こちらも古い瓦を見本に復元させて頂いた瓦です。
松川菱(まつかわびし)。
松の樹皮の割れに似るところからこう呼ばれているようです。
大小の菱形を連続させた紋様の事を昔からこう呼んでいます。
既製品でもありますが、今回は既製品とは寸法が異なるため、
一つずつ手作りで復元する事になりました。
ある程度の数量が必要なので、原型を作り石膏で型をとって
型押ししていきます。
型押しと言っても、機械ではなく手作業なので数量もそんなには出来ませんが…。
出来上がりがこちら!
このように上下に組み合わせて、棟に埋め込まれる瓦です。
今回は、これを数十個つくりました。
実際に施工されたところを見ないと、一般の方にはイメージが沸きづらいですよね
こちらのページで何となくイメージして下さい