてない」説、「官軍
に西郷どんが射たれ捕われる前に、先に西郷さんを射って身体を隠そう」説など
?な異説すらあるんです。なので、昨日の西郷どんの最期は通説である「自刃し
てからの介錯」説にせず、あのような最期に?なの?と拙者は思った。(自刃で
はなく銃弾に倒れてから晋どんが首を介錯説)史実で正しいのは、佐賀の乱後の
「江藤新平」公のように晒し首になるのを恐れ避けるため西郷どんの頭部を隠し
たこと(隠し場所も異説あり)後に官軍に発見され、身体との検証が行われた。
ことは事実。

通説は仮説や脚色でできていることも多々あるということを頭の片隅に思いながら
大河ドラマなどは楽しむ方がいいと、拙者は思っているだけで、その思いを他人様
にとやかく言う気、熱く語る気はさらさらない。

とにもかくにも、今宵も西郷どんを偲んで涙酒を呑むとしよう。
そうしよう。